--練習に来れない人がいるわけですから、早くから取ってこれるときに何回か来るってしないといけない。そうするとやり方としてはいいんですけど、「次があるから今日はやめた」みたいな人が多い。今回練習の回数が多すぎたかな。 合:そこはバランスとるしかないんだけどね。まぁ、多かったかな。このぐらいの期間の中で、ついていけない人も体で馴染みながらやっていかないといけないしね。最終的にはある程度のハイレベルを求めたいけれども、みんながおんなじレベルで弾けるわけじゃないから、そうしたときにやっぱり、ゆっくりでもいいから努力をしていきたいって言う人もいて。まぁそこは社会人団体だし、そういうものなんじゃないかなぁと。 --個人的な印象では第二回目の練習からそんなに変わっていないように思えるんですけど… 合:前野さんはどうかわからないですけど、僕は正直言うと、練習のエネルギーのパーセンテージを上げずに来ていますよね。だから僕自身が「もうそろそろ決めてかからないとね」と、今日の発言をしていたけれど、テンポが決めてかかれないのも自分自身の中で、そういうことがあるからですけれどね。 前:もうこれしかないでしょうっていうのと、どうしようかなぁっていうのがあるんですよ、指揮者も。ほとんど毎日、今回やるプログラムの譜面を眺めて、毎日そればっかりやってるんだったら、ある程度決められる。だけど毎日は見てないんで、練習来てみてさぁやれやれどうしようかなぁっていう感じ。結構、試行錯誤をしている感じ。 合:まぁ、あとテンポの決まらない言い訳みたいですけど、人数の上下は大きいんですよ。重い水を持っているか軽いサラサラの水を持っているかっていう…どっぷりした油をかき混ぜるともう少しまったりするけど、人数が少なかったりするともうさくさく行っちゃうからね。 前:だからレスピーギなんか最初、速くしようとしたでしょ?すごい速いテンポでやってたんだけど…。 合:人数が揃ってみたら…おいおいおい、みたいなね。方針転換だ!みたいなね。でも正直どんな合奏形態でもありうる話で、ホール行くとまたあるよね。ホール行くとテンポが変わるなんてよくある話で、それはもうしょうがないよね。
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