November 1999
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Diary 2000
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November 1999
December 1999
 

11月2日(火)DX伏見
11月4日(木)九条OS
11月5日(金)晃生ショー劇場
11月8日(月)大阪東洋ショー劇場
11月10日(水)奈良スターミュージック
11月12日(金)晃生ショー劇場
11月13日(土)和歌山八光ミュージック
11月20日(土)和歌山八光ミュージック
11月22日(月))和歌山八光ミュージック
11月26日(金)DX伏見


1999年11月2日(火)DX伏見

1.森口ひかりさん
2.山咲ひとみさん
3.聖まみさん
4.琴美さん
5.SASORA・さん
6.観月里佳子さん
7.夏希由圭さん

3回目の7の途中から最後まで観劇。

森口ひかりさん
日舞。曲ごとに表情を変えていくのが印象的だった。1曲目はしっとりと、2曲目はニッコリと(しかし、おしとやかに)、3曲目は少し悲しみを帯びた表情で。
そして、ベッドでは、赤味をおびたライトに照らされた白い肌がとても美しく、触れると壊れてしまいそうな感じがした。
舞い自体もしっとりと女性らしさを十分に演じられていたと思ったが、それにもまして、表情がすばらしかった。

山咲ひとみさん
1曲目は青いドレス、2曲目はラムちゃん、ベッドはシースルーの白い衣装。
ステージ全体を通して、かわいい感じでまとめていて、控え目な笑顔が魅力的。

聖まみさん
聖まみさんは初見だと思っていたら、7月下旬の九条OSで一度拝見していた。
九条OSではタッチだけだったので、ダンスを見ただけでは思い出せなかったが、タッチのときのお声と衣装で思い出した。
ダンスは初めて見たのだが、ノリのよい曲に慣れた感じで自然とはまっていて、なかなか、決まっていた。
タッチのときのおしゃべりは、まったりとした声と口調で、ほっと落ち着ける雰囲気になった。

琴美さん
衣装や前半のダンスはいわゆる「ブリブリ」系。
ステージ全体を通して、琴美さんの(女性の持つ典型的な?)優しさが包んでいるような感じがした。特にベッドのときの目と口を半分だけ開いたウットリした表情を見ていると、非常に心地よい空間に身を委ねている感じがした。

SASORA・さん
10月上旬の九条OSとは異なるステージ。衣装は上下を黒で統一されていた。
ステージは典型的なベッドというものはなく、前半はシースルーの赤い布を宙に浮かせるなど特徴的な動作を伴ったパワフルでキレのよいダンス、後半はイスを使ってアクロバティックなポーズを連続して決めていた。
今回のステージは、ご本人曰く「まだまとまっていない」ということで、確かに散漫な感じが否めなかったが、どのように完成するのか楽しみではある。
タッチでは、すぐにでもお笑いに転向できるくらい面白い「しゃべくり」。頭の回転の速さも感じた。実に楽しい時間だった。

観月里佳子さん
この日の観月さんはとても感動的だった。何より、その自信に満ちた表情や堂々とした態度がスバラシイと思った。
前半は白い大きな扇を使ったダンス。動作自体はシンプルだが軽快。他によい表現を思い付かないが、要するに見ていてスカッと胸がすくような思い切りのよさが感じられた。
後半は大人の女性の魅力があふれるようなベッド。ゆっくりとした動作にもよどみがなく、堂々としたものだったように思う。
「等身大」というと「こじんまり」という印象もあるのだが、そうではなくて、今の里佳子さんの魅力を、これ以上でもこれ以下でもなく、あますところなく表現しているステージだと思った。
彼女が自分自身を信じているが故に、このようなすばらしいステージを生みだしているのだというような気がした。

夏希由圭さん
前半は白い衣装によるダンス。後半のベッドでは、切なさを表しているようだった。それと、ブリッジ的なポーズのいくつかのバリエーションを見せてくれたが、その一つ一つが実に美しく決まっていた。また、盆から本舞台に帰っていく部分では、背中が哀愁を帯びていて、感動的だった。

