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第15回 合田香氏・前野一隆氏対談
“ポルタビアンカ”の目指すもの その1


--今回、“ポルタビアンカ”というOB・OG団体の立ち上げに携わっていただけた理由について伺いたいのですが。


合:もともとOB団体を作ったほうがいいと思っていたから!(笑)

前:そうそう、そういうふうに合田さんがずーっと十数年来おっしゃっていたわけですけど、なかなか実現しなかったので、まぁ何となくいい機会かなぁというのがあって、野田さん(統括)に声をかけたのがきっかけですね。

合:これはどうしてですかねぇ? やっぱりあの〜、そろそろ(中大)現役の指導に飽きてきていたっていうことはないですかね?(笑)

前:すごいなんか誘導尋問みたいなこと言いますね(笑)。 まぁあの〜、学生の団体が少し人も減ったり、技術的にも落ちてきたり、少し先細り的な傾向があるじゃないですか。 で、十数年もずーっと合田さんに一緒にやってきていただいて作ってきたものが、少し今薄くなっちゃってるので、少しそのへんをしっかり形にして、まぁ、ある意味学生へのエールみたいな意味を含めて「ちゃんとやればこんな楽しいことが出来るよ」っていうようなことを言いたかったっていうのもあるんじゃないですかね。

合:だけどまぁ、一番の目的の一つは、せっかく学生時代に続けていたものが卒業と同時に途絶えてしまうのがもったいないってこと。 で、かつOBがそれぞれいろんなところでバラバラにやっているのもいいけど、どっかで一緒にやってると、それは現役にフィードバックできるんじゃないか、っていうのは大きいですよね。

前:とは言っても、プレイヤーのみなさんが楽しめる団体があまり世の中に無いんじゃないかっていうのもあるんじゃないですかね。 中大で合田さんにいろいろ教わってきたこと、音楽っていうのはこういうものですよ、こんなに楽しいものですよ、っていうような表現をできるようなマンドリンの団体っていうのがちょっと今無いに等しい状態なんで、つまらない合奏とか、つまらない演奏会をやっているような団体で無理やりやっているよりは、自分たちでちゃんと団体を作って、音楽を楽しめる団体をやれたらもっといいんじゃないですか?っていうのをずっと思ってたんで。

あとは成り行きというか、機は熟していたというのもあると思うんですけど、タイミングがたまたま来たというだけで、遅かれ早かれどっかの段階でこういう団体を別の人が作ってたかもしれないし。

最終リハ
最終リハーサル


--他の団体は団体で一生懸命やっていて、志も低いわけではないと思うのですが、なぜ良い演奏会ができないということになってしまうんでしょうか?


前:合田さんは多分あまり他の団体の演奏会って聞いたことはないと思いますけど、一つはやっぱり指導者だと思いますね。 「音楽がどういうものだよ」っていうのを教えてくれる指導者がいないというのが一番不幸なことで、だが故につまんなくなっちゃうていうのが一つあるのと、やってる人たちの視野が狭いということ。 自分たちの中だけで作ればいいと思っていて、その作るものが表面上音が並んで整っているものが音楽だって思っちゃってるっていうのがあると思うんです。 ただ、それの根っこには指導者がいない、音楽が何なのか教えてくれる人がいないというのが要因としては強いんじゃないかと思いますけど。


--それがこの団体にはあると?


前:どうなんですかねぇ〜(笑)。

合:(笑) でも今日の練習を見てたら、やっぱりレベルは高いよ。 おもしろい。 まぁ、もっとたくさん要求しなきゃいけないんだろうけど、基本的な素材はいいと思うんですよ。 おもしろいなと思って。


--今練習してて、非常にハードルが高いと思うんですけど。


合:うん、ハードルは高いよね。

前:でも、そんな高いハードル、志を持ってやってるとは思えないなぁ〜(笑)。


--誰が?みんなが?


前:そうそう(笑)。 人によりけりだけど。 やっぱりあの〜、社会人の団体は温度差があるじゃないですか。

合:そうね。

前:メインで団体を進めている人たちと、まぁとりあえず参加しておくか、という人たちで大分温度差があるので。 だけどそこで、低い温度の人に、高い温度の人がどうしても合わせてしまうんですよね。 妥協して、「しょうがないね」と。 「社会人の団体なんて、これくらいがいいところだよ」っていうところが結構あるので。 みんな時間がないのは一緒だし、無理やり練習しないと弾けないのは一緒なんだけど。 それでも、合田さんに教わってきたようなことをもういっぺんできたらいいねっていう根っこの部分で集まってきているんで、そのへんはクリアできるのかな、とは思っているんですけど。

2002年9月29日更新
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