レビュー6

プ〜ねこ (講談社コミックス)

評価:★★★★★
「ちゃうねん。(大阪っぽく)」

   

 ジャケットで面白そうと思って1-2巻まとめて買ったのだがイマイチだった。だけどこれには少々の理由がある。まずギャグマンガなのに笑えないのだ。どうも自分のモードとこのテンションの歯車が一致しなかった。好みの問題もあるだろうが、他にも色々ありそーだ。それと何よりネコが表紙なのにワケワカラン人間メインの話とかがあったりするのが変に興ざめなのだ。スーパーの袋詰めとか、屋根上生活者とか、学生任侠とか。ネコを見せてくれネコを。

 だがしかし総合的に見て漫画としては悪くないのだ。おそらくはいきなり中の漫画だけ単品で見せられたら、おいらでもたぶん笑う。でもイマイチな気がするのはナゼか。思うにこいつはネコ漫画と思って買ったのが失敗だったのだろう。テーブルの上に「オハギがある!」と喜んで飛びつき食らったら「実はミソだんごでした!」っていう感じのガッカリ感なのだろう。

 いや、うまいんだよミソだんご?うまいんだけど違うんだ!今のおいらはオハギモードだったんだよ!それなのにどーしてミソだんご!よくもおいらの気持ちを裏切ったな!これだから汚れたオトナたちは!

 …などという、そんな気持ち。
 いーですよね、どーでも。



レビュー7

アミーバ(amoeba) アルミバーエンド(ショートタイプ) JY-875

評価:★★★★★
「自爆で失敗」

 ショートタイプということは分かっていた。だが仕様を見るとグリップ部が110ミリとのことだったので、じゅーぶんだなと思って購入したのがマズかった。実際届いてみるとなんだか小さい。色つきのグリップ部の長さが75ミリしかないのだ。要するにグリップ部というのは黒のアルミ基部も含めた長さだったんだなと。まぁ、普通に考えればそうだわなー。

 別にそれでもいーやんと思うかもしれないが、握ると基部はかなり冷たいのだ。冬にグローブを付けて乗るのならいいけど、春になり暖かくなってくれば素手で掴むことになる。パイプ部分は体温を吸い取ってすぐに冷たくなくなるが、基部のアルミの固まりはそーはいかん。いつまでも冷たいまんまであまり気色のいいもんではない。たとえ見栄えが落ちても、もちっと長いのを買うべきであったわ。

 商品自体の質は悪くない。ちゃんと固定できるので安心感があり、思いっきり握って立ちこぎをして負荷をかけても微動だにしなかった。付属の樹脂製エンドキャップはいまひとつ。スカンジウムバーなどの内径が広いハンドルバーになら問題なく取り付けられるが、一般的なアルミハンドルバーなどの場合には、ヒダが曲がってうまく中心に据えられれない。エンドキャップは別の物を用意した方が良いだろうと思う。



レビュー8

ドイター パンツプロテクター グレー D32841-400

評価:★★★★★
「良い。だが少々短くて頼りない。」

 自転車用でのズボン裾汚れ防止用バンドとしては定番のこの品。噂に違わぬ良い物だ。ただ、完全無欠ではないが。

 最大幅が11センチもあり、広い範囲をカバーしてくれるのは非常によい。裾を抑えるだけではなくて汚れ防止にもなっているのが好感である。しかし欠点があった。それはおいらの体格には長さが少々短いのだ。

 全長39センチ。うちマジックテープの雄側が9センチ、雌側も同様に9センチ。この長さで足に冬のソックス+ジーンズとなると、おいらの場合は接合部が3〜4センチくらいしかない。何かの弾みではずれてしまいそうで少々心許ないのであーる。マウンテンバイクでゴリゴリと走り回るおいらにとっては、もう少し長ければ良かった。雌側のテープももう少し長くして調整範囲を広くして欲しかった。近々マジックテープを購入してきて雌側を増設する予定。あと、自転車を押しているときにペダルなどに端末側を引っかけるとベリっとはがれてしまうこともあり。端末は踵側に回るように装着した方がいい。

 他にもある。一番の問題はゴムが入っておらず伸縮機能がないこと。つまりぎゅっと締め付けることができないので、走っているうちにベルクロが緩んでしまったらずり落ちてくる。本体内側にも滑り止めのような加工がなされているわけではないので、最初に付ける時に強めに締めておかないと確実にズレる。これは少々困りもん。そのうちに内側に何か滑り止めのような物を貼り付けようと思っている。

