2月10日 スキー4日目

 朝起きたら、雪が降っていて、かなりガスが出ていました。朝食の時、他のツアーの人たちに、「私たちは、今日は自由行動にします」と宣言。部屋に戻ったら、少し雪が小降りになり、霧も晴れてきて、空に青空が見えてきました。予定変更し、急遽みなさんと一緒することにしました。一昨日の部屋の真上を通るリフトで、COL DE LA CHAMBRE 2850mまで登ったところ、絶景が待っていました。18年ガイドをしているBさんも、あまりみたことのない景色とのこと。モンブランなど高い山が、雲海の上に浮かぶように見えるのです。雲海の上に出ている山が少なく、それらが島のように見えます。躊躇っていましたが、来てよかった。しばし見とれていました。ここからLES MENUIRES方面に滑り降りると、すぐに雲海(霧)の中に入ってしまいました。またリフトで登り、雲海の上に出て、また写真。みるたびに感動です。さらにメリベル方面に降り、MONT DU VALLON 2952mまで登り、最後となる雲海の上の景色を、満喫しました。晴れていたら、良い斜面のロングコースを、20m先が全く見えず、前を滑っている同じツアーの人を追い掛けるのみのスキーをしていました。このロングコースを降りたところで、コ-ヒータイム。ここでホットワイン(バンショウ)を飲んだためもありますが、その後のスキーは、目の前数mしか見えず、平行感覚もおかしくなり、目眩がしてきて、這々の体でみんなを追い掛けました(あの絶景はみられましたが、ついてきたことを少し後悔)。クールシュベルの目的レストラン(飛行場のすぐ近くのPROLONG)に、ようやくたどり着きました。アラブの王様に代表される、セレブの集まる街のレストランだけあって、値段も高い設定になっていました(サラダで11ユーロ約1400円)。この頃午後2時も過ぎ、霧と雪で視界の悪いレストランの外に、出たくありませんでしたが、帰るしかありません。帰り、一部下りのゴンドラを私たち夫婦のみ、利用させてもらいました。その後も、直前のツアーの人の後ろ姿しか見えないスキーをして、ようやく午後4時30分無事ホテルに到着しました。

たまには自分の写真を 浮かんで見えるモンブラン
雲の上であることが実感されます 島が見えるようです
ここまでは最高の景色だったのですが 雲の中のレストランから出るところです

5日目に続く

バルトランストップに続く