自分でできる防音-アン・ノイズ

■ ノイズクリアの防音性や施工性についての《 Q&A 》

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ノイズクリア / よくあるご質問

低音対策 ノイズクリア / 新しいタブで開きます。

防音性についてのご質問

  • Q: 壁から隣の生活音が聞こえて来ます。このような場合、防音性能はどの位になり、何dB向上しますか?

    A: 音の種類にもよりますが、音が特定の壁から侵入している事が分かり、それが話し声やテレビの音[ 空気音 ]の場合、ノイズクリアを設置することで壁の防音性を向上させる事ができます。

    一般的な石膏ボード下地の軽量の壁の場合、
    ■重・低音域[125Hz-250Hz]で6〜12dB。
    ■中音[500Hz]で7〜18dB。
    ■高音域[1000Hz以上]で20〜30dB。
     防音性が向上し、
    全周波数平均で約11〜16dBの防音性の向上が期待できます。

    ※騒音の種類、壁の構造 / ノイズクリアの重ね枚数、スペーサーの種類などによって防音性の向上幅は異なります。
    上記数値は、一般的な目安としてお考え下さい。

    ノイズクリアの防音性能 新しいタブで開きます。

    ケース別の防音効果 新しいタブで開きます。

  • Q: 壁の向こうにエレベーターがあり、機械音が壁から聞こえてきます。低減は可能でしょうか?

    A: エレベーターのように建物の構造体と繋がっている場合、実際には壁以外の床や天井からも音が侵入しています。そのため、部屋全体としての防音効果は限定的なものとなります。

    限定的な低減効果固体音の低減は、振動を伝えないようにする事がポイントです。

    Q: 壁を叩くような音がして、眠れません。何とか低減したいのですが、効果はありますか?

    A: 上記エレベーターの機械音と同様、構造体に振動を与える音の場合、ノイズクリアによる防音効果は限定的なものとなります。

    限定的な低減効果固体音の低減は、振動を伝えないようにする事がポイントです。

    木造住宅や軽量鉄骨造で壁を叩くと壁が水平方向に大きく揺れます。 叩く力が強く、かつ、継続的な場合は、制振スペーサーの数を3つにして設置して下さい。( 通常は2つ )
    3つ目のスペーサーの位置
    2つのスペーサーの中間に貼り付けます。

  • Q: 賃貸マンションですが、シアタールームを考えています。御社の製品を使って充分防音できますでしょうか?

    A: 部屋の中に縁の切れた小さな部屋を作るのが理想的です。
    スペース上できない場合は、スピーカー底部に充分な防振ゴムを敷き、4方の壁全てにノイズクリアを2枚重ねで設置すれば、ある程度の音量は出せると思います。

    ただし、隣室、上階と下階への影響を確認できない場合は、シアタールームの設置は控えたほうが良いです。 共同住宅で大きい音を出す場合は、充分な配慮と検討が必要です。

  • Q: ノイズクリアを2重にした場合、どの位の防音性能になりますか?

    A: ノイズクリア1枚で27dB[500Hz時]ですので、
    約32〜33dB[500Hz時]となります。
    ※質量が2倍になると約5〜6dB向上します。


その他の質問

  • Q: 専門知識がなくても壁に設置する事ができますか?

    A: 説明書の通りに作業して頂ければ、設置する事ができます。

    ■ 設置する上で重要な点が2つあります。

     1. 壁面のクリーニングをして頂くこと。クリーニング壁からの低音を防音する 防音壁 ノイズクリアの設置手順 / クリーニング / 新しいタブで開きます。

     2. 圧着を必ずして頂くこと。圧着力の目安壁からの低音を防音する 防音壁 ノイズクリアの設置手順 / 圧着 / 新しいタブで開きます。

     この2点をして頂ければ、安全に設置できます。

    ノイズクリアの設置手順 壁からの重低音・低音を防音する 防音壁 ノイズクリアの設置手順 / 新しいタブで開きます。

  • Q: ドアにノイズクリアを設置することはできますか?

    A: ノイズクリアと制振スペーサーの組み合わせは、静的な設置を前提としていますので、ドアに設置する場合は、制振スペーサーを使わないでドアにビス留めして下さい。

    ※ドアの場合、荷重を下支えする床がありませんので両面テープで設置した場合、一時的には保持されても、繰り返される開閉の衝撃ではがれ落ちる可能性があります。

    ノイズクリアの安定状態 壁からの重低音・低音を防音する 防音壁 ノイズクリアの安定状態 / 新しいタブで開きます。

  • Q: 制振スペーサーは何のために使うものでしょうか?
    これがないとノイズクリアは設置できませんか?

    A: 制振スペーサーを使わないで設置することはできますが、 以下の問題点があります。

    ■ 両面テープのみで設置する方法の場合。

    問題点1: 撤去時に両面テープが壁紙を剥がしてしまう恐れがあります。

    問題点2: 壁にむくりや凹みがあると両面テープの一部分しか接触できず保持力が不安定になります。

    問題点3: 両面テープの種類によっては、そもそもの保持力[定着性]が不十分な場合があります。

    問題点4: 壁からの振動が伝わりやすく防音性能が低下します。

    ■ ビス(ネジ釘)などで設置する方法の場合。

    問題点1: 壁面にネジ跡が残ります。

    問題点2: 壁からの振動が伝わりやすく防音性能が低下します。

    ■ 画びょうやピンなどで設置する方法の場合。

    問題点1: 壁面に画びょうやピンの跡が残ります。

    問題点2: 画びょうやピンでは保持力が不十分で地震などで落下する恐れがあります。
    ※石膏ボード壁にノイズクリアを画びょうを使って固定しても画びょうが簡単に抜けるため非常に危険です。

    問題点3: 壁からの振動が伝わりやすく防音性能が低下します。

    ■ ただ立て掛ける方法の場合。

    問題点: 非常に不安定で上に積み上げる事ができません。

    制振スペーサーは、これらの問題を解消する為にあります。

  • Q: 幹線道路が近くにあり、振動があります。 設置に影響はありませんか?

    A: 道路振動のような振動の場合、制振スペーサーが振動を吸収しますので問題なく設置できます。

    採用している両面テープは、自動車メーカーが車輛生産工程で使用している感圧型粘着テープです。
    サイドバイザーやバンパーモールの設置に使用され、走行時の振動や風圧に負けない強い保持力があり、かつ、長期間安定した接着性を保ちます。

    Q: 結露して壁にカビが生えやすいのですが、設置できますか?

    結露は、湿った空気が冷たい壁に触れることで発生します。

    結露のない時期や時間帯に壁紙をしっかり乾燥させてからノイズクリアを設置し、スキマをしっかり塞げば、断熱性の高い壁になると共に、湿った空気が既存の冷たい壁に触れ難くなります。

    たとえ湿った空気が入って内部結露を起こしたとしても採用している粘着テープは、耐水性があります。
     繰り返しますが、ポイントは、壁紙を完全に乾燥させてから貼り付ける事です。

    ※万全を期すのであれば、ノイズクリアの中空部分にシリカゲル(乾燥剤)を設置される事をお薦めします。

    ※防カビ剤を壁に塗布しないで下さい。粘着性が落ち保持力が低下します。

  • Q: 臭いやホルムアルデヒドが気になりますが、
    大丈夫でしょうか?

    A:ホルムアルデヒドはゼロです。遮音シートは、防臭加工済みのものを使用しています。石膏ボードも安全なものを採用し、制振材も水溶性で、トルエン・キシレンなどは使用していません。

  • Q: 注文後、どの位で到着しますか?

    A:最短でご注文日から4〜6日後となります。

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