立山(グリーンパーク吉峰)

キャンプ場データ

名称:立山グリーンパーク吉峰
住所:富山県中新川郡立山町吉峰野開12
電話:076-483-2828
FAX :076-483-3016
URL : http://www.yoshimine.or.jp/htm/wonda/auto.htm
交通:北陸立山I.C.から車で県道6号線経由で約13km
    案内看板が数箇所出ているのでそれに従うとすぐです。
サイト:オートキャンプ20区画
    コテージ10棟
料金:オートキャンプ(1泊) 3,000円
    (連泊すると2泊目以降1泊2,500円)
施設:各テントサイト内に炊事場、バーベキューができる野外炉付。
    水洗トイレ完備、近くに天然温泉の『よしみねゆ〜ランド』があ
    り、2割引で入れます。
チェックイン:13:00
チェックアウト:11:00
食料品店:『パルフェ立山店』(076-463-6663)というスーパーが
       富山中部スーパー農道と県道15号線との交差点『向新
       庄』の北東角にあります。クルマで10分ほどです。


スナップ ショット

Trip の写真 Trip の写真
  テントサイト             高原バスから前方を望む
  クルマを止めると少し狭い    視界は100mしかない
 
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  室堂ターミナルより雪渓を望む  『立山』の石碑の前で
  気温は11℃しかない        二人の万歳のタイミングが
 
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       立山四景(笑)            地獄絵巻(笑)
 左上:みくりが池をバックに      左上:硫黄の噴出跡
 右上:雪渓の残る立山         右上:泥泉
 左下:立山のカールでできた谷   左下:血の池
 右下:泥泉をバックに         右下:今も噴出す硫黄ガス

立山の高山植物たち

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チングルマ Trip の写真 Trip の写真
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雑記

例年通り、お盆の渋滞を避けるため早朝6時に出発。今年は信州ではないので1時間 ほど遅く家を出た。名神吹田ICから米原JCTを経由して北陸道に入る。そうそう、今年 は8/10に全線開通して名神の山崎JCTと接続した京滋バイパスを通ってみる。できたて なので走りやすかったが、名神が使えない時に利用するのがよさそうだ。本線より5分 は余計に掛かる。今年も渋滞にはまらずに名神をやり過ごすことができた。北陸道の 賤ヶ岳SAで遅めの朝食を摂る。さらに北上し、やがて北東方向に進路が変わる。 石川県に入ると左手に日本海が見える。そこで事件が。。。私の顔面に向かって1cm ぐらいの物体が激突。もちろん私には当たらない。代わりにフロントガラスに当たって 『べしっ』という鈍い音がした。衝突箇所を見てみると2cmぐらいのひびが入ってま した。虫ではない、小石の飛び跳ねだ。追い越し車線を行くクルマが跳ね上げたのだろ う。しばしショックで唸る。妻子に慰められて気を静める。
さらに先に進んで日本海と離れる間際に徳光PAで休息。ここは松任海浜公園が隣接して おり、徒歩で行けるのだ。しばし妻子が潮と戯れる。チェックインが13時の為、ここ で時間調節。北陸立山ICを降りたのは家を出てから6時間経った午後12時過ぎ。目的 地であるグリーンパーク吉峰には午後12時半に着いた。天候は曇り。まだ雨には間に 合う。急いでタープとテントを張り、食材を買いだしにクルマでスーパーまで行く。 戻る頃には雨が振りだしてきた。時間を持て余している息子を連れて近くを散策してみる。 コオロギの子供やら、バッタ、ヒキガエルを見つけては追いかけ回し、雨に濡れて使用で きないローラー滑り台等の遊具を恨めしそうに見上げてテントに戻る。その頃には雨は 止んでいた。徒歩で5分ほどの所にある天然温泉の『よしみねゆ〜ランド』に行く。大人 480円、子供240円(いずれも2割引適用後)で温泉に入れます。ジャグジーあり、 打たせ湯あり、露天風呂ありと結構贅沢。値段が高目だから当然か。テントサイトに戻っ て夕食の支度。今回はバーベキューにした。キャンプ歴は結構長いのだが、何を隠そう バーベキューは2度目なのだ。折りたたみ式のバーベキューコンロを組み立てて、着火剤 の上に炭を置き火を点ける。ここで団扇を持ってくるのを忘れたことに気付く。仕方がな いのでまな板で扇ぐ。なかなかの重労働。今回は積み込むべき荷物のチェックを怠った為 の結果である。大いに反省。30分奮闘して全体に火が回る。野菜と肉を網の上に並べて 焼くと何ともいえない匂い。腹が鳴る。息子はもう我慢できないという顔をしている。 いざ食す。うまいっ! 外で作って食べる飯ほど美味い物はない。息子も嫁も大満足な バーベキューでした。後片付けをしているとまた雨が降ってきた。食事中に降らなかった だけマシというもの。早々に歯を磨いて床につく。当然(苦笑)、騒がしい輩がいっぱい いるので夜中の12時を回るまで静かにならない。毎年言ってるが、一向にマナーが向上 しません。

