行ってきました (31)
2005年11月中旬 正午前後   晴れ 、弱風
入間川 入間市 上橋上流

河川敷の駐車ポイントに着くと、正面にサギが見えました。支度をして川に向かうと「俺が先客だ!」とでも言っているのか、鳴きながら飛んでいきました。食事の邪魔をしてすまなかった。
今日は石が見えるくらいに減水してました。瀬から始めましたが水深が10〜20cm程度で、魚の反応はありません。もう少し水深のあるところにしようと上流へ向かいました。
徐々に深くなってきましたがドライフライは静かに流れるだけで、川底に光る魚も見えません。
1尾のオイカワも確認できずに小堰堤の上まで来ました。ここは流れが左右に分かれていて、左岸側のプールでライズが出ていました。探し歩いてきた甲斐がありました。中洲に渡って下流側から攻めてみました。
ライズは単発で広い範囲に出ていました。狙いどころが絞れないこともありましたが、なかなかフライに出ません。そのうちに近くのライズは消えてライズする筋が見えてきました。その筋にドライフライを流すとようやくヒット。ロッドを見ると青い空にトップが小刻みに揺れています。手元に来たのは綺麗なオイカワでした。

ライズの筋がつかめてからは、フライへの反応が渋いなりにもしばらく楽しめました。
フライにライズしても空振りすることがありました。止水に近い流れなので極小さいサイズが混ざっていたのかも?。

ここでヒットした最小サイズはこれ(右)。上のが最大に近いものなので、可愛いやつばかりです ^^;;;
反対の流れでもライズが出ていました。こちらの方が流れは少し速く、流量も多かったです。でも、ライズポイントが散らばっているのは同じでした。

ここでもフライへの反応は今一つでしたが、粘って何尾かヒットさせることができました。

オイカワの縦縞模様は、1尾1尾個性があっていいですね。
今日はハラボジ(注1)が「ちょっと見てていいですか?」と、後ろで見学してました。川を下見に来たエサ釣りの人でしたが、たまにしかヒットしないにもかかわらず最後まで居てくれました。
河原に座って見ていたのですが、立ち上がったらよろけて後ろにひっくりかえったので慌てましたよ。でも「大丈夫、足がしびれてしまって」と言って、怪我もなくて安心しました。他人の釣りを見るのにも集中していたんでしょうか?。私よりも釣りが好きなんだなーと感じましたね。私は釣り好きなんですが、ハラボジには負けたかも(笑)
あのハラボジ、後日出直して釣れたかな〜。

(注:ハラボジ=おじいさん。韓国語)
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