Report No.35

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1999月11月4日(木)九条OS

1.五木麗菜さん
2.早瀬みなさん
3.姫香梨乃さん、椿裕美花さん
4.宮沢えりさん
5.藤森かおりさん
6.素人ステージ

3回目の4の途中から最後まで観劇。

五木麗菜さん
中国の京劇をイメージさせるステージ。ストーリがあるとすれば、簡単に言えば「善と悪の戦い」。
最初は黒のとてもゴージャスな衣装で、NHK紅白歌合戦の名物となっている人達の4、5年かそれより前くらいのゴージャスさ。ボク的には、中国最後の影の女帝「西太后」とモーツァルトの魔笛の「夜の女王」と「ダースベーダー」を一緒にした、って感じに思えた。照明もあまり明るくせず暗黒のおどろおどろしさを醸し出しているように思った。
次は京劇に登場してきそうなシースルー生地で女性の美しい衣装で、剣を使って力強くしかも美しいダンス。
その後、緑と黒の紐を使った衣装の中間部に続いて、ベッド。オレンジ色のシースルー生地の衣装を両腕と腰につけていた。2つ目の衣装もそうだったが、このベッドでの衣装も腕の部分は振り袖くらいの長さがあって、腕を大きく振ると衣装が空中を流れていくようにヒラヒラと舞うが、とても優雅な印象を与えていたように思った。また、それを効果的に使っているような気もした。
最後の締めくくりのダンスは、より強さと美しさが強調され、見事なフィナーレになっていると思った。
それと、九条OSの照明は派手めだが、このステージにマッチしてよりよい引き立て役になっていたと思う。

とにかく見事なステージ。このステージを見ると、改めてストリップ観劇を始めてやっぱり正解だったとつくづく思う。このステージを見て、今まで観劇してきたなかでなんとなく持っていたストリップショーの枠のようなものが、取り払われたような気がした。2度、3度と見てみたいステージだと思った。

早瀬みなさん
ヘビ使いの演し物。
早瀬みなさんは、7月下旬の九条OSで一度拝見したのだが、その時はWだったので、ソロとしては初見。
この踊り子さんは、前回見たときのイメージから勝手に「しっとり」系なのかなと思い込んでいたが、この日のダンスの印象はまったく違っていた。
ステージ全体のイメージはインドで統一されていたように思った。まずはヘビ使い。小道具のヘビが頭を出しているかごをかぶりつきのお客さんに「そ〜ら」って感じでつきだしたり、コミカルな動作を加えたりして、お客さんの気持ちをグッと引きこんでいるように思った。

(ただ、ボク自身は、五木さんのステージの直後で、まだその余韻が体中に残っていて、この雰囲気のギャップを埋めるのに必死だった)

それに続くダンスでも、美しくキレのよいダンスを見せてくれていた。時おり見せる微笑みはまたまたお客さんをとりこにしそうだと思った。

(ボクはこのころからギャップを埋めて、ステージに集中していけたと思う)

最後のベッドは、それまでと打って変わって、切ない感じの表情で美しいベッド。
今回拝見して、早瀬さんの表情の豊かさや、場内の雰囲気を巻き込んでいくところには、早瀬さんのすばらしさを感じた。

姫香梨乃さん、椿裕美花さん
姫香梨乃さんのダンスとWベッド。
姫香さんのクライマックス部分と椿さんが盆から立ち上がっていくのがピタリとあっていたので、拍手が一緒に起こっていたが、もしかしたら、場内の雰囲気が散漫にならないように演出に工夫があったのかもしれないと思った。
さて、姫香さんは10月上旬に関西ニューアートで久しぶりに拝見したときにはその前に見せていただいたステージとガラリと変わり、ディスコ的なダンスと、なんとも陽気なベッドという構成だった。ベッドの方は多少違和感があったが、ディスコ的なダンスは姫香さんにとても似合っていると思った。楽しそうに踊るの見るとこちらも体を動かしたくなる衝動にかられる感じがした。
今日の前半のダンスも、曲は異なっていたが、ダンサブルな曲のリズムに合わせて踊る様はまるでディスコクィーンのようだった。前回見たときより、なんとなくおとなしめの感じもしたが、その分少し洗練されたような気もした。
ベッドは、前回の陽気な感じとは全く違った女の色香を醸し出していたように思った。
前回も今回も、前半のダンスは姫香さんの普段着の彼女自身を表現しているようなステージに思えた。ポラ等で見せてくれる「陽気で茶目っ気のある」表情はまさにそのものといった雰囲気だと思う。今回は、それに加えて、内面に潜む、もしくは普段はあまり見せていないしっとりとした一面を見せてくれたように思った。
7月上旬のいわゆる「ブリブリ」な感じから今回まで、見るたびに違った印象を与えてくれる姫香さんは、ボク的には今後も見てみたい踊り子さんの一人である。

宮沢えりさん
日本的なかわいい女性。そして宮沢さん自身の美意識を元に構成、振り付けされたようなステージのように思った。
(なんのこっちゃわからんけど、そ〜ゆ〜感じがした)
ポラの時のファーストフードの店員さんのような応対も徹底していて見事。