 その他の点に関しては不満なし。汚れ防止や反射テープなどの機能はまったくもって素晴らしかった。名前の通りプロテクターとして使用するのなら良いだろうと思う。ただし再び今度この手の製品を買うとしたら、やはり伸縮性のある物をと思っているのは否めないところである。うん。





レビュー9

キャットアイ サイクルコンピュータ エンデューロ8 CC-ED300

評価:★★★★★
「必要にして充分。そして満足。」

 これを選択した理由としてだが…。
 まず、自分がどんな機能を求めているかという事を各社のカタログを見ながら考えた。必要のない要素として、ワイヤレス機はわずか一年しか持たない電池寿命や、LEDライトのDCコンバーターによる混信の問題でパスということ。次に心拍数やクランク回転数などの詳細データはいらないし、そもそも自分の自転車には構造的に設置できないこと。PCにデータを移すのは初めはともかく、しばらくすれば面倒くさくなって使わなくなるだろうから必要ないことなどだった。つまりは速度、距離、アベレージ、走行時間、ペースアローがあればそれでいい。となると、このCC-ED300が最も適切ではないかという結論に到達。そして買ってみて、それが正解であったことがよーく分かった。



 物としては非常に良い。取扱説明書は各国語が一枚の紙に印刷されている統合版なので直感的とは言い難いが、図解を見れば誰でもだいたい分かるレベルになっている。本体の取り付けはプラスドライバー1本とニッパーかハサミがあれば可能。接続コードは太めで丈夫そうだし、本体とマウントは簡単に取り外しができるので、ちゃんと取り外して持ち歩けば盗難の心配も少ないだろう。操作自体も一発で記憶できるレベルに単純化されているので、2〜3日も使用しつつ慣れれば特に悩むことはないだろう。

 取り付けには分かりやすい図解付き説明書のおかげで、たいして悩まなかった。フルサスのマウンテンバイクなので、フロントフォークの伸縮を阻害しないように注意をして配線。左側にはディスクブレーキが装着されていてセンサーをマグネットと5ミリ以下には設置できなかったために右側への取り回しとなった。本体、センサー、マグネットを取り付けたら一度リセットをして、タイヤの周長と時間の設定をすれば完了。低速のマウンテンバイクは最適化されたBモードで動作させるなどの基本が説明書に書いてあるので、必要ないと思っていても一応は全部に目を通しておくことをお勧めする。

 今までサイクルコンピュータのない自転車で遊んでいたのだが、実際に装着して走ってみると現在速度や総走行距離が分かるというのは運転の励みになると強く感じた。あの坂道で時速何キロを出せるかとかに挑戦してみたり、普段何気なく走っていた道だから短く感じていたのだが、トリップメーターを見ると実はけっこうな距離があったのだなとビックリしたり。こんなに安くて小っこいデバイスなのに、これほどの楽しみを与えてくれる物というのはそう多くはないだろう。

 実に良い買い物をした。満足であーる。
 ただ、おしむらくはバックライト機能付きならもっと良かったかもしれないというところか。



レビュー10

フレキシブルミラー

評価:★★★★
「引き返すなら今のうち」

 激しく駄目だ。駄目すぎる。なぜこのような駄目製品がこの世に存在しているのか、おいらにはどーしても理解できない。

 何が駄目かって?
 まずフレキシブルとかいっておきながら全然フレキシブルっぽくないところが駄目だ。いわゆるひとつのフレキシブルというからには自由にアームが動きつつ、かつ自分が望んだところで止まってくれるような物を想像するではないか。でもこれは違う。明らかに違う。違いすぎて嫌な汗が出るくらい違う。指でくいっと動かして最適な位置にしてやっても、時間が経つごとに戻っていくのだ…元の位置に。ビシッと決めるには何度も何度も動かして位置決めをしなくてはならない。なんじゃこりゃー!

 しかもそのアームが軟弱な所も駄目だ。なんせ高速時に風でフラフラとばたつく。この辺でもぎり取って投げ捨てたくなる衝動に駆られるが、ここはぐっと我慢の子。そうさ、おいらはもうオトナ。キレテナーイ。

 そもそもアームが短い時点で駄目だ。写真を見た段階で想像すべきだった。こんな短かったら手で隠れて後ろなんてまともに見えるはずがないのだから。しかもグリップを握るときにミラーの下に手が当たってまた位置がズレて…、キ…キレテナーイ。

 そのほかグリップ取り付け部のネジも妙に長い上に、端末部のキャップなどがないから手などをぶつけたらチョー確実にケガすること請け合い。キ…キキ…キキキ…キレテナァーイッ!!!

 まぁ…それでも安いので、マゾの人はプレイの一環として買ってみるのもいいかもね。