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「みんなの目」第9回目は、チェロSさん。

第9回 7/26 東京芸術劇場 中リハーサル室3

『今日の練習のテーマは?』

 ポルタビアンカの練習も今回から後半にさしかかりまして第9回目。 これからは本番まで指折り残りの練習日を数えてしまいそうです。 「本番」も一回しかないけれど、「今日の練習」も一回きり。 今日もどんな音楽ができるのかワクワクしながら、 練習場所の池袋・東京芸術劇場リハーサル室の扉を開けました。

 今日は合田先生をお迎えして、まずは「日本の歌三章」。 日本の歌なのに日本人には苦手な3拍子の難しさを痛感しました。 その後「シンフォニア」に引き続き「山の印象」、「リュートのための古風な舞曲とアリア」は 楽章を取り出しての集中的な練習をしました。

 今日の練習でのテーマの一つは、「曲に慣れる」こと。 技術的に曲作りをしていくことに加え、 今回はそれぞれの曲の持つ雰囲気に慣れることに重点をおいた練習が行われました。 何回も何回も曲に触れて、弾きこんで、 それぞれの曲の持ち味を引き出していけるようにと、 短い練習時間で多くの曲を練習しました

7/26 レセプション
レセプション風景
 どの曲もだんだんと形が見えてきたところに、今日の合奏ではさらに色がついてきたようです。

 合奏中、あちらでもこちらでも交わされているアイコンタクト。
誰かが投げかけた思いが、ひとり、またひとりの思いを引き出していきます。 そんな瞬間にこそ、音楽が生まれていることを感じます。 今日もいろいろな人から音楽することの楽しさと刺激を頂いた練習になりました。

 練習終了後は、「隠れ野池袋店」にてレセプションが行われました。 思い切り練習したあとということもあって、みんなの表情は晴れ晴れ。 楽団長の高橋さんにごあいさつを頂戴し、演奏会成功祈願の乾杯となりました。 音楽談義に花を咲かせて過ごす楽しい時間ほど早く過ぎ去るもの。 まだまだ話し足りない雰囲気もありましたが、 この続きはこれからの練習、そして9月の合宿で!! 名残惜し差を感じつつ、最後は江澤さんに一本締めの音頭を取って頂き、お開きとなりました。

 2ヵ月後の本番のあとには、 もっとたくさんの笑顔が見られることでしょう。 弾く人も聞く人も笑顔になる演奏会にしたいものです。 次回も頑張りましょう。よろしくお願いします!

2003年8月24日更新


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