刊行順 | 書 名 | 舞台、背景など | 登場人物など |
12 | 多摩湖畔殺人事件 | 丹波篠山にいるはずの父が、なぜ七百キロも離れた多摩湖半で死んでいたのか? 車椅子の美少女・橋本千晶は父の死を、その明晰な頭脳で推理しはじめる−−。 |
橋本千晶、河内・岡部警部 |
47 | 少女像は泣かなかった | 両親を亡くした車椅子の少女千晶と、娘を失った河内刑事の心の交流が事件の謎を解く推理4遍。 | 橋本千晶、河内・岡部警部 |
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橋本千晶の登場する作品は少ないのですが、印象に残ります。 橋本千晶は、病気で下半身が不随になり車椅子生活です。母親は、12歳くらいのときに病気で亡くなっており、さらに「多摩湖畔殺人事件」で父・圭一が何者かに殺されてしまいます。その後は、ばあやの金井公江との二人暮らしです。 橋本千晶の容貌は、「透き通るような白い貌の唇と頬にほのかな紅色が差している。大きな眼はアンティックのフランス人形を連想させる。」(多摩湖畔殺人事件) このときの年齢は19、20歳です。 千晶と河内部長刑事との執念の捜査が印象に残ります。 |