行ってきました (59)
2007年11月中旬 正午前後   晴れ 、弱風
高麗川 日高市 久保下橋上流
「後味が微妙」

(今回は前文から)
車から降りると異様な臭いが漂っていました。橋の下流の河原では、お年寄り4人が何かを洗っているようです。支度をして川に近づくとその臭いはきつくなっていきました。川岸には黄色い飴玉のようなものが大きなネットにぎっしり入っていす。臭いの主が解りましたよ、ギンナンです。川の中にはすごい量の黄色い果肉が・・・。
その横を通り過ぎて橋の上流へ入りました。風向きによってはギンナンの臭いが。。。。
今日は釣れなかったら最悪の日になりそう。
(ここからが本文ということで)

橋のすぐ上に小さなライズが出ていたのでそこから始めると、すぐにきたのがこのオイカワ。

ま、小さいけどカワムツよりましか、とプラス思考でいきました。
ドライフライにアタックが多かったのはこんなポイント。

うまく撮れませんでしたが、下流を見ています。左手前が瀬で、その波が消えるあたりでバシャ、バシャとアタックしてきました。ヒット率はかなり低かったです。
チビと遊んでばかりしていられないので上流へ移動しました。ここは浅くてゆったりした流れです。

日差しが強いので魚の影が川底に写り、グループになって泳いでいるのがよく見えました。てことは、魚からもこちらが見えてるってことで、遠くを狙わないと逃げ回るばかりで釣りになりません。

水面には落ち葉が流れていて、たまにヒットします(T_T)
苦労しながら遠投(私の低レベルでのことですが)すると、小さなライズが出てヒット。ラインを引くと重くていい感じ。

泳いで見えるのはチビばかりなのですが、中にはこんなのが混ざってるんですね。
オイカワの特徴の縞模様。
オレンジ色で紅葉の季節とダブって見えます。
そこそこ楽しんだので終わりにしようと、車のある下流へ釣りながら戻って行きました。で、チビばかりだった最初のポイントまできたときに、逆光の水面から全身を出して食い付いた黒い影が・・・・。それも、かなりでかい!
ロッドに重さを感じてヒットを実感。ラインにテンションを保つためロッドを立ててラインを引き始めると、急に力が抜けた。
あらら、ばらしたよ。でかかったのに。逃がした魚は・・・、てことかもしれませんが。
帰ろうとしたところに予期せぬサイズが出て足止めです。
一度バラした魚は出ませんが、同じ所にフライを流してみました。数投目にライズが出てヒット。今度は慎重にランディングすると、なんと今日初めてのカワムツです。
さっきの影は黒かったけど、あれもカワムツだったのか?。

同じポイントを攻め続けると、まあまあのサイズが連続でヒットしました。しかし、全てカワムツです。
今日は異臭から始まって、最後は外道で終わりました。途中は本命が釣れて楽しんでも、初めと終わりでつまずくと折角の楽しさも半減です。
これから寒さが厳しくるとオイカワの反応も悪くなりますが、いろいろ探して歩き回りたいと思います。
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