January 2000
[ ホーム ] [ 上へ ] [ Peewee's Room ] [ peeweeについて ] [ 掲示板 ]


Diary 2001
January 2000
February 2000
March 2000
April 2000
May 2000
June 2000
July 2000
Augest 2000
September 2000
October 2000
November 2000
December 2000
Diary 1999

1月3日(月)十三ミュージック
1月6日(木)DX伏見
1月6日(木)晃生ショー劇場
1月8日(火)大阪東洋ショー劇場
1月14日(金)DX伏見
1月15日(火)関西ニューアート
1月22日(火)関西ニューアート
1月22日(火)奈良スターミュージック


2000年1月3日(月)十三ミュージック

-.連獅子(相沢かれんさん、渡辺理緒さん、麻宮ゆいさん)
1.未来咲弥さん
2.小雪さん、可愛いちごさん
3.渡辺理緒さん
4.片山小百合さん、愛咲聖奈さん
5.桃色夏生さん
6.麻宮ゆいさん
7.相沢かれんさん

3回目の1の途中から最後まで観劇。

お正月ということもあって、場内はとてもにぎわっていた。それもあってか「振舞い酒」などで満足に見ることができなかったステージがあったのは残念であった。「振舞い酒のコーナー」というようなものがあれば、そこでは思いっきり羽目をはずして、ステージはしっかりと踊るような感じになっていればよかったと思ったが。

連獅子
多少のズレがあるのは否めないが、3人が3人ともすばらしく、とても引き締まったステージだった。さすがである。

未来咲弥さん
上半身がチャイナドレス風の下はフリル(?)のついた丈の短いドレス。ステップなどが小気味よい感じがした。後半のベッドはいつもながらに優雅である。前作(?ワルツで始まる演し物)と少し似ているような気がした。

小雪さん、可愛いちごさん
ステージは可愛いちごさんのダンス&Wベッド(小雪さんが本舞台側の盆)という構成。
可愛いちごさんのダンスはブリブリ系。それをしっかりと踊っている印象がある。しっかり動いて、止まるところではキッチリ止まる、という印象で見ていて安心感があるダンスだった。ベッドでもポーズの決め方と安定感がスバラしく、片足と片手で体を支えつつもう一方の片足と片手を斜め上方に伸ばす姿勢は、特に美しく決まっていた。
なお、小雪さんのベッドはほとんど見ていないので書けないが、少し控えめな印象のあるカワイイ踊り子さんだった。

渡辺理緒さん
ステージ全体を通してドラマティックな印象になっているように思った。前半は紫の光素材を使った和服で1曲、全身網タイツでの1曲の構成でダンスされていた。1曲目は日舞的だが3回目は少し足元が少しおぼつかない感じがしていたら、厚底の靴を履いてられた。4回目は素足にして(というか、全身網タイツなので完全な素足ではないのだと思うが)、納まりが良くなったような気がした。ただ、2曲目は洋舞なので網タイツの足がスリッピーになる分だけ、4回目の方がどことなく不安定な感じがしてしまったが、ボクの気のせいかも。
さて、この踊り子さんはやはりベッドとその中でのブリッジがスバラシイ。ベッドでの美しさもさることながら、ブリッジからの起上りでは息が詰まるような緊張感や高揚感が味わえる。

片山小百合さん、愛咲聖奈さん
愛咲聖奈さんのダンス&Wベッド(愛咲さんが本舞台側の盆)という構成。
愛咲さんのダンスは銀のまだら模様の燕尾服と山高帽(中はピンクのレオタード)。ステッキを持ってカッコよく踊られていた。このようなカッコいいダンスは愛咲さんによく似合うような気がした。振り自体は自分の動きを確かめつつ踊られている印象があったが、もしかしたら新作のためか。そうであれば、こなれて来たらもっとカッコよくなるのではないかと思った。

桃色夏生さん
前半のダンスは白いピッタリとしたドレスとつばの大きな帽子。実に美しく、なんて白いドレスの似合う踊り子さんなんだろうと思った。まさに、ボクが最初に受けた夏生さんの印象そのものといった感じだ。ダンスも優雅に踊られていた。
正月の十三故の「振舞い酒」で、ベッドを見れなかったのが残念である。

