『ビバマンドリン』
夏は暑いね。
都こんぶみたいな細い長方形の練習室で、
既に多くの方が音を鳴らしていた。
大先輩方の音鳴らしを聴くのはとても心地よい。
軽く音を鳴らしているだけなのに、
楽器: ダンナ!アッシこんないい音だしますぜ!
人間: お前なかなかやるじゃねえか。でもオイラはもっとステキな音が欲しいんさ。
楽器: ダンナ!ダンナ!こんな音っすか?はたまたこんな音っすか?
人間: でかした!そしたらオイラはもっとワイルドな音も―…
楽器から歩み寄ってきてる感。
楽器と掛け合ってる感。
まことにうらやましい。
さぁアンタもいい仕事すんのよ!
とマイ楽器を出すや弦が切れてる。
彼は未だ長い反抗期。言うこときかない。
悔しかったら練習しなってさ。練習するさ。
午前中からバリバリ合奏。
『滅びし国』
『星の庭』
『協奏詩曲』
『都』
お昼を挟んでみっちり4曲。
自分は音楽の難しいことはわからないけど、
合田先生や前野さんがおっしゃるイメージや情景は
とても分かりやすく
目の前にありありと浮かぶ。
練習の終わりは、もっと精進!喝っ!と決意堅く。
電車で爆睡。
社会人になって、
音楽を続けることのスバラシサを実感する今日この頃。
死ぬときも楽器は持っていこう。
ポルタさん今日も1日ありがとう。
ビバマンドリン!
2005年9月1日更新