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「みんなの目」第4回は、ベースパートパンダ娘さんに執筆いただきました。

第4回 7/23 方南会館ホール

『年を重ねて』

7月23日。いよいよワークショップ当日。

お昼休みはコンビニのパンをもしゃもしゃ食べながらも、 いつもと少し違う期待と緊張がどこか奥底にあって、 なんとなく落ち着かない感じです。 来てくれたステージ上の学生さん達を眺めながら、 「若いっていいねぇ」なんて、ついついため息が。 卒業してから過ぎた時間がすごく大きく感じられて、 ワークショップとは全然関係ないところで、ひとりで勝手に 自分が取り返しのつかないことをしてしまったような 変な焦りを感じたりもしていました。

さて、個人的にはそんなこんなで始まったワークショップ。 まずは、とても嬉しいご結婚の報告がありました! お二人の幸せをお裾分けしていただき、とてもとても あたたかい気持ちになりました。 本当におめでとうございます。

そして、カバレリア・ルスティカーナ。 予想外の展開でしたが何人かの方に指揮を振っていただきました。 他団体の方、附属高校の学生さん、合田先生、先輩方。

学生さんが合田先生と前野さんに指導を受けている姿を見て 中大出身で合田先生と前野さんのご指導を受けたことがある方は、 ふと自分の代の指揮者の姿と重なったのではないでしょうか。 大切な物を両手で持って・・・真剣な手と目。 一瞬で第三音研や北志賀や大謙館が、ついこないだ過ぎた日のように よみがえりました。

そして、先輩方の指揮。 学生時代を思い出したりもしたけれど、明らかに学生時代とは違います。 後輩の私がこんな生意気なとを言うのは失礼極まりないのですが、 卒業されてから、さらに人間性の深みを増して、 すごく素敵な音楽だったと思います。 音楽的に難しいことはよくわからないし、 自分がどれだけ演奏できたかも自信がないけど、 純粋にいい音楽ができて本当に幸せだなぁと感じました。

いろんな世代の方がいて、そこに世代を越えた みんなに共通の何かが流れてて、みんなのエネルギーを感じられる。 こんな気持ちよい空間にいられることを嬉しく思いました。

あっという間に過ぎていく日々の中で、 私は少しは成長できているんだろうか、心は素敵に年を重ねているだろうか。 年を重ねるごとに素敵な音楽ができるように、 一瞬一瞬の感じることを大切に、 心の電池を充電させるように日々を過ごしていきたい。 技術が足りなくてエネルギーがちゃんと出せないもどかしさ・・・どうにかしたい。 そして、懇親会で指摘されたブヨブヨのおなかと太もももどうにかしたい。 そんなことを心に決めた一日でした。

ワークショップに参加された皆様、準備等してくださった事務局の皆様、 本当にありがとうございました。

2006年7月29日更新


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