麻宮ゆいさん
ショーアップされたイメージを醸し出すのにピッタリな選曲(特に2曲目と4曲目)で見栄えのするステージになっていた。ベッドでは、美しく緊張感があふれるようであった。密度が濃いというかなんというか、一つ一つの動作、ポーズにこの踊り子さんの持つセンスのよさや質の高さが凝縮されているように感じた。また、ベッドの後半の曲もステージを映えさせるために効果的な選曲だと思った。また、オープン曲は新春にピッタリの選曲だった。

相沢かれんさん
前半はひまわり(?)をあしらった黄色いドレスでのダンス。2曲目もダンス(この構成は初めて拝見したような気がしている)。カワイくて楽しげに踊られていた。
3曲目はベッドへの導入部で荘厳なイメージの曲を使っている。ボクはこの部分が好きだ。この部分で本舞台からの逆光でかれんさんのシルエットが浮き出すように見えると、まさに女神かヴィーナスかという感じがする。
ベッドでの安定感や緩急の付け方もよくこなれている感じがした。「急」と感じた部分は、厳密に言えば少しタイミングが早くなっているのだと思うが、追い込むような感じがしてベッドにメリハリを持たせる印象があった。

Report No.61

TOPへ


2000年1月6日(木)DX伏見

1.静香みほさん
2.深津みゆきさん
3.秋葉レミさん
4.舞華さん
5.チナツさん
6.麻美さん
7.森野いづみさん

最初から3回目の4まで観劇。
それぞれの踊り子さんの個性がそれぞれに発揮されて、とても楽しい観劇だった。

静香みほさん
赤いチャイナ服。
使っている曲の歌詞とステージで演じられている内容がバッチリあっているような気がした(普段、音楽を聞くときでも歌詞にはあまり注意を払わないのだが、ふとしたきっかけで、今日は歌詞にも注意を払った)。ダンスの最初の曲は真夏の暑さ(季節はずれ?)、2曲目は楽しく、ベッドではハイティーンの女の子の恋心を表しているように感じた。演技派だ。特にベッドであの感じを出せるとは、ただ者ではない(笑)。

深津みゆきさん
この踊り子さんのステージは「季節」と「視覚で攻める大サービス」がテーマになっているようだ(昨年、12中の神戸も同様)。
今日は着物をお客さんの手で脱がせていくという「参加型」のステージでもあった。ボクのようなスケベには打ってつけの演し物だ。

秋葉レミさん
赤い燕尾服と帽子。キレのよいダンスと、小道具のピストルを使ったエロティックなベッド。
タッチ時の会話も面白かった。

舞華さん
「ロビンちゃん二号」。
銀のセパレートの衣装とつばのない帽子。靴は白のブーツ。ロボットの動きをデフォルメしたようなダンス。
ステージが始まった瞬間、何が起こったのかわからないような衝撃を受けた。唖然とした。そして、思わず笑いが込み上げてきた(人間てどうしようもなくなったときには笑いが出てしまうらしいが、そのときのような感じといえば、オーバーかな)。首や肩の動かし方、足運びなど、とにかく「スゴイなぁ」と思った。また、使っている曲全体にちりばめられた不協和音が、このダンスにピッタリの印象だった。
2曲目は、おどけた表情(いたずらっ子っぽい表情も感じさせて)と振りで、楽しい。
ベッドではフード付きの振り袖(もしくはガウンにフードと振り袖を付けた?)黄色の衣装。この踊り子さんのベッドにはいつも「空気」の存在を感じるのだが、今日は落ち着いて澄んだ空気を感じた。見ている方も心が静かになるように思った。

チナツさん
「アメリカン・ポリス」?「こまわりくん」?
青のセパレートの衣装。歩いていたかと思うと、突然すばやいステップに移ってメリハリのあるダンス。安定した動きは、安心してみていられる。