藤森かおりさん
ダンスやベッドでの振りはまだ覚えたことを一生懸命やっているだけような感じが見受けられるが、少し近寄りがたい雰囲気のあるすました表情から時折見せる微笑みは、まさに飛び道具。アレでご臨終になった輩はたくさんいると思う。ボクは少し遠くの席にいたので、命からがら逃れることができた。(^^;)
それから、藤森さんのポラの売れ行きには凄まじいものがあった。買う人も多いのだが、一人あたりの枚数も普通ではなかった。ボクは、ここ数年AVは見ていないのでわからないのだが、超人気AV女優なんだろうか、その人気ぶりが伺える。

今日の残念賞。九条OSでは、各香盤最後のパチンコフィナーレ時に、出演者が一枚ずつ前売券(券面には招待券と書かれている)を持ってステージに出てこられるのだが、この日はGETできなかった。ここ数回は大丈夫だったので今日もと思っていただが、甘かった。
今日はいつもの平日よりお客さんが多目だったのも原因のひとつ。まあ、前売券の有効期限は一ヶ月なので、どうしても行かねばならない脅迫観念から解かれると思ってあきらめるしかないが、しかしコミットメントが足りんな〜(^^ゞ。

Report No.36

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1999年11月5日(金)晃生ショー劇場

1.優香さん
2.風早麗さん
3.桐島聖良さん
4.麻生夏南子さん
5.初音風花さん
6.水森さやかさん

3回目の5から最後まで観劇。

優香さん
ステージはゆったりと時間が流れていくようなのんびりとした雰囲気があった。それととなりのお姉ちゃんって感じがして、ホッとした雰囲気が漂っていた。

風早麗さん
ダンス&タッチ。ダンスのときの手の使い方や扇子のさばき方などを見ると経験を感じさせるような気がした。
タッチのときは、初めてストリップを見に来たような若者を相手に多少もてあそぶ感じで誘ってみたり、通い慣れたおじさま方とのギャグの応酬など、場内大爆笑で、すごく楽しいタッチだった。

麗さん「(胸をタッチしている若者に向かって)アソコも(タッチして)いいのよ」
若者「い、いや、いいです。(^^;)」
おじさま「アソコ、人気ないね〜(笑)」
麗さん「失礼ね〜(笑)」
場内「(爆)」

桐島聖良さん
以前拝見したときは、まだぎこちない感じが残っていたが、今回拝見して全く印象が違っていたのには驚いた。ボクが言うのもこがましいが、ダンスもベッドも目を見張る上達ぶりだったように思う。
また、3回目に風花さんのポラタイムに乱入したり、4回目のさやかさんのポラタイムに風花さんを連れて乱入したり、ノリのよさを見せてくれ、そのときのムードメーカぶりもなかなかよかった。ノリがいいだけでなく、節度もわきまえているところも好感を持った。また、聖良さん自身がストリップを楽しでいらっしゃる気がして、ボクも微笑ましく思えた。
前回拝見したときのイメージを、”よい意味で”ぶち壊してくれたような気がした。

麻生夏南子さん
最初ステージに登場したときに、適度にシェイプアップしたボディが筋のよいステージを演じてくれる予感がしたが、思ったとおりステキなステージだった。
前半のダンスは、エロチックで、動作の端々に海外映画のストリップバーに出てくる女性の踊りにも通じるようなものも感じ、そそられた。
それからベッドの盆に上がる前の本舞台からこちらを見る表情は、実に「いやらしい」感じがして、改めて「Hなところに来ているんだ」という気持ちを深くした。
盆でのオナニーは、少しばかりあえぎ声を誇張しすぎのような感じを受けたが、でも、やっぱり「いやらしく」て、ボクは悶々としてきそうだった。(^^;)

初音風花さん
初音風花さんは、先週、同じ晃生でデビューした新人さん。
早くも頭角を表しつつあるように思った。最初のダンスのときのキラキラした笑顔からして、明らかに先週と違っていた。ベッドに入ってからの最初のビートの効いた曲とか、その後のバラードにも、表情によってその雰囲気をよく表しているように思った。
この調子で頑張ってほしい。

