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毎年恒例となりました「みんなの目」。
団員が持ち回りで、毎回の練習で感じたことを率直に語ります。

第1回目「みんなの目」は、2ndパートもかテリさんの執筆です。

第1回 4/16 方南会館ホール

『みんな飲め』

今回も、大学を卒業したばかりのフレッシュな方は、もちろん、昭和40年卒業という大先輩まで、幅広い年代の方が参加されています。私も、気長にいつまでも続ける姿勢で、音楽と付き合っていけたらとあらためて感じました」

恒例の楽団長の挨拶。演奏会に向けての練習が始まった。場所は、杉並区の方南会館ホール。 第5回演奏会では、鈴木静一の大曲、交響的幻想曲「シルクロード」を筆頭に、イタリアのマンドリンオリジナル曲を加えた4曲をお届けすることになった。今日は、一通り曲を通し、曲の頭を少し作りこむ程度。それでも厳しい。音符一つ一つの持つ「意味」と「思い」を考えながら、自主的な表現を求めていく合奏はとてもハード。「シルクロード」は、昨年演奏した「失われた都」の倍の時間がある。これから先どうなるのだろう。不安もある。しかし、逆にどんなものなが出来ていくのか楽しみでもある。

そんな思いで、合奏場を見回すと久しぶりに見る顔が何人か目に留まった。会社や個人の事情で、数年、団体をお休みしていた人たち。ようやく、時間が許して、参加できることになったのだ。 そのなかの、ある方が言った「体と心が求めてきたので、また参加します」という言葉が、とても印象的だった。〈ポルタの仲間たちとまた演奏したい〉OB団体という枠を超えて、ポルタビアンカ自体がそんな故郷のような団体になるつつあるのかもしれない。歳月は、確実に何かを作り出している。

シルクロードを旅したキャラバンは、故郷のローマまで、2万キロを越え、2年半に渡る行程を踏破したという。「シルクロード」では、そんなキャラバンのさまざまな出会いや事件を表現する。演奏会まであと半年、その旅程が、キャラバンと同じく、厳しくもあり、楽しくもあり、何より〈ポルタの仲間たちとまた演奏したい〉と思える、充実したものとなりますように。


〜本日の練習内容〜
10:50−12:45 麗しきイタリア
13:45−15:45 シルクロード(全楽章)
16:00−16:30 ナポリの風景(全楽章)

2006年4月20日更新


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