『やっぱりこうなった!』
「ワークショップって何さ」
…などといったことは思いませんでしたが、そのワークショップを実際に体験したことで、
その意義をしっかりと汲み取ったように思います。
練習会場はかなり広く、はじめの頃は空調が効きすぎだと感じました。
ところがあっという間に人数は膨れ上がり、狭くなった会場で
「なんて空調が効かないんだ!」とカッカして熱を放出することとなりました。
聴いて下さる方々もいらっしゃる関係で、最初のうちは
「良いとこ見せたい!」などというスケベ根性も多少はあったのですが、
そんなことにうつつを抜かしていてはとても生存できない状態に。
すぐにいつも通り、汗以上の何かが滲み出そうになりました。
ポルタビアンカの練習は、弾けるようになるまでの作業は自分らでやっておく
というのが前提です。そうした部分の練習よりも、
「こう弾きたい」「こう弾かずにはいられない」といったことを、
理解したり、自発的に発信したりを重視していると思っております。
私は練習が足りない分、発信も理解も後手に回ってしまい、
せっかくの貴重な練習にもかかわらずたくさん損をしてしまっています。
という訳で、この夏に良く練習しようと思っております!
という私の懺悔大会は置いておいて・・・。
ともかく、今回もいつも通りの濃厚な練習となりました。
とはいっても、そうなることは多くの方々が想像していたのではないでしょうか。
多くの人が、「やっぱりこうなったか!」と嬉しそうな顔をしていましたから。
|
やっぱりね! |
そもそも、公開練習ではなく「研究集会」なのですから、
普段のやっていることをやらねば研究にはなりませんよね。
その点でも十二分に「研究集会」になったと思います。
メンバーに変化があれば音楽も変化しますし、その変化はとても良い刺激になります。
聴いてくださる方と同じ空間を形成出来れば音楽は格段に
良いものになる、ということの再確認もできました。
来てくださった方々、本当にありがとうございました!
さて、最後にもう一つ、私が当日再確認したことを書いておかねばなり
ません。
「土日の高円寺に快速は停まらない」
2005年8月13日更新