Ampulliglabella kojimaii
 アンプリグラベラ コジマイ
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【原図・ウルリッヒ・フリック氏】 2013.11.8 採集

ペルムの切岸/2009.4.11採集。

左チークは欠損してしまったが
ハイポストマまで保存された標本である。

ペルムの切岸/2009.2.27採集。

防御姿勢の完全体としては頬棘や周縁外周以外に欠損が無く
これまでで最もよく残った標本だ。

周辺に、もう一体
防御姿勢の完全体や頭部2個・尾部2個他
固まって産出したことも特筆される。


ペルムの切岸/2008.12.25採集。


長さ約26mm
ペルムの切岸/2005.5.5採集
尾部の中軸の下からハイポストマが見える標本。
裏側は頭鞍の一部と複眼の片方が確認出来るが
上手く取り出すに至っていない。
また、胸部は保存されていない。
本種でハイポストマが確認出来る標本は初めてと思われる。


ペルムの切岸
ペルムの切岸/2005.10.6 採集

頭胸尾部が揃った脱皮殻が
バラバラになりかけた状態で保存された標本。
外れた頭部が尾部の上に乗っている為
頭部の下に尾部の雌型が付いている。
尾部雄型の下には胸節の一部と
ハイポストマが残されていた。

ペルムの切岸産
頭鞍/田柄宝鏡寺産
ペルムの切岸産
穴淵産
Family Phillipsiidae ( フィリップシア科 )
中部二畳系叶倉統岩井崎階
気仙沼市月立字表松川
【研究史】
Paladin sp..(荒木・小泉、1968)
Taiaspinae gen.et.sp.nov. (小泉・佐々木、1978)
Ampulliglabella kojimai (小林・濱田、1984)

 私が初めて採集した三葉虫がこの種である。当時は Paladin sp. と呼ばれ、
後にTaiaspis 亜科の新属と考えられてPermothaiaspis と仮称していた。

1984年のモノグラフに新属新種として今の属名が記載されたが、
実際どの亜科に属するものか判然としなかった。現在ではAcropyge と同じグループに属すると考えられている。

Pseudophillipsia を多産する合地沢階に不整合で重なる岩井崎階の砂質頁岩より見出されるが個体数は多くない。
Pseudophillipsia は共産するが名残を留めるように更に稀である。表松川の石切場跡ではCheiropyge とともに産する。

多くは尾部のみで頭部の産出は極めて稀だが、前気仙沼市図書館長荒木英夫氏が石切場跡より完全な頭部を得ており
完全体は高橋完治君が同産地の別ポイントから2体得ているはずである。

モノグラフには Ampulliglabella はもう1種、A.rotunda が記載されているが
これは本種のシノニムと考えられる。

2005.5.5、念願の完全体を採集。
その後、複数個の完全体が産出した。


【産地情報】宝鏡寺 表松川


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