状況

日時・場所 2003年6月30日・慣らし運転中?
発生状況

発生原因
(推定)
クランクシャフトをキタコのレーシングに交換して3日目、
慣らしついでに通勤に使い、その帰宅時にヒゲキが起きました。

9000rpmキープしてたのですが、
8000rpmくらいから、カブったような息つきのような、変な引っかかりが
出てきたので、「なんかへんだなぁ〜、ぽへ〜〜」
とかおもい、症状を確認するため、禁断の10000rpmオーバーを回して見ることに・・・。

回せばまわすほど、おかしな振動と、引っかかり感が強まり、
「ヤヴァイかも・・・」と思った瞬間ストール。


ミッションが固くてさめるまで抜けなくなり、
訳分からないままエンジンが冷えるまで待ち、
ニュートラルに入るようになってからキックしてみましたが、とても重く、エンジンも一瞬しかかかりません

これは何かいやな予感だなぁと、
しぶしぶ5kmくらい押し押しで帰りました。

こんなかんじでつかね・・・??

原因としては、
ピストンサークリップ再使用と、クランクケースとシリンダー間のノックピン 組み付けミスによる、ピストン破損 であるという考えが一番近いと思われます。(たな氏談)
修理・交換部品 クランクシャフト、シリンダー、ロッカーアーム、リテーナー。
バルブは大丈夫だったの?

実際の写真

まず、ヘッドを外したら・・・。
なんと
バルブが締まり切っていない・・・。
ヘッドを外し、シリンダーを外してピストンとのご対面の時間です。
うん?
なんか普通っぽいけど、何かが違うような気がします。
異常は見あたりません??
ピンぼけで見づらいけどなんかピストンピンの入るところがおかしいぞ!
目の錯覚かコンロッドが曲がっているように見えます。
いや確実に曲がっているでしょう(汗
コンロッドが曲がっている為かシリンダーにもピストンが激しくこすれた跡が残っています。
ピストンとバルブが衝突したのでしょうか?
リテーナーにロッカーアームとの接触跡が残っています。
たな氏曰く 右曲がりのダンディ だそうです(笑)
灼熱の鈴鹿4MINIパラダイスにて撮影された、モンキーサイト生粋のお笑い系であるたな氏です。
本人の強いご要望により目線を入れさせて貰いましたm(__)m
また、このエンジンを搭載していた銀猿は家でお留守番でした。