岡部和雄 竹村岩男 橋本千晶 和泉直人 ゼニガタ
竹村岩男人物像
刊行順 書      名 舞台、背景など 登場人物など
1 死者の木霊 バラバラ死体が発見されたのは信州の小京都、飯田市郊外の松川ダム。衝撃のデビュー作。 竹村岩男・岡部和雄
7 戸隠伝説殺人事件 鬼女紅葉が敵将平維茂に毒酒を飲ませたという伝説ゆかりの長野県戸隠・毒の平で、毒殺死体が発見された。早速、“信濃のコロンボ”こと長野県警竹村岩男警部の捜査が始まった。 竹村岩男
19 「信濃の国」殺人事件 牧田の絞殺死体が水内ダムで発見され、部下の中島が疑われた。だが恵那山トンネル、長楽寺、寝覚の床でも次々と絞殺死体が発見され、それが長野県歌「信濃の国」に歌われる名勝であることに気が付いたが…。信濃のコロンボ、こと竹村警部登場の長編傑作旅情ミステリー。 竹村岩男
34 北国街道殺人事件 良寛と一茶を卒論に選んだ田尻風見子と野村良樹の二人は、信越路に調査旅行に出る。その途中、長野県野尻湖で良樹がフィルムを盗まれ、そこで人骨で発見された。 竹村岩男
36 軽井沢殺人事件 事件の背後には四十数年前のある出来事が…。信濃のコロンボ・竹村警部と名探偵浅見光彦が初めて競演! 高田薫、野本美貴
45 追分殺人事件 信濃追分で男が死んでいた。信濃のコロンボこと竹村警部が捜査に乗り出した。一方そのころ、東京でも男の変死体が発見される。こちらでは、警視庁の切れ者岡部警部が捜査を開始した。二つの「追分」の事件に、二人の“名探偵”が挑む。そして、謎は北海道にまでおよぶ…。 竹村、岡部警部
93 沃野の伝説 「米穀通帳はどうなったのかしら」名探偵・浅見光彦の母がふと口にした一言から、すべてが始まった。 光彦、竹村岩男、阿部悦子
 竹村岩男が登場するのは、内田先生のデビュー作「死者の木霊」です。

 このときの竹村は長野県飯田署巡査部長で年齢は30歳です。

 松川ダムバラバラ殺人事件で、上司に背いて執念の捜査が実ります。

 陰惨な事件でしたが、竹村の詠む俳句(同好会「きさらぎ」)と妻・陽子の明るさが印象に残ります。

 「戸隠伝説殺人事件」では年齢33歳でになっており、「松川ダムバラバラ事件」の解決により2階級特進で長野県警警部に昇進しています。

 バーバリのレインコートを愛用していることから、信濃のコロンポといわれている。

 「死者の木霊」、「 追分殺人事件」では、岡部警部と、「沃野の伝説」では、浅見光彦と共演しています。