シリンダーヘッド燃焼室加工&面研
これも実験的要素を含んでの加工です。
この加工の少し前にモンキー用のヘッドを面研を頼まれたのを一個やりました。
モンキー用のヘッドって凄く面研しやすいので思わず私のハイポートヘッドも面研することにしました。
研磨って言いますが私が出来るのはフライスで切削するだけです。
メーカ製のヘッドも切削加工なので問題ないです。
一般にメタルガスケットに変更するときは面粗度を上げる必要があります。 モンキーのヘッドは4面加工されているので芯だしが簡単です。それに引き替え2ストのヘッドは大変です(^^;;
そして120mmの隅取りカッターでサクサクっと切削(笑)
今回の切削量は0.6mmです。
そして実験的要素の部分であるスキッシュエリアの除去です。
スーパーヘッドとうちのハイポートヘッドを見比べて思いました。
ハイポートはスキッシュエリアが多すぎる、、、、
そんなわけでスキッシュエリアを除去してしまいました。
これで低速のトルクが無くなるのは必至かも(^^;;;
今の最新のスパへをみたらスキッシュエリアの部分はRで仕上げていますね。
うちもそれを真似して今回加工した部分とRでつなげる予定です。
そして、シコシコと磨いたヘッドがこれです。
ちょっと丸みが帯び過ぎちゃったかな(^_^;
面研とスキッシュエリアの加工で圧縮比がどうなったか検討もつかないですね(^_^;
果たしてエンジンはかかるんでしょうか(笑)