状況

日時・場所 2001年10月30日・通勤中
発生状況

発生原因
(推定)
朝通勤途中にリヤディスクブレーキの利きが落ちたのを感じました。
エアでも噛んだんだなぁと思ってあまり気にとめませんでした。
帰りにどうもタイヤのエアが少ないような感じがしたのでタイヤを見てみるがパンクした様子がなくそのまま走っていきました。
しかし、リヤタイヤがいきなりガラガラと音を立てまるで急激なパンクにあったような挙動でびっくりし、路肩に停車してタイヤの取り付けを見ているがパンクは無かったものの
ホイールがグラグラしています。ハブはしっかりネジでとまっているが、なんとベアリングが跡形もなくバラバラに、、、、、その後ゆっくりしたスピードで走って帰りました(^^;;;
交換部品 NSKベアリング 6201DDU 2個

実際の写真

デイトナのリヤディスク用ハブ...約10000km走行の品物(笑)
この辺が恐怖ですね。アルミがむしれてます。
ベアリングが壊れてから乗らずに押していけばこのような自体にならなかったかも(^^;;;
まぁ使用に支障が無いと思われるのでそのまま使用します(笑)
ベアリングが破損したためベアリングとベアリングの間に入っている
ディスタンスピースが斜めになってハブ内部と干渉し、アルミが焼き付いてしまったようです。
他にもベアリングの中身がすべてでて来ちゃってます(^^;;;
その破壊後の帰り道、車体をガタガタさせながら、
いつもお世話になっているナップスに立ち寄り
シール付きホイールベアリングを買ってきました。
ベアリングメーカーはNSK(日本精工)の6201DDUです。
デイトナはチェーン側だけシール付きベアリングでしたが純正リヤハブに習って両方ともシール付きにしました。
組み付けるときディスタンスピースに一杯グリスを詰めておけば大丈夫でしょう。

★あまり売れるはずのない、ホイールベアリングを定番商品として用意してくれていたナップスに感謝します。
デイトナのリヤハブはシールド形(ZZ形)今回選んだのは接触ゴムシール形(DDU形)でシールの形式が違います。
デイトナは密閉性より摩擦の低減を目的に選んだと思われます。
私は雨の日も乗るので密閉性の良い接触ゴムシールド形を選びました。


そして次の日に会社で修理しました。その修理後の写真です。
ちゃんとベアリングが入りました。
ソケットレンチを当て駒にしてハンマーで圧入しました。
当たり前ですが、アウターレースしかたたいちゃいけません。
左はブレーキ側のベアリング。こちらもガタガタになってました。
おそらく、隣が壊れたから曲げ加重が掛かってしまい壊れたんでしょう。

右は例の破損したベアリングです。
アウターレースしか残っていなかったので抜くのに抜けませんでした。
そういうことで丸棒をつっこみ溶接してたたく部分を作りました(笑)
溶接したおかげでベアリングを抜くのは簡単でした。
開放型と思われていたブレーキ側のベアリングも実はZZ型でした。
見える方のシールドがどっか行っちゃったんですね(笑)