麻美さん
小柄でスレンダーで色っぽい踊り子さんだ。
ところで、2回目のステージのとき、某嬢による投光だったり、ベッドから本舞台に戻ると本舞台上に置かれていた椅子の上に大きな鏡餅がおかれていたりと、ハプニング。踊り子さんたちの仲の良さが感じられる一面、麻美さんのちょっと困った表情を見ていると、あまり困らせないでといいたい気持ちもわいてきた。

森野いづみさん
笑顔が魅力的な踊り子さんだ。昨年10中の関西ニューアートと同じ演し物ではないかと思う(衣装は違うような気がする)。

Report No.62

TOPへ


2000年1月6日(木)晃生ショー劇場

1.夏木りんかさん
2.SASORA・さん
3.寿美さくらさん
4.川島かれんさん
5.観月里佳子さん
6.麻生祥子さん

4回目の1から最後まで観劇。
この日は、寿美さんがお目当てらしい常連さんがたくさん来場されていて、場内和気あいあいの雰囲気になっていた。やっぱり晃生はこうでなくちゃネ。

夏木りんかさん
小柄でスタイルのよいカワイイ踊り子さん。間近で見ると、肌の木目細かさにもドキッとした。

SASORA・さん
今日はSASORA・さんがやりたいことすべてを出し切ったようなステージになっていたように思う。最初はパワフルでキレのよいダンス、空手を思わせる突き、アクロバティックなポーズ、猛獣のような鋭い視線の表情を見せるベッド。複数のパートに分けてのステージだったが、散漫さはほとんど感じられなかった。

寿美さくらさん
日舞と花電車。
日舞では指先にまで表情を感じさせるところが、さすがである。
花電車はいつもながらにあざやかな手さばき(?)。今日はタバコを飛ばす芸で「ちょっと調子がわるい」と言っていたが、確かにいつもの勢いがなかった。う〜ん、こういうのにも調子ってあるんだと、変に感心した。

川島かれんさん
白の衣装でのダンス。しばらく見ないうちにキレイなったなという印象。一生懸命踊られている様を見ると、微笑ましい気がした。

観月里佳子さん
白の大きな扇を使ったダンス。晃生は天井が低いので扇を振るところがやや気になっていたような気がして、いつものように思いっきりって感じではなかったが、逆にソフトな印象にも思えた。ベッドではいつもに増して美しいと感じた。
ポラのときのレースクィーンの姿はすごくカッコよかった。

麻生祥子さん
新作「アバ」。
この新作でもスマイルと歩き方は健在。ベッドは本人曰く「まだ固まってなくて毎回違う」らしいが、出だしのすました表情とか、もだえるときの悩ましい表情や振りは、いつもながらにウットリ見入ってしまう。

Report No.63

TOPへ


2000年1月8日(火)大阪東洋ショー劇場

1.篠崎ひめさん
2.森田久恵さん
3.桐島聖良さん
4.日吉亜衣さん
5.素人ステージ
6.雨宮琴さん
7.坂上友香さん
8.イベント(お楽しみ抽選会)
9.荒井まどかさん
10.永井あすかさん
11.山咲あかりさん
12.国府田ひとみさん
13.素人ステージ
14.鈴木麻奈美さん
15.フィナーレ

1回目の14から最後まで観劇。
お正月企画で(14香盤+フィナーレ)×2回という、ものすごいステージ。しかも、プリペイドカードなら通常の1回分と同じ金額なので、超お得。
場内は大盛況で、1回目終了時はあの広めの東洋の席が全部埋まって更に立ち見が二重三重に取り囲んでいた。この日の最後もほぼ全席が埋まって立ち見もまばらながら取り囲むくらいはいた。その割には、盛り上がるときには盛り上がって静かにするときには静かに(何人かの例外はいたが)、というように、理想的な環境になっていて、それだけでも感心したし、心地よかった。
また、今日の素人モノは節度のある時間配分でしかもタイミングもよく、ボクにとってはほどよい休憩時間代りになった(爆)。
いつも、こんな感じで、それぞれがすばらしいステージを演じてくれる踊り子さんがそろっていて、また観客も盛り上がっている東洋だといいのに、と思ったりもした。