水森さやかさん
愛くるしい表情や振りのダンスと悩ましい表情でのベッド。白い肌が赤いライトで照らされると余計に肌がキレイに見えて、それだけでも十分にそそらるような気がした。また、夢中になって踊られている様子を見ると微笑ましい感じがした。
(これ以降、本筋ではないのだが)晃生のステージは本舞台と盆の間に15cm程度の段差があるのだが、ダンスの時に後ろ歩きで後ろの段差を見ずに盆から本舞台に戻るところがあったが、こけずに降りていくところを見て「自分だったら1日に1回はこけてんのとちゃうかな〜」と思って、妙に関心した。

最後に晃生ショーについて
今回で計4回だが、最初2回はご近所の町内会的なアットホームな雰囲気、最近の2回は常連さんが少なくそれまでと雰囲気は異なっていた。それでも踊り子さんとの距離が非常に近いのも手伝って、場内の雰囲気はとてもよかった。まだ数少ない来場歴だが、既にお気に入りの劇場の一つになっている。

Report No.37

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1999年11月8日(月)大阪東洋ショー劇場

1.広末順子さん
2.神田優子さん
3.素人ステージ
4.麻生祥子さん
5.若林美保さん
6.素人ステージ

3回目の4から最後まで観劇。

広末順子さん
力の配分など気にせず、思いっきり踊る姿には、清々しさを感じ、見ているだけで応援したくなる。
ダンスのキレや緩急の付け方がすばらしい。ブリッジの姿勢も見事である。スジのよさを感じる。

神田優子さん
キレイでクールな印象の踊り子さんである。
前回拝見したときは気づかなかったが、ダンスの動きやポーズの端々まで、この踊り子さんのキレイさをより引き立てるような印象がある。
ベッドでのウットリとした表情や動作は、逆にこちらの神経を他に移させない魔力のようなものを感じる。
また、フィナーレのとき照明は、踊り子さんが浮き出すような印象があり、踊り子さんのキレイさを引き立てるようであった。

麻生祥子さん
まずは、看護婦姿で登場。いつもの「祥子スマイル」で楽しいダンスを見せてくれる。

(以降のストーリーは、ステージを見てボクが勝手に想像したものです(^^ゞ)

次に、白いヴェールと下着姿でのウェディング。ベッドでは、初夜を迎え、愛する人に抱かれ、改めて愛を確認し、あふれる喜びを体全体で感じつつ、フィナーレを迎える。

表情の出し方がすばらしい。清楚で従順な表情を見せる結婚式、ベッドでの愛する人と抱き合う表情は狂おしい。そして特にベッドで起き上がったとき見せる「愛を確認し、幸せがあふれている」とき表情は、心臓を打ち抜かれたような衝撃が走った。

若林美保さん
おっとりとした雰囲気のかわいい踊り子さん。11/1に東洋ショーでデビューしたそうである。
人懐っこい笑顔でのダンス。ベッドでの表情も的を得ている感じがする。ダンスなども今月デビューしたてとは思えないくらいスムーズである。ただ、歩き方は磨いて欲しいと思った。

Report No.38


1999年11月10日(水)奈良スターミュージック

1.夏木りんかさん
2.美島裕貴さん
3.杉原かのんさん
4.千華さん
5.築地亜矢さん
6.仁豊さん

3回目の5から最後まで観劇。

夏木りんかさん
ダンス、ベッド。
ダンスやベッドで見せるしっとりとした表情がよい。肌も白くキレイで、赤い照明に照らされたところを見ると、ずっと見ていたいという欲求にかられた。
今回はダンスに比べてベッドの方がなんとなくぎこちないような気がした。

美島裕貴さん
ダンス、ベッド、タッチ。
ダンスでは終始微笑んでいた。それは、すべてを許容してくれるようでもあり、大人の女性の魅力で包み込むようでもあり、ボクは胸の奥が熱くなるような感覚に襲われた。

杉原かのんさん
ダンス、ベッド。
1曲目は元気いっぱいである。逆にベッドでは(大人になったばかりの?)女性のエロを感じさせる。特にベッドでの舌の使い方などたまらないものがある。ポラでは再び元気いっぱいで登場されたが、別人ではないのかといった錯覚に陥るぐらいだ。
なお、多少スピーカからのホワイトノイズや天井の扇風機の雑音が大きいためか、先週晃生で聞くことができたベッド時の低いあえぎ声を伴なった息遣いが少ししか聞けなかったのは若干残念であった。

千華さん
ダンス、ベッド、花電車。
先週の晃生に引き続き、今回も花電車は(晃生に比べるとおとなしめだったが)盛り上がりを見せた。それと新技を披露されていた。
しかし、なんであんなことができるんだ〜?

