Earthing
アーシングを施しました。Tuningと言うほどの物じゃないのでここに載せました。
写真をクリックすると別画面に拡大表示されます。
バルクヘッドの通し穴部分です。ゴム製グロメットを外し、さらにその中にあったブレーキラインの プラスティックステーも取り外します。ブレーキラインの隙間からケーブルを1本1本通します。 この作業が難関で、バッテリを外さないと通せませんでした。バッテリを外すには更に周辺のカバーの 類をはずさなければなりません。おまけにバッテリは重い。液をこぼさない様に最新の注意で。
排気側のヘッドカバー部のエンジンカバー取り付け部のネジに割り込ませました。ヘッドカバーの 固定ネジに割り込ませる手もありますが、締め付けトルクが気になったのでやめました。オイル漏れ なんかが発生したらヤバイから。ここでも問題ないと思います。
【データ】
・作業日 … 2002年1月14日
・費 用 … 秘密(材料費のみという格安で提供していただきました)
・購入先 … 某I氏
【感想他】
イエローケーブルが何やら性能アップした気にさせてくれます。段取りが悪いため、意外なほど取り付けに
時間がかかってしましました。まず、バルクヘッドを通してエンジンルーム内側にケーブルを通すのに
バッテリを外さなければなりませんでした。これが一苦労。華奢な私には、20kg近くあるバッテリを
降ろすだけでも大変。液がこぼれないように気が抜けませんでした。次に穴を通すにもギリギリ。2本の
ブレーキラインの黒いパイプの隙間を広げながら押し込んでなんとかなりました。ケーブルの長さと相談
しながら取り付け位置を決めます。どこを通すと見栄え良く、駆動部と干渉せずにすむか色々無い知恵を
絞りながら作業を進めました。結局は、上の写真の通りの位置となりましたが、これがベストなのか
どうかはまだわかりません。途中、平ワッシャをバッテリ台座下に落として、バッテリ台座を外すといった
ロス等があり、午後1時過ぎから始めた作業が終わった時には、午後4時を過ぎておりました。3時間の
格闘です。
さて、走ってみた感想は......下のトルクの出方が良くなった様な気がします。気の問題かも
しれません。もう少し走りこめば色々わかってくることがあると思いますので、随時Upしていきたいと
思っています。
【注意点】
走行後すぐの作業はエンジン等が高温になっておりますので御注意下さい。ネジや工具類は、落とすと
拾えない場所があります。十分に注意下さい。手が入りにくい場所がありますので、車載工具のみでの
作業は無理かと思います。いろいろ組み合わせられるラチェッドが必要かもしれません。私は思い切って
購入しましたが、大いに役立ちました。
バッテリを外すと各装備品(パワーウィンドウのワンタッチ機能、セイフティ機能、エンジン制御システム など)のメモリー機能が消去されますのでセットし直しが必要です。これに関しましては、車載の取扱説明書 (1998年式のAudi A4、Audi A4 Avantの取扱説明書なら、パワーウィンドウはP.51(←クリック)に、 エンジン制御はP.71(←クリック) に掲載されている)に全て掲載されておりますので、そちらを参照下さい。それと、オーディオのチューナーの 選局ボタンの設定もリセットされます。時計も合わせ直しが必要。あと、トリップメーターがZEROに なりました。これは控えてなかったので大失敗。燃費計算ができません。
車種や年式、ハンドル位置の違いにより、バルクヘッドからケーブルを通す方法や、取り付け位置が変わると 思いますので、御自身のお車で確認下さい。ネットで検索をかけると、いろんな人のアーシングの例が ひかかります。そちらも参考にして下さい。私の場合は、ケーブルを作っていただきました某I氏と ローゼンさんのを参考にさせていただきました。改めて感謝の意を表します。
アーシングは、比較的手軽にできますが、125psが130psになったりはしません。技術的に詳しくないので 詳細は専門家の方々にお任せいたしますが、本来の持つ性能を引き出す手助けをするぐらいに思って いただければよいかと思います。
最後に、アーシングをやる過程や結果において不具合が発生いたしましても、私や他の全ての施工者に 一切の責任がないことを明記しておきます。あくまでも自己責任でお願いいたします。