行ってきました (16)
2004年10月中旬 正午ごろ   晴 、弱風
高麗川 日高市 久保下橋付近

秋になって台風や秋雨前線の影響で雨の日が多くて、なかなかオイカワ釣りに行けませんでした。先日の台風では大増水でしたが、今日もまだ平水には戻っていませんでした。橋脚には流されてきた枯れ草が引っかかり、少し早いですが冬に備えて防寒対策をしているようにも見えました(^^;。ひどい汚れですね。
反対に、川底の石は洗われて綺麗になっていました。
そして、川の流れは変わっていました。
橋の上流は川幅の3/4が極端に浅くなり、対岸の際だけが深くなっていました。
平水になると、浅いところは河原になってしまいそうです。
その深くなりはじめるところにフライを流すと1投目からオイカワがヒットしました。かわいいサイズ(約7cm)ですが、前回の7月はカワムツばかりでしたのでオイカワが出てくれてホッとしました。
小型が多い中にも時々手応えのあるサイズが出てくれました。(12cm弱)

オイカワは綺麗な魚ですね。
流れの中(と言っても弱い流れですが)からはオイカワが良い反応を示しました。これならこれからの季節に楽しめそうです。

カワムツは橋脚の脇の緩い流れから出ました。オイカワとは棲み分けているようです。
(尾ビレが大きい!。実はケースの中で泳ぎ続けていたから)
橋の下流のタルミに夏の主が静かに横たわっていました。
増水で力つきたのでしょうか?。
これからの季節の主役はオイカワにバトンタッチですね。
<久々のレスキュー>
そろそろ納竿しようと思っていたところに、後ろから声を掛ける男性がいました。車がスタックしていしまったので助けてもらえないかと言うのです。工事車両と間違われる車(笑。荒川支流でのこと)の脇で釣りをしていたので助けを求めにきたようです。

100mほど河原を下ると、河原が徐々に狭くなり幅が3m位になった所に車のお尻が見えました。トランクには大きな赤い「R」のエンブレムが!。これってスポーツタイプだけど4WDじゃぁなかったっけ?。サーキットでは強かったけどね。

様子を見ると4輪とも深く掘れて、後輪には細い木の枝が敷かれていました。脱出に苦労していたのが分かります。(確認しませんでしたが、たぶん腹が着いてる状態)

早速、牽引ロープで後部バンパーの下にある金具につなぎ、男性の連れの女性がハンドルを握り、男性はボンネットを押すことになりました。ギヤを4Hロックにして引き始めると、少し動き始めたけど止まってしまいました。すると男性が女性に向かって「どうしてハンドルを切るんだ!」と怒っていました。前輪を曲げたので抵抗が大きくなったのが原因でした。穴から脱出するまではとりあえず真っ直ぐ動かさないとダメなんですよね。
ハンドルを真っ直ぐに戻して再挑戦したら無事に脱出できました。

増水で河原が水に浸かり、普段より柔らかくなっていたのでスタックしたのだと思います。みなさんも増水後の河原にはご注意下さい。
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