築地亜矢さん
ダンス、ベッド、タッチ。
腕、脚が長く、ダンスで腕をバッと広げるところや本舞台での立ち姿はカッコよく、また、美しくもある。ベッドでの寝た姿勢での足の使い方(こねくりまわしているところ)などはダイナミックさも感じた。

仁豊さん
今回のお目当て。前回関西ニューアートで拝見したときは、技術が勝っているように思えてボク的にはあまり納得できる観劇にならなかったので、今回はリターンマッチ。
技術的にスバラシイものも十分すぎるほどあるが、指先にまで神経を行き渡らせての表現力には感服する。「こんなに色っぽかったかな?」と思った。熟した(熟しきったではない!)女の色っぽさがよく伝わってきた。
遠く(?)奈良まで見に来てよかったと思った。

今回は、踊り子さんとの距離感が近いせいか、照明のせいか、ボクの体調がよかったせいか、本当のところは不明であるが、総じて踊り子さんたちのしっとりと美しい雰囲気がよく伝わってきたように感じられた。
(後日、某氏の観劇記を拝見して、照明も含めて集約度の高い劇場なんだという認識に至った。)

Report No.39

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1999年11月12日(金)晃生ショー劇場

1.望月美由紀さん
2.波里ひなさん
3.桐島のんさん
4.楓里子さん
5.仁豊さん
6.竹光あやさん

3回目の4から最後まで観劇。

望月美由紀さん
ベッドが終わるときの笑顔はスバラシイ。しかし、終わるときにしかあの笑顔が拝見できないのは残念である。望むべくは、ダンスのときにもその笑顔を拝見したい。
後で知ったのだが、ビデオのカバーなどはこの踊り子さんの特長である(と思われる)目を上目遣いにして顎を引き、(表現が変ですが)鋭い美しさを演出していて、ステージでも同じ表情をベースにしているようである。ボク的には人懐こさを感じさせる笑顔の方が絶対に魅力的だと思うのだが。

波里ひなさん
今週デビューの新人さんらしい。
終始見せる憂いの表情は魅力的である。ダンスでの雰囲気もよくできていると思う。

桐島のんさん
イメージされるのは、閻魔様か中国の悪代官か。(晃生のステージで見るせいか)迫力は満点で、近寄りがたい雰囲気を醸し出す。
短剣を何気なくクルッとまわすところや見栄を切ったポーズは、ダンスやベッドの動きやポーズはこのステージにピタリである。
タッチやポラでは、(ダンスのイメージとは反対に)隣のお姉さん的な人懐こさを感じさせ、見ていて楽しい。
今日は、ポラでダンスのときの衣装をリクエストしたお客さんがいて、タッチ希望のお客さんも少なかったので時間的にも余裕があったので、急遽衣装を着ることになった。舞台裏ではなく、ステージ上で衣装を着るようにして飽きさせないように気をきかせてくれた。
来ている間も衣装に関するエピソードなどを話してくれて、楽しい時間であった。また、

「脱いでいくところはいつも見せてるけど、来ていくところは初めてヨ。(笑)」

「う〜ん、ホンマやね」と変に納得した。当たり前か...(^^;)
まったく幸運なハプニングだった。なお、時間内にピタリと収まったようである。
でも、あまり頻繁だと考えものかも。

楓里子さん
今週デビューの新人さんらしい。
肌が木目細かくキレイで、オシリの形もよい(もしくはボク好み)。ベッドで盆に登ったときに、しばらくの間、オシリをこちらに向けて踊られていたので、魅力的なオシリを見せるためなのかもしれない。
ダンスは、よくこなれている感じを受けた。

仁豊さん
先週の奈良と同じ演し物。
今日は、女性としてのかわいらしさ(単に容貌ということではなく)も感じられた。
ダンスでの美しさはもちろん、ベッド後半に見せる曲調にあわせて盛り上げていくところは突き上げられるような感情の高まりを覚える。

竹光あやさん
一足早いクリスマス。
ダンスは軽快なステップ。こちらの気分もウキウキとさせる。ベッドでは、相変わらず、集中力の高さを見せる。
ベッドの出だしは、(今回は少し印象が違って)緊張感はほどほどで、優しさを含んだ微笑みが印象的。ベッドの盆に登る直前に座った姿勢で深く息をするところは、逆にこちらが固唾をのんだ。
ベッド中盤あたりで、片足を上げるポーズでは最も緊張感が高まっていき、そしてブジッジ姿勢から起き上がってフィナーレを迎える。
動きやポーズのひとつひとつがカッコよくキレイでさまになっている。