さて丑三つ時を回った頃だろうか。雨脚が強くなったようでテントを叩く音が五月蝿くて 目が覚めた。なんとなしに気が騒いで、うとうとしては目が覚めるの繰り返し。4時ぐら いからさらに激しく降る。タープに溜まった水が『ぼたぼたっ』と落ちる。テント本体の 天井には、通気用の網があるのだがそれを通して雨水が顔に当たった。フライシートの 耐水圧が切れたらしい。慌ててファスナーで網を閉じる。これはヤバイ予感。そんなこん なで目覚ましをセットした5時になる。もちろんこんな雨では立山に登っても意味はない。 諦めモードで眠りにつく。結局、9時過ぎというキャンプでの起床時間にあるまじき時間 帯に起きて朝食を摂る。雨は一向に止む気配はない。仕方がないのでどこか他の見所はな いものかと資料を眺めていると、雨が小降りになってきた。ええいっ!折角立山まで来て 登らないで帰れるか!っと急いで身支度をしクルマを出す。コンビにで昼食用のおにぎり とお茶、遭難用(^_^;)の非常食としてチョコレートを買い求める。県道6号線をひたすら 立山駅に向けて走らす。20分ほどで到着するが、無料駐車場はどこも満杯。臨時駐車場 の奥の奥にやっと空きスペースを見つけて駐車する。立山駅から美女平駅まではケーブル カーで7分。そこからさらに室堂までは高原バスに乗って約50分。往復で大人4,19 0円、子供2,100円。高いね。室堂の視界は100mで気温がたったの11度。 とても夏とは思えない。半袖のTシャツ姿の人を見かけるが信じられなかった。 雪渓をバック写真を撮ったら『みくりが池』の方へ向かう。そこから『地獄谷』へ。 石段が整備され、拍子抜けするぐらい簡単に辿り着けたが、帰りの上りを考えると妻が 暗い顔をしていた。まずは鍛冶屋地獄。硫黄臭ぷんぷん漂うなんとも異次元な世界。 硫黄でできた塔が立っていて、そこの根元にポッカリ穴が開いている。その隣には今も 水蒸気を気忙しく噴出している。本当に鍛冶屋で炭火にフイゴウで空気を送り込んでいる ような『しゅーっ、しゅーっ』という断続的な音がしていた。泥泉がいくつかあり、しば らく道なりに行くと開けた場所に出た。これが地獄谷だろうか。白い山肌を剥き出してい る様はまさに地獄? さらに先には立山連峰が見え、谷底に色とりどりのテントが見える。 立山へ登る為のベースキャンプといったところか。ここから室堂に戻るべく上りの石段を 登る。妻がすぐに根を上げた。酸化鉄の赤茶けた水をたたえる『血の池』、『みどりが池』 を通り過ぎて室堂に戻る。1時間程度の散策は無事終了した。息子に感想を聞いてみると 『びみょー』という何ともいただけない返事が。どうやら硫黄臭さに閉口していたらしい。 ま、それも良しとするか。立山駅まで戻ると16時半。えらい時間を食ってしまった。 帰り道、スーパーに夕食の食材を買い求める。今日はチキンカレーだ。妻と交代で風呂に 入り、夕食の準備を進める。出来上がったときには19時を回っていた。今日は疲れたので すぐに寝入ってしまった。

翌朝、朝日が照って良く晴れている。最終日が雨の日だったことは一度もない。なんとい う行いの良さだろう。(苦笑) テント内の荷物を片付け、シュラフを干して、テント、 タープの順に畳んでしまう。ここでブルーシートが役に立つ。テントの下に敷けばテント の下を汚すこともなく、雨水に直接触れないので浸水の心配もいらないし、地面が濡れて いてもテントやタープをこの上で畳めるので是非1枚持っておくと便利です。撤収日が雨 でもブルーシートがあればトランクに敷いて濡れたテント類をそのまま丸めて放り込むこ とができます。お勧めです。
11時にグリーンパーク吉峰を後にし、ひたすら家路を急ぐ。とはいうもののエコランに はまった。80km/hで走行するトラックをペースメーカーに後に張り付く。南条SAまで そんな感じでじっと我慢しましたが、休憩後、栗東辺りの渋滞が気になってそこそこの ペースで走ってしまった。2度ほど停止したが大きな渋滞に巻きこまれることもなく、 16時半に家に着きました。燃費は、往路が12.57km/L、復路が14.53km /Lでした。復路の中途半端なエコランが悔やまれます。

総括:妻子とも『楽しかった』そうです。(ほっ)


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