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中国茶の愉しみ
■茶の歴史を知る
■茶器にこだわる
■淹れ方の奥深さに感嘆する
−工夫(くんふう)式茶藝−
■豊富な中国茶の世界に酔いしれる
■茶器カタログ
■お試し送料無料セット
■茶の歴史を知る
茶の種類には日本茶や紅茶などたくさんありますが、その起源は中国茶です。
歴史に登場するのは前漢の頃。後漢の時代から喫茶の歴史が始まり、上流階
級の贅沢な飲み物として珍重されていました。
三国志でも母親にお茶を飲ませてあげたくて劉備がなけなしのお金すべてを出し
て一握りの茶を購入する場面が出てきますよね。そんな時代から約4700年もの長
い間、お茶は人々に愛されてきました。
唐代になると、茶が一般にも普及し、茶碗に茶を入れてお湯を注ぎ、浮かび上がった
茶葉を捨てながら飲む方式をとっていたようです。この時代に茶は日本へと伝えられる
ようになります。宗代になると北方民族との交流が深まり、バターを入れた喫茶なども
普及しました。このころは団茶といってしっかりと固めたお茶が主流でしが、明代になる
とその技術の難しさから今と同じような散茶(現在のリーフティの原型)が広まります。
また、急須で茶を蒸らして白磁の茶碗で飲むスタイルが確立しました。
烏龍茶、紅茶ができたのもこのころです。清代になると、中国の大切な貿易品のひとつ
となり、世界中に茶が広く伝わるようになりました。
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■茶器にこだわる
中国茶を楽しむには、日本で言う急須のほかにさまざまな道具があります。
・茶壷(ちゃふう) 急須。日本のものよりかなり小ぶりです。
・茶海(ちゃかい) 茶壷で蒸らしたお茶を移すポット。お茶の濃さを一定にします。
・茶杯(ちゃはい) 中国茶を飲むための湯飲みです。小さくてかわいいサイズ
・聞香杯(もんこうはい) 香りを楽しむための茶碗。茶杯とセットになっているものが多いです。
・茶船(ちゃふね) 茶壷を温めたり、あふれたお湯をこぼしたりするときに使う洗面器の様な形の器
・水盂(すいう) 日本の茶道でいうおこぼしの様に使用。温めた茶や茶殻を入れるのに使います
・茶通(ちゃつう) 茶壷につまった茶葉を取り除いたり、茶の泡を取り除いたりするときに使うもの。
・蓋碗(がいわん) ふたと受け皿が付いている茶碗。茶を直接入れて蒸らし、ふたをずらしながらお茶をつぎ分けます。
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■淹れかたの奥深さに感嘆する
工夫(くんふー)式
もともと「工夫(くんふー)」とは、ていねいな、工夫されたという意味があります。
工夫式というのは、小さな茶器で淹れる丁寧なお茶の淹れ方を差します。
中国茶の醍醐味と言えば香り。半発酵させた青茶は中国茶の中でもことのほか香り高く、
その香りを最大限に引き出し、作り手が手塩をかけて育てた茶を一番おいしい状態で飲もうと
さまざまな工夫が施されました。工夫にはそんな飲み手の心意気が込められているのです。
青茶はよじれたり固まったりしていて茶葉が完全に開くのは5〜6煎目くらいと言われています。
1煎、2煎と淹れるほどに味わいや深みが増し、香りも微妙にちがってきます。工夫式で淹れると
茶壺の中の温度を高く保てるため、香りを損なわずに淹れるごとにおいしくいただけます。
中国茶は何煎も飲めると言われますが、「飲むのが可能」なのではなく、淹れるたびに
違うおいしさに出合うことができる奥深いものなのです。
茶のポリフェノールについて現在、研究が進んでさまざまな効果があることが立証されていますが、
ポリフェノールを有効に摂取するには、茶を5分ほど蒸らす必要があることが分かっています。
工夫で淹れる1煎の蒸らし時間はだいたい1分〜2分。すると青茶が完全に開いてちょうど美味しく
なってきた5〜6煎ころ、ポリフェノールも湯の中に完全に溶け込み、茶が持つ効果をあますところな
くいただくことができるのです。化学が発展していなかった頃からこのことを知っていた先人の知恵と
工夫には本当に驚かされるものです。
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蓋碗式
蓋碗を用いて、直接茶葉を湯飲みに入れ、ふたをずらしながらお茶をいただく方法。
湯温の保ち方によって下投法、中投法、上投法などがあります。
簡易式
直接マグカップに入れて飲む方法。一人で飲むには重宝しますね。
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■豊富な中国茶の世界に酔いしれる
茶には非常にさまざまな種類がありますが、すべて同じ茶の木・中国原産のツバキ科の植物「カメリア・シネンシス」からできています。つみ取りをしたあとの製造法、発酵法などによって現在では1000種以上の茶があると言われています。
中国茶は製法によって青茶、黒茶、緑茶、紅茶、黄茶、白茶の6種類に分類されています。発酵度が異なり、それぞれ独特の風味や味わいがあります。茶で言う発酵とは、酸化のことを差しますが、黒茶と黄茶は真菌(カビ)の力によって発酵させたものを言います。ジャスミン茶などは花茶と呼ばれ、茶に花で風味付けしたものです。
緑茶(不発酵茶)
青茶(半発酵茶・烏龍茶とも言われる)
黒茶(後発酵茶・プーアール茶とも言われる)
白茶(弱発酵茶)
黄茶(弱後発酵茶)
紅茶(完全発酵茶)
*ここで紹介している茶は、安全で新鮮であることをモットーに産地から直接仕入れた信頼ある茶であり、農薬などについてはすべてホームページにて検査結果を公開し、残留農薬等の検出が見られないものだけを扱っていますので安心して飲んでいただけます。
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