今週デビューの新人さんお二人について
それぞれの魅力が十分に伝わってきた。横たわった姿勢で脚を上方に伸ばすところで少し脚がピンと伸びていなかったりと、細かい部分では「?」の部分も感じられるが、大きな可能性が感じられるような気がする。

今日の照明について
少し「?」かな?若干タイミングが遅れ気味になっていたような気がした。

Report No.40

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1999年11月13日(土)和歌山八光ミュージック

1.森口ひかりさん
2.不明(?)
3.SASORA・さん
4.咲夜さん
5.一宮沙紀さん
6.早川優美さん

最初から3回目の最後まで観劇。

森口ひかりさん
「エデン」。
この踊り子さんは表情がスバラシイ。
ダンスの1曲目は、白のドレス。「壁を叩くが反応がない(または扉を叩くが開かない)」パントマイムで見せる悩ましい表情を見せる。
ダンスの2曲目は、白のボンデージ系の衣装。ここでの「薄ら笑い」は挑戦的で不気味な印象も感じさせる。
ベッドでは、ツバの大きなピンクの帽子を口元だけが見えるくらいに深々とかぶって、ミステリアスな貴婦人を思わせる。
(しかし、ここでは顔は横からしか見えないので、表情はわからない)
そして、ベッドから起き上がるときに見せる表情はそれまでと打って変わって、優しさがあふれるような微笑みは胸を貫くように感じた。
これは(悪い意味ではなく)計算された演出が感じられる。ベッドでは終始顔が見えないように帽子を深くかぶり、欲求不満を募らせ、そして最後の最後に顔を見せて満足させてくれるのだが、それまでに感じさせていたミステリアスさを打ち消した(ある意味で裏切った...しかし決して悪い意味ではない)この上ない微笑みを見せるため、驚きも大きい。

SASORA・さん
わけありで今週は「ブリブリ」だそうである。
それでも、元々かわいさも持っているため、雰囲気もバッチリ決めていた。「けなげ」な感じさえする。
衣装は終始「ブリブリ」系だが、2曲目だけはいつもの雰囲気に近いキレのよいダンスを見ることができた。
今日のSASORA・さんを見ていて、この業界の(いろいろな意味の)厳しさが感じられた。

咲夜さん
終始まったりとした雰囲気で、ゆったりとした気持ちにさせる。バックで流れている曲にもバッチリと合っている。

一宮沙紀さん
よく鍛えられたボディで、美しくキレのよいダンス。ベッドではより美しさが強調される。
手の使い方が非常に効果的だと思う。ダンスのときは手をしならせるように鋭く振って軽快感を強調し、ベッドのときは指の先まで神経を行き渡らせ美しさをより効果的に演出していると思う。

早川優美さん
ダンスはDX東寺で見たのと同じ構成のように思う(多分当たっていると思う(^^;))。
(この踊り子さんを見るときは、いつもに増して笑顔に引き込まれているので、他のことを覚えていないのです...以上言い訳でした(^^;)。)
ソロは初めてで、かつ、八光の土曜日は時間が長くなるので、ロングバージョンのベッドを拝見したのだが、情感があふれるようであり、また、体の柔らかさを十二分に使ったポーズもバッチリ決まっていた。前半のダンスももちろんバッチリ。
とにかく笑顔がスゴク魅力的である。見ている人の心も楽しくさせるような気がする。
それから、DX東寺でもWベッドで息の長いブリッジ姿勢を見せてくれたが、しかしあれでもショートバージョンだったとは!!
(今日は計時していなかったので、正確なところは不明だが)
起き上がりの部分をゆっくりと時間をかけて見ている方の感情の高まりをさらに煽っているように感じた。

初めての八光について(あくまでボクの主観ですが)
八光は初めて行きましたが、想像していたより大きかったですね。見る側としては、ステージが手頃な大きさで(本舞台が遠すぎないのと盆の大きさがちょうど良い)、ミラーボールの位置も細かい光の反射が目の前に降り注ぐような感じがして効果的な感じがしたし、ベッド中に本舞台に引かれるシースルーの幕に照明を当てたところがとてもよい雰囲気を出していて、ステージ上が一つの幻想的な空間のように浮き出すようでした。
なかなかの器だと思いますが、本舞台の傾斜とよく滑るらしいので、踊り子さんには辛いようですね。(^_^;)