篠崎ひめさん
久しぶりに拝見した。(ダンスやポラやオープンのときは)どこか放っておけない感じのするカワイクてスタイルのよい踊り子さんである。この踊り子さんのオナベッドは、すけべ心をかきたてるようでヒワイである。今日はそれに加えて、美しさも感じられた。ステージに集中して、一心不乱に踊られている感じがするところも好きだ。しかし、ベッドでは「どこか放っておけない」という感じはなく、大人の女を感じさせるのが不思議な魅力である。

森田久恵さん
侍、キラキラ光る玉虫色のコウモリ(?)、和服、という構成。侍とコウモリ部分は新しく(?)、和服でのベッドは前作(?)と同様。
侍ではキリリとした感じ。中間部は動きはダイナミックだったが、翼が多少大きめでそれを持ったりしながら多少動きづらいのかなとも思った。
ベッドはものすごい緊張感の高まりを感じた。落ち着いていながら、芯の強さも感じる。それとブリッジでの澄んだ落ち着いた雰囲気でありながらも、つきうごかされるような高揚感を感じるところが、たまらない。
オープンでは、客席から現れるなどの茶目っ気も見せて、楽しかった。

桐島聖良さん
今日のステージではこの踊り子さんの持つ元気さがあまり感じられなかったのが残念であった。いたずらっぽい笑顔なんかは、この踊り子さんの持つ魅力のひとつだと思うので、そのあたりを存分に出してくれるようなステージになるといいと思うのだが。

日吉亜衣さん
ノリのよい曲にあわせてダンスも楽しく踊られている。とにかく楽しく踊られているのが印象的だ。
また、「イロモノ」的なところは見ていて楽しい。
それから、ボクの年代には懐かしい曲を使っていて「まだお若く見えるけど」って感じだった。

雨宮琴さん
白いドレスに傘。少しイメージチェンジをしたのか、ステージ全体を通してしっとりとした雰囲気だった。
(元気ないのかな?と思って心配してしまったくらいだ)
と思っていたら、オープンでは側転をするなどアクロバティックなところも見せて、健在のようだ。

坂上友香さん
キレイでスタイルがよい踊り子さんだ。今日がデビューらしい。さすがに緊張しっぱなしという印象だった。
しかし、ステージ最後の本舞台笑顔やポラ、オープンの表情を見ていると、笑顔こそ、この踊り子さんの魅力なんじゃないかと思った。この笑顔でどんどん伸びていって欲しい。

荒井まどかさん
青いセパレートの衣装でのダンスは、アップテンポな曲を使って体の動かし方もノリもバッチリ決まっていた。また、ベッドでは、動作やポーズが美しく、振りのタイミングでちょうど目が合うお客さんの顔をしっかりと見つめるところなど、表情にも落ち着きが感じられる。
とにかく、ステージさばきが堂々としていて、踊ることや人に見られることの喜びを感じて、より生き生きとしてくるかのように感じた。

永井あすかさん
長身でかわいくスタイルのよい踊り子さん。新人さんらしい。
ダンスは赤い衣装でかわいらしさを強調したような踊りだった。
ベッドでは、すました顔が非常にこの踊り子さんにマッチしていて、ステージの雰囲気はすでに出来上がっている気がした。

山咲あかりさん
人形のような愛くるしいお顔とグラマラスなボディが印象的。前半のダンスは愛くるしい感じがそのまま出ていた。ベッドではエロティックで、特に本舞台に戻ったときに中央に立てられた銀色の金属棒を持っての振りは、ボクの股間を直撃しそうだった。

国府田ひとみさん
なぜか見るたびにキレイになっていくような気がする。
ベッドでのじっくり腰を挙げていくブリッジや、座った姿勢で衣装を高々と掲げてから胸元に抱き寄せる振りでは、気持ちが伝わってくるようで(なんとなくそんな感じがした)、グッと来た。

