July 2000
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Diary 1999

7月1日(土)晃生ショー劇場
7月8日(土)シアター上野
7月15日(土)関西ニューアート
7月17日(月)九条OS
7月21日(金)堺ミュージック
7月22日(土)堺ミュージック
7月27日(木)堺ミュージック
7月29日(土)堺ミュージック


2000年7月1日(土)晃生ショー劇場

1.七瀬樹里さん
2.初音風花さん
3.瀬音ナナさん
4.神田優子さん
5.虹歩さん
6.素人ステージ
7.1〜5の踊り子さんでチームショー「好色5人女」

今日はお約束どおり(?)晃生。33周年だそうで、特別興行だった。
最近他の劇場で拝見していた踊り子さんを、改めて晃生で拝見する形になったのだが、踊り子さんの振りやポーズがドキッとするほど魅力を感じる場面が多々あった。 やはり、晃生の「近さ」によるものなのだろう。

七瀬樹里さん
先々週、東洋で拝見したもの。
1曲目の気の遠くなるような連続ターンに、晃生の「近さ」も手伝って、スピード感がくわわって、スゴイの一言。
そして、オナベッドもよく雰囲気を出していたと思う。
ボクはこの演し物の最後の曲のパートが好きだ。前半のクッキリとした輪郭が見えるダンスとは一転して、最もオーソドックスなスタイルのベッドだと思う。

初音風花さん
6月上旬の奈良で拝見した演し物。白のチャイニーズドレス。
2曲目の振りには「あどけなさ」がふんだんに現れている場面がある。これはデビュー当時から感じていたが、そのときはステージをこなしていくことで、ピシっと決まるようになるだろうと思っていた。今、拝見しても依然としてそれが見える。ただし、今はそれを否定的に見ようとは思っていない。これは、この踊り子さんの「味」のひとつなんだろうと思えるから。以前は少し恥ずかしい気持ちが見えたが、今はそのキラキラと輝いた表情から、自信を深めているのがハッキリ見て取れる気がする。
ベッドではデビュー当初から雰囲気のある踊り子さんだと思っていたが、やはり、ここでもご本人の自信がいい影響を与えているように思う。

瀬音ナナさん
オレンジ色のワンピース。ここ1ヶ月、毎週拝見していることになる。

神田優子さん
白の扇。青のロングドレス。東洋より、やはり、晃生の方がはまっているなと感じた。この日はチームショーも入れて、晃生ではめずらしい7香盤のためか、多少、曲が短くカットされていたように思った。残念である。

虹歩さん
虹歩さんは、先週と打って変わった雰囲気のステージ。大人のエロティックさがより強調されている演し物ではないかと思った。
最初は黄色とオレンジのセパレートの衣装(これぞブリブリ系?)。
2曲目には少しずつ衣装を脱いでいき、下には虹色に輝くスパンコールのビキニ姿。
ベッドには黒のシースルーでグッと大人の色っぽさを醸し出す。
振りの美しさ、艶やかさは、この踊り子さん独特のものだと思う一方で、すべての人が求めているもののようにも思える。

チームショー
全員「祭」と書かれた団扇を持って、最初は法被(だっけ?)、少しずつ脱いでいき、最後には下着1枚。
初日ということで、皆さん、それぞれの振りを確認しながらという状況だった。もう少し立てば、いきいきとしたショーになるのではないかと思う。
しかし、晃生のステージに5人は結構きつい(^^;)。特に、全員が盆に乗ってMポーズをする場面では、後頭部がぶつかりそうだった。

Report No.106

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2000年7月8日(土)シアター上野

出張の余った時間で行ったシアター・ラ・ブーム(今年2月下旬)、2度の東海地方への小遠征(今年4月下旬の岡崎銀映、今年5月下旬のまさご座)があったが、今日は、長距離遠征への本格デビューといったところか?でも、日帰り。シンデレラおじさんである。(笑)
この日は明け方に関東地方に台風が接近していたこともあり、足への影響が心配されたが、関東の在来線には多少の影響が出ていたようだが、新幹線にはほとんど影響が無かった。そのためか、「上野の土日は満員電車状態」という情報も得ていたのだが、入ってみると某嬢曰く「月曜日」状態で、(最初は立ち席だったが)かなり余裕のある観劇ができたのは、個人的にはラッキーであった。

1.乱さん
2.可愛直さん
3.ミミさん
4.高瀬美礼さん
5.松本小夜さん
6.竹光あやさん
7.小原みずきさん

さん
白い和服。連獅子風のカツラ。日本刀。
まず目を引いたのが、このステージの異様さ。振りや雰囲気は静けさが伺えるのだが、妙に胸騒ぎを感じる。
また、ベッド(と言っていいのか)で、日本刀を股間にあてがう部分での慎重な刀さばきが、まさか本物ではとも思えるような雰囲気も感じていた。

