クランクケースボーリング加工
武川のハイクオリティシリンダを買ったら入っていた説明書どおり削ってみることにしました。
武川だと消費税別で8000円ですね。往復の送料を入れたら1万円いっちゃいます(T.T)
なもんで自分で加工しました。
これから先は加工手順です。
まずは加工機械にバイスを乗せておきます、そして画像のようにバイスで固定します。
このときガスケットとノックピンを忘れずにセットしておきましょう。そしてダイアルゲージで平行を出します。
平行が出たら穴の芯を拾います。
ノックピンをつけてシリンダーを取り付け軽くボルトで締め付けておきます。
そして芯出し機?で芯を出します。
ここで芯をちゃんと出しておかないとクランクケースのノックピンの入る穴の肉厚が無くなってしまうのでしっかりと出しておきます。
そしてエンドミルと言われる刃物で削ります。ここではφ18の2枚刃のエンドミルを使用しました。
このような加工法はボーリングとは言わなくてミーリング加工って言うのが一般的です。
ボーリングとは旋削加工で穴を広げる加工でその名の通りボーリングバーで加工します。
加工後の画像です。
段取りを入れて昼休み中に終わる加工です。
加工自体数分です。
マシニングセンターなので簡単なプログラムで作成することで加工できます。
加工寸法はφ56.8〜57.0 深サ28.0です。