私は土木・建築系の商社で働いてます。
商社なんていうとカッコいいんですが、お客さんは工事現場ということになりますので
作業服を着て工事現場に行き、毎日泥だらけになりながら営業してるんです。
営業だけじゃなくて「今日どうしても材料が欲しい」と言われれば、営業車で材料運んだりとか。
これがまた重いんです、シティボーイには辛い。
で、現場の親方と打合せをするんですが、このヒト達が異常におっかない。
彼らはプロ中のプロ。しかも体を張って仕事をしているわけですから
(なにかあったら怪我をしてしまう、けがをしたら働けないからお金がもらえない!)
要求が厳しい。それにすぐに怒鳴るからおっかない。もうビビッて何も言えなくなるほど
でしたよ、ええそうです、シティボーイですから。今はもう慣れましたけど。
皆さんの仕事や勉強もそれぞれ大変だと思います。
だけど、ハードルが高いからこそ達成感があるんじゃないですか?
これってポルタビアンカも一緒なんですね。
ポルタビアンカには合田先生と前野さんという素晴らしい(厳しい??)
指導者がいらっしゃいます。
毎回の練習は密度が濃く、もうヘトヘトです。練習後にすぐに電車に乗れなくて
毎回居酒屋経由になってしまうほど疲れます。
でも合田先生と前野さんの練習は楽しいです。
楽しいって一言で書くと安っぽいんですが、当然しんどい練習や
ちょっと難しい話もあって、それも含めて「楽しい」んです。
「音楽ってのはこういうことなんだ」って毎回気づかされます。
そして「音楽をするって楽しいな」と思います、いや思えます。
昨年に引き続きポルタビアンカではワークショップを開催します。
そんな「楽しい時間」を、ほんの少しの時間だけですが共有してみませんか?
ポルタビアンカを少しでも感じていただければと思っています。
団員一同、皆さんのお越しをお待ちしております。
2006年6月27日更新