鈴木麻奈美さん
1回目はデビュー時のステージの再演。2回目はいつものノリノリのステージだった。
1回目は白の膝丈の衣装でのダンスと、ベッドはいつものステージのものだったように思う。ダンスではターンなどが若干流れ気味になっていたように思うが、振りのキレのよさは感じられた。
2回目は青いセパレートの衣装。やはり、今はこの踊り子さんにはこのステージがピッタリだと思う。ロック歌手とスーパーアイドルを一緒にしたような雰囲気で、ノリノリのステージだった。
ベッドは(たぶん1回目も2回目も同じ演し物だったと思うが)、キレイでかつしっとりとした雰囲気がたまらない。久しぶりにかぶりつきで見たい思いをかみ締めていた。

Report No.64

TOPへ


2000年1月14日(金)DX伏見

1.黒木純さん
2.石月芹奈さん
3.桐島のんさん
4.川村美沙さん
5.築地亜矢さん
6.京都のモモコさん
7.雨宮琴さん

3回目の6から最後まで観劇。
今日はいつもの伏見より入りは多目。一元さんが多かった。いつものまったりとした雰囲気に、ポラ時には局所的に適度な盛り上がりがあって、「伏見にしては」って感じで微笑ましい感じがした。一部のお客さんがベッド中に少しおしゃべりをして注意を受ける場面はあったが、これくらいはご愛敬かな?って程度でした(回転盆にかぶりつきのお客さんだったので、踊りづらかったかもしれないが)。

黒木純さん
最初は女性警官。この演し物では1曲目が爆笑パート。最初からコミカルな動作で実に楽しい。
女性警官の短いスカートは、足を上げる度に中の白いパンティーがチラリと見えて、妙にHな気分を煽っているような気がした。また、それに加えてオナベッドも実にいやらしく、悶々としてきそうだった。

石月芹奈さん
朱色や黄色が配色された衣装(だったと思う)。振りや姿勢がキッチリしていて、スバラシイ。
特に、花道を盆へ歩いてくる姿勢、ベッド、手の動かし方の滑らかさが印象に残った。

桐島のんさん
昨年11月中旬の晃生で拝見した演し物。閻魔大王を思わせる京劇のいでたち。
あらためて拝見して、見た目だけでも迫力満点だが、動作のスピード感、力強さ、迫力に圧倒されてしまった。そして、この劇場の広さが生かされてもいるように思えた。
2曲目はメリハリのある動きとは裏腹に暗めの表情には悲哀感が感じられた。

川村美沙さん
上半身は黒、下はキラキラ光る素材のスカート部を組み合わせたドレス。
この踊り子さんのほんわかした感じに加えて、しとやかな感じを醸し出していた。ベッドではほんの少しハードな感じもあって、この踊り子さんのいろいろな面が感じられてよかった。

築地亜矢さん
昨年11月上旬に奈良で拝見した演し物。
この踊り子さんは手足が長く、またそれが十分に生かされているように思った。例えば、ダンスでの手をバッと広げるところや、ベッドでの脱ぎ掛けのパンティーを足に絡ませながら自転車を漕ぐように動かすところ。ダイナミックでとても見栄えがするように思う。
また、ベッドではけだるい感じの中で緩急のゆらぎが感じられた。その緩急のつけ方が曲のリズムと微妙にずらせる感じがして、けだるい感じに実にマッチしているように思えた。
3回目のフィナーレ時に金の上下のスーツを身につけられていたが、すごくカッコよかった。

京都のモモコさん
3回目と4回目で演し物を変えていた。
3回目は迷彩服。残念ながら照明が「?」だったためか、中途半端に終わってしまったような気がした。
4回目は、若いウェイトレスさん。仕事を終えて、彼に電話をするが、彼は電話に出ない。ベッドでは悲しみに暮れて盆上で泣き寝入りしてしまう。
「こんな悲しい気持ちで終わらせるの?」
なんて思っていたら、実はこの後があって、オープンのパートでは彼から電話がかかってハッピーエンド(なぜか、今日はこの瞬間に映画のエンディングのようにキャスティングの字幕が頭の中で流れ始めていた。なんか変だが(^_^;))。
嬉しさがあふれた弾けるようなオープンだった。オープンパートまで使ってステージ全体でストーリーを演じるというのは、ボクは初めて見た(か、忘れてしまったか)。頭の中の字幕と最後にハッピーエンドになったこともあって、「う〜ん、満足」って気持ちになった。