Report No.41

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1999年11月20日(土)和歌山八光ミュージック

香盤は11/13と同じ。最初から3回目の1まで観劇。

森口ひかりさん
最初は、ウェディングドレスで登場。初っ端から楽しげで心が洗われるような微笑みを見せてくれる。
中間部のダンスは毎回衣装を変えて(下着だったり、スリムなドレスだったり)、より色っぽさが感じられる表情を浮かべて踊る。
ベッドでも、肌の白さもあいまってウットリとこの踊り子さんの「色っぽさ」のとりこになっていた。

SASORA・さん
4部構成で、ブリブリのダンス、キレのよいパワフルなダンス、ブリブリのベッド、アクロバティックなパフォーマンス。
最初のブリブリのダンス以外は先週拝見したときとも、構成やダンスのフリも違っていました。
いろいろあるなかで、自分の特長も出していく、そんな努力がかいまみえたステージだと思った。

咲夜さん
黄色い背広と黒いロングパンツ。バックミュージックのジャズに乗せて、カッコいいダンス。
ベッドは、網のランジェリー姿でエロティック。
この踊り子さんには「まったり」とした印象があるが、今日は「カッコいい」感じで、これもなかなか決まっていたように思った。

一宮沙紀さん
前の土曜日に拝見したのと同じステージ。
鍛えられたボディによるせいか、動作が非常に安定していて見ていて安心する。

早川優美さん
黒の和服を着た上に銀の和服を頭からかぶって登場。ここでは顔は隠れている。
曲が流れ、ゆっくりした動き出しから、顔を覗かせると、女性の能面が見えた。動作に非常にゆっくりとしており、能面の顔を手で押さえもだえ苦しんでいるところなど、どこか不気味さも感じさせるようにも思える。
次は、白の着丈の短い和服で、はじけるような軽いダンス。いつもより底が抜けたような明るさを感じるが、逆に出だしの部分の「陰」の部分が強調されるようにも思えた。
しかし、それも長くは続かず、哀愁を帯びた曲に移り、動作は再びゆっくりと。衣装を脱いでいき、いったんステージから退く。そのときの優美さんを見て、ボクは心の中で思わずつぶやいた。

「奇麗だ...」

ベッドは赤い和服。首を絞めた手を振り払うところから始まるなど、熱い情念のようなものを感じる。
盆は熱さとともに、「陰」の印象を受ける。そして、身もだえしながらボロボロになって、最後に盆を去っていくが、残った力を振り絞って、本舞台上でブリッジからの起き上がり。起き上がる途中で微動だにしない部分は、時間が止まったような錯覚に襲われた。

ボク自身は早川さんを見るのは3度目(うちWが一度)なので、あまり見ているわけではないのだが、今までにない別の世界を演じているような気がする(ウソだったらスミマセン)。
ステージ全体を通じて、張り詰めた空気が感じられた。

Report No.43

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1999年11月22日(月))和歌山八光ミュージック

1.森田久恵さん
2.不明(?)
3.初音風花さん
4.小森まみさん
5.観月里佳子さん
6.麻生祥子さん

最初から3回目の1まで観劇。

森田久恵さん
侍の姿でのダンス。ベッドは女性の和服。
凍り付くような物凄い緊張感が場内に張詰める。
刀を使ってダンスは文字どおり真剣勝負を思わせ、ベッドはよりゆっくりとした動作で更に緊張感が高まるように思う。
中間部の(横?)笛と太鼓を使った曲は大地の鼓動を思わせるが、「生の神秘」のようなものが感じられるような気もした。

不明(?)
CUTEで愛想のよい人でした。

初音風花さん
カウボーイハットで登場。楽しいダンスを見せてくれる。ベッドは白のシースルー(だったと思う)。
ダンスにはあどけない少女っぽさを感じるが、ベッドは大人の女性の色気を感じる。
視線はまだ不安定な印象を受けるし、振り自体がまだシンプルなものなのだが、それを補ってあまりあるほどの魅力を感じる。拝見するのはデビューの週(10月下旬の晃生)からこれで3回目だが成長著しい。

小森まみさん
小柄でキレイな踊り子さん。白いドレスでのダンスと、ベッドは黄色のシースルーの衣装。
先週まで(今日も?)入り口付近に貼り出してあった写真とは別人と思えるほどキレイである。タイプである。
##スミマセン。ず〜っと、お顔やら胸やら腰のラインやらを眺めてました。m(_ _)m

観月里佳子さん
1曲目はチャイナドレス風の衣装と扇。2曲目はラメのビキニ。ベッドは黒いシースルーのガウンを着て登場。
この踊り子さんを見ていると「見せることに喜びを感じている」ような気がする。特に、2つ目の衣装のときの弾けるような感じや、ベッドの盆から起き上がるときの表情にそれを感じた。
また、ベッドでのブリッジからの起き上がりが好きである。ブリッジ自体は非常に短時間ではあるが姿勢が美しく、起き上がっていくところのフィニッシュの部分をじっくりと速度を落として美しく柔らかな感じに仕上げらているように思う。
このステージは、この踊り子さんの魅力満載である(と個人的には思っている)。

