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「みんなの目」第4回は、ギターパートU・Yさんの執筆です。

第4回 6/11 永福和泉地域区民センター

『さらなる高みへ』

本日の練習も「失われた都」から始まりました。
ひとつずつの音に意味があることを説明しつつ、指揮者の前野さんが指示をだします。 前野さんからここまで緻密な指示が出たのは私にとっては新鮮な体験でした。

しかし、それだけ今回「失われた都」を演奏することに対するポルタビアンカの本気度が伺えます。 団員の大半が演奏経験者で、そして、中大マンドリン倶楽部関係者にとっては、やはり特別な意味を持つ存在である鈴木静一先生の代表的な作品であるわけで・・・。 このような楽曲を選曲したということは、それなりの「覚悟」があったのだと思います。

どういう経緯で選曲されたか、小生、全く存じておりませんが、でも、ポルタ ビアンカは大学OB中心の団体でありながら、別に毎年派手に同窓会をしたい為に この世に生まれた集団ではありません。練習後の美味しいビールを飲むことだけを 期待していると火傷します。イヤ、マジで。

今まで以上に音楽を楽しみたい。それが今参加している団員の殆どが感じている 第一義的な理由です。だからこそ、今までやったことのある曲も、さらに深い 理解を得ることで、団員全員で更なる「高み」へ向かおうとしているのだと思います。
9月の演奏会では、今までに聴いた事が無いような「失われた都」が披露される ことになると思います。更なる「高み」に登れた時、どんな景色が見えるのか、 私自身、楽しみにしています。
1ヵ月後にはワークショップがあります。そこで片鱗が見えるようだといいですねぇ。

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さて、今年ギターパートは例年になく参加者が多く、昨対比250%。 まさにギター祭り状態です。そんなメンバーの中に、大学1年生のY崎さん、 今年マンドラから転向したT市嬢等ニューフェイスのお嬢様がいらっしゃいます。
「都、初めてなんですう」、「もう全然弾けないんですう」と話を聴き、 「あー、オレもだよォ」と鼻の下伸ばしつつ、連帯意識が生まれたと思っていたんです。 いざ合奏が始まると、バリバリ&ノリノリで演奏している訳ですよ。 私はというとい・・・、本当に弾けてない!深刻な事態です。 もう、牧伸二じゃなくてもいやんなっちゃいます。

高校時代の期末テストで「全然勉強してない!マズい!ヤバい!」と友達と傷を 舐め合ったはずなのに、本当に勉強してなかったのは自分だけだった、みたいな。 そんな甘酸っぱい青春時代を思い出します。
オレ、10年たった今も全然成長していないな、と。馬鹿か、と。
・・・ん、あっそうか。だからオレ、ポルタビアンカ入ったんだ。

なぜかって、

「馬鹿は高いところが好き」

おあとがよろしいようで。

2005年6月29日更新


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