雨宮琴さん
今年1月上旬に大阪東洋ショーで拝見した演し物。
1曲目はピンクのドレス。かわいらしい笑顔で愛敬を振りまいていくところは、ドキドキものである。
2曲目は白いドレス。しっとりとした表情が女性のかよわさを表しているようで、「守ってあげたい」という気分にさせるように思った。
とても体が柔らかそうで、足の上げ方や広げ方などを見ると感心した。

Report No.65

TOPへ


2000年1月15日(火)関西ニューアート

1.東条美月さん
2.チナツさん
3.音無りんさん
4.舞華さん
5.藤丸星羅さん
6.姫乃さん

最初から2回目の4まで観劇。
関西ニューアートでは久しぶりの土曜日だが、それ故かお客さんは多目。でも、少しおとなし目で、まったりした空気につつまれていた。

東条美月さん
小柄でかわいい感じの踊り子さん。最初は銀色のセパレートの衣装(だったと思う)。最初の立ち姿勢から決まっているなと思ったが、ダンスやベッドでも予想に違わず、キッチリと踊られていた。

チナツさん
和服の裾を広くした衣装。両手に扇を持ったり、金の棒を持ってステージ上を一通り踊る。
その後、和服を脱いでからが圧巻。ダイナミックで、かつ、キレのよいすばらしいダンス。振りが次々とあふれてくるような感じを受けた。まさに怒涛のごとくといった感じだ。
ベッドでもダイナミック、かつ優雅に踊られていた。強いて言えば、ベッドの一つ一つの振りの最後の部分が多少抜きぎみだったのが気になるが、体調がすぐれないためなのかも。

音無りんさん
ふんわりとした独特の雰囲気を持った踊り子さん。ステージもその雰囲気のままだったように思った。どこか捉えどころがない感じがあって、妙にカワイク、妙に色っぽく、目が離せない。ベッドのときに一瞬だけじっと見つめられた気がしたが、そこでも妙にグッと来た。

舞華さん
「ロビンちゃん二号」。
ダンスでは、奇怪な動きをこともなげにこなしていくところにはあいかわらず舌を巻く。この日は2回目は近くで拝見したが、その凄さがビリビリするほど感じられた。
2曲目はおどけた感じで楽しいダンスだが、改めて顔の表情や目の使い方が重要なんだと再認識したような気がした。振りに合わせて目を上方に向けていくところは、おとぼけな感じがピッタリだった。
ベッドは伏見で拝見したものと違っていた。今日は「空気」というより「水」。2曲目は、海底で海の精が昆布になって現れ、水の流れにゆらゆらと身を任せるようにゆれていたようなそんな感じがした(変な喩えで失礼!)。
その後の3曲目は、今まで見たことがない舞華さんだった(か、ボクが見落としていたか)。情感があふれるような悩ましい表情は、確実に一歩一歩成長しているんだなと感じさせるのに十分な気がした。

藤丸星羅さん
今週デビューらしい新人さん。確かに動き自体はまだまだの感はあるが、くったくのない笑顔や元気のよさは見る方も楽しくなり、微笑ましい気がした。

姫乃さん
和服。すごく似合っていた。少しキリリとした感じがあって、さいころを振る御姐さんって風情があった。

Report No.66

TOPへ


2000年1月22日(火)関西ニューアート

1.月丘雪乃さん
2.朱里さん
3.立花亜梨沙さん
4.モンロー水野さん
5.仁豊さん
6.那谷理子さん
7.望月美由紀さん

最初から2回目の2まで観劇。土曜日だが、関西ニューアートにしては、今日もおとなしい雰囲気だった。

月丘雪乃さん
前半は、黒に銀色の装飾のついた帽子や衣装を身に着けてのフラメンコ。「タンタタン」と曲にあわせてステップを踏む場面が印象的。
その後のベッドで見せるエロティックな表情がたまらなかった。誘うような流し目を見ていると、吸い寄せられそうになって、ふらっと席を立ってしまいそうになった。

朱里さん
雪豹の衣装。
ステップや身のこなしには芯の通った重厚感が感じられた。
ベッドでの感情表現には心が震え熱くなった。虚ろな目や、ゆっくりと手や体を動かしていくところは、自分の世界に引き込むような魔力というか凄み、はたまたオーラのようなものが感じられて、目が離せなくなった。

