Kawasaki ZRX1200R Fブレーキマスターシリンダー交換 2
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このバイクはダブルディスクなので当然もう片方も同じ作業を実施します(基本はマスターから遠い順にエア抜きを行うが、バイクのWディスクでは四輪と違い距離の差があまり無いのでそんなにシビアになる必要はないと思う)。
ホースを外すときは養生をしっかりしておかないと・・・。ブレーキのエア抜きの面倒くさいところって、作業自体じゃなく養生なんですよね・・・こぼれたところもすぐに拭き取らないと(特に僕のガレージはフロアー塗装してあるので・・)。
四輪用に自作したエアー抜き登場(フックも付いてます・・・)。全体のエアー抜き作業です。ブレーキ(フレアナットレンチ)レンチなら、ホースを付けた後でもブリーダーにセット可能。無ければメガネレンチですが、この場合はホースを付ける前にメガネレンチをセットしておかなければなりません。ブレーキレバーを数回握った状態でブリーダーを緩めます。離す前にブリーダーを閉めるという作業をエアーが出なくなるまで続けます。リザーブタンク内のフルードが無くならないように随時チェック。
古いフルードは変色(吸湿)しているので、新しいフルードが出てくるのが目でわかります。
交換前後です。「バフ」のレバーは仕上げがイマイチですね。黒の方が良かったかも・・。
で、タッチ(フィーリング)なんですが、変わりないだろうという予想に反して「カチッ」具合が(なんだそりゃ?)向上。ブレーキフルードもそんなに古かったわけではないので、純粋にマスターシリンダーの違いだと思います(いや、プラシーボ効果だ。マスターが「新品」になったからだ)。
工場への通勤+街乗り&ツーリング用途ですので、これで充分かな。見た目もいいですしね。ブレーキパッドは交換したばかりなので、フルードを上限まで入れてキャップを固定。カスタム(ドレスアップ)するとしたら、キャップをアルミ製にすることぐらいか・・・。
カラーコーディネイトを兼ねてクラッチラインも同時購入してありますので、引き続きクラッチマスターシリンダーの交換作業となります。
クラッチマスター交換
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完成。ハンドル幅の関係で、回転計に被さってるなあ・・。今度暇なときにステーを作り直してもっとミラー側に寄せようと思う。7005材削りだしで自作してみよう。
ブリーダーバルブ内には必ずフルードが残っているので、ウエス等(紙ウエスが最適)で、こよりを作って清掃(しばらくそのままにしておく)。
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