ミミさん
私の個人体験として、特にステージを見ようという意気込みがなくても、踊り子さんやそのステージの魅力によって、自然と気持ちがステージに集中していく感覚を味わったことがある。ミミさんはまさにそんな踊り子さんの一人だと感じた。
ステージ全体を通して世界的に有名な某テーマパーク関係の曲を使い、どこかミュージカル風。ひとつひとつの動作がこのステージにバッチリあっていて、またステージの雰囲気もミミさんの持つ幼い感じの雰囲気と非常にマッチしていて、楽しく、気持ちがウキウキするような感じがした。
また、見てみたい踊り子さんである。

松本小夜さん
黒と銀のパッチワークのような衣装。晃生と奈良で見たステージ。
ステージの狭さ故か、前半の奈良で感じた爆発的でダイナミックな印象が少なかったのは残念。この演し物としてはもう少し大きめの劇場の方がよりそのダイナミックさが引き出せるように思える。そうは言っても、カッコいい。狭い劇場を狭いなりにうまく味付けされていたように思った。

竹光あやさん
1回目と3回目は青いドレス。2回目はピンクのチャイナ。ベッドはどちらも同じ。
この青いドレスは一度見てみたいと思っていたが、こんなに早く見る機会が訪れるとは。東京に行ったかいがあったというものだ。
青いドレス姿は、その美しさ故に、もっと長く見ていたい思ったのだが、その時間はあっという間に(本当にあっという間に)過ぎ去ってしまっていた。期待が大きかっただけに、とても残念に思った。今度はいつお目にかかれることやら。
欲を言えば(次回見る機会があるとしたら)、全体を眺めることが出来るもう少し広めのステージで、その雰囲気を味わってみたいと思った。衣装のスソの広がりが気になったこともあるが、その優雅な雰囲気はもう少し大きな空間にあっているようにも感じたので。
さて、青いドレスの演し物の2曲目以降はノリノリで爆発的な振りがとても印象的だった。「はじけている」という表現がよく似合っていると思った。
2回目のステージのピンクのチャイナは、奈良でも何回か見たこともあり、私自身、このステージになじんでいるような気がした。手拍子にも自然と力が入っていた。楽しくなるステージだ。

初めてのシアター上野
この日は、踊り子さんたちのわきあいあいとした雰囲気とお客さんの反応のよさもあって、すごく楽しい空間だった。また、関西ではお目にかかれない狭さ。その狭さ故に劇場のボルテージを一気にあげる雰囲気を持つのではないかと思った。他の劇場ではどちらかというとステージ上がひとつのの空間を構築している感じがして、その空間と客席との隔たりを感じるのだが(演じる側と見る側の区別が明確になるという意味で、それはそれでいいと思う)、上野では常に客席との一体感が感じられるように思った。
その盛り上がったときの楽しさも感じた一方で、恐さも感じた。踊り子さんとあまりにも近いので、他の劇場で感じなかった踊り子さんの特徴も感じてしまう部分があると思った。それが、いい方向に作用すればいいのだが、あまりいい方向でない場合もありえるのではないかという危惧も感じられた(要するに、アラが見えてしまうという意味だが)。

Report No.107

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2000年7月15日(土)関西ニューアート

[第一部]
素人ステージ
[第二部]
1.未来咲弥さん
2.月丘雪乃さん
3.仁豊さん

3回目の[第二部]の1から最後まで観劇。
最近の関西ニューアートは、半分がプロ、半分が素人のステージ。
プロ好きの自分としてはつらいところだが、今週はお三方ともお気に入りの踊り子さんなので、是非行ってみたかった。3回目のプロのステージが始まる少し前に劇場に入った。

未来咲弥さん
前半は赤のチャイナと手に小さ目の赤い扇。後半は青いドレスと手には大きな白い扇。
前半のダンスが、多少雑な感じがしたのが少し残念な気がした。
しかし、ベッドは実に優雅である。特に最終曲の部分では、落ち着いてゆったりとした曲調で、最後に盛り上がりの部分があるのだが、その最後の部分に向かって、少しずつ少しずつ盛り上げていくように感じたし、いわゆる曲のサビの部分にうまくポーズがはまっているように思った。とても、ツボを押さえたステージだ。
ゆったりとした気分で、未来さんの優雅さに酔った。

月丘雪乃さん
闘牛士風。以前、この劇場で拝見したものと同じステージだが、ベッドの印象が多少違っているように思った。
最初はフラメンコ。フラメンコ独特のステップをうまく決めていた。
ベッドの4曲目のアカペラ(フランス語?スペイン語?)が、その前後の曲と際立って異なった雰囲気で(実に寂しく、ひとり悲しみに暮れるような曲調)、その雰囲気のままに踊られていた。
(ただ、この部分とその次の最後の曲とのつながりがどうなのか、気になる部分ではある)
ここからが前回拝見したときと異なる印象。前回はとてもエロティックでそそられるような印象があった。今日はストイックな美しさをより強調していたように思えた。(自分自身の表現力がなくて申し訳ないが)その美しさの