麻生祥子さん
「看護婦さん」。
ベッドの始めまでは、この踊り子さんのほのぼのとした雰囲気で場内を包む。
ベッドで悩ましくもだえる姿も情感がこもっていてよいが、なんと言っても、この踊り子さんの表情がボクの目を釘付けにする。
表情が自然で実に様になっている。盆から立ち上がったときの表情には「時間よ、止まれ」である。
余談であるが、この踊り子さんは足が長い。脚を伸ばしたポーズから足を折りたたむときは、ホントに「折りたたんでいる」ように見える。

Report No.44

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1999年11月26日(金)DX伏見

1.竹光あやさん
2.黒川亜美さん
3.那谷理子さん
4.朝比奈ゆいさん
5.秋野かなえさん
6.清野麗可さん
7.望月美由紀さん

3回目の5から最後まで観劇。

竹光あやさん
先週の晃生に引き続き、クリスマス。しかし、今日は曲を多少変更しているようだ。そのためか、少し躍動感のあるステップは控え目にして、美しさを強調したようなステージになっていた。出だしの部分から本舞台中央で横向きに立って、状態を後ろにそらしていくところから非常にキレイに決まっていた。
先週の晃生でも感じたが、ベッドで盆の手前での息遣いには胸がつまりような思いが込み上げてくる。また、その後の片方の脚を上げていくときの美しさや緊張感はボクの目をとりこにして離さない。
ところで、劇場に入るとき、入り口で偶然にもこの踊り子さんと遭遇したのだが、思ったより小柄な感じがした。逆に、ステージ上で見るこの踊り子さんの「大きさ」が自分の中でよりクローズアップされるような感じがした。ステージではほとんど下から見上げている状態だし、この踊り子さんは姿勢がよいのも大きく見える要因なのだろうが、それ以上にこの踊り子さんの存在感の大きさがそのように思わせるのではないかとふと感じたりした。

黒川亜美さん
多少大柄の肢体を美しく見せるステージ。
特にベッドの出だしでの座った姿勢で片方の脚を後ろに伸ばし上体を後ろに傾けた姿勢の美しさなど、一つ一つのポーズや動きが実に美しい。手足の長さが余計に美しさを増大させるようでもある。

那谷理子さん
この踊り子さんはくったくのない笑顔がすばらしい。特にベッドの回転に合わせて、間近のお客さんひとりひとりとアイコンタクトをとりながら見せるあの表情には、素直に「かわいいね」と声をかけたくなるような衝動にかられる。

朝比奈ゆいさん
キビキビした動きが印象的。リズムに合わせて手や脚を伸ばすようなところは、伸ばしきったときに「パーン」という音が聞こえそうなくらいに、ビシッと伸ばしているように感じる。ベッドではゆるやかな動きになるが、それでもキビキビした感じもしていた。

秋野かなえさん
ほのぼのとした感じの踊り子さん。
3回目だけ拝見できたベッドでの回転盆上で体育座りの姿勢で、リズムに合わせて首を横に交互に傾けるところは、この踊り子さんのほのぼのとした雰囲気がよく現れていたように思う。

清野麗可さん
う〜ん、なんというか、とにかくアピールしまくりのステージ。
この踊り子さんの持つ愛らしさが常に前面に出ている感じがする。にこやかな表情ではずむようなダンス、本舞台上でうつぶせになって手で顎を支えながらお客さんを見る表情、そして、ベッドの盆から本舞台に戻る際の後ろ姿までも強烈なアピールが感じられ、その徹底ぶりには感服した。
それと、この踊り子さんは肌がとても白く、ベッド中に赤いライトで照らされているときは、その肌に吸い込まれていくような魔力があるように思えた。

望月美由紀さん
今まで拝見したのと違い、笑顔、笑顔の連続だった。
ボクはこの踊り子さんのステージで笑顔を見たくてしょうがなかったが、今回は思う存分見れた。表情の安定度は多少欠けるきらいがあるが、笑顔こそ、この踊り子さんの本来の魅力である(と、ボクは思っている)。また、笑顔があるからこそ、妖麗な表情も生きてくるような気がする。
また、笑顔のせいか、のびのびとステージをこなされている印象であった。

Report No.45

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