立花亜梨沙さん
ボクは踊り子さんの表情を中心に見ることが多いが、この踊り子さんは多少表情が表に出にくいのか、その点で多少残念に思った。
踊り自体はしっかりしていたと思う。

モンロー水野さん
名前どおりの容姿。
自分の武器を持って(もしくは自覚して)それ(だけ)で勝負している踊り子さんには潔さが感じられてボク的には好きだ。
前半のダンスでも、ターンやポーズが決まっていて「セックス・シンボル」的な印象があった。

仁豊さん
最初は、オレンジ色の和服(のような衣装)をまとって、扇を持ってのダンス。2曲目が昨年11月に奈良、晃生で拝見したステージと同じものだった。ベッドは曲が違っていたが、踊りは同じような構成だったように思う。
使っている曲のためか、ベッドでの最高潮に達するところで盛り上がりがそれほど感じられなかったのが残念な気がした。

那谷理子さん
昨年11月にDX伏見で拝見したステージと同じだった。
だが、ベッドでの悩ましい表情は表情には新境地を開拓されているように思った。
オープンではいつものスマイルがすばらしく、中年に差し掛かったボクも胸キュン状態になった。

望月美由紀さん
昨年11月にDX伏見で拝見したステージと同じ。
その時もキラキラとした表情がよかったが、関西ニューアートという器のせいか、より近くでこの踊り子さんの表情が拝見できたことがうれしかった。とても、キラキラと輝いていて魅力的な笑顔だった。

Report No.67

TOPへ


2000年1月22日(火)奈良スターミュージック

1.秋月ひとみさん
2.夏樹舞さん
3.黒木純さん
4.百合香さん
5.邑楽まみさん
6.綾瀬ナナさん

2回目の5の途中から4回目の4まで観劇。

秋月ひとみさん
背の高い色白の踊り子さん。
ダンスのときの笑顔が魅力的だったし、手足の長さがよりダイナミックな印象をかもし出していた。
また、ベッドでの一瞬一瞬の美しさがすばらしかった。

夏樹舞さん
白のドレス。ほんわかした感じの笑顔やお辞儀を思わせる振りが印象的だった。
タッチのときのおしゃべりは切符のよさが感じられて、より好感が持てた。

黒木純さん
女性警官。
DX伏見に続いて2度目。DX伏見では大爆笑部分だけに目が行ってしまっていたが、1曲目のそこかしこにちりばめられたウィットを感じさせる振りが、このステージをより楽しくさせるのだという気がした。

百合香さん
羽のついたピンクの衣装。
強固な土台を持って構成されるダンスが圧巻だった。

邑楽まみさん
「LOVE PHANTOM」。
黄色の上下のスーツ(一部に装飾あり)。ハードな感じの身のこなしがビシッと決まっていた。2曲目では時折不敵な笑みを浮かべるところは、よりハードな感じが浮き立つような気がした。
ベッドではチェーンを体に巻いたりなどしながら、よりハードなイメージの世界に入り込むようであった。

綾瀬ナナさん
黄色の衣装。昨年12月にDX東寺で拝見したのと同じ演し物。
この日は、ダンスパートで見せるいつものキレのよさを多少欠くような気がした。
また、奈良の土曜日は若干時間が長くなるのだが、この演し物ではベッドの終曲の冒頭部分を長くされていた。ここが多少長すぎて間延びしてしまったような気がしたのが残念であった。

この日は途中からお行儀のよくない一団がこられて、多少荒れ気味の客席でしたが、ステージを務める踊り子さんは、そんなのどこ吹く風って感じで(または、より集中力を高めて)スバラシイ舞台を演じられてましたし、ポラやタッチの時にはそういったおしゃべりを飲み込んで自分のペースに引き込んでいくような器量の大きさが感じられて、ホント頭が下がりました。

Report No.68

TOPへ

 

Copyright (C) 2000-2001 Peewee & 観劇レポ隊プロジェクト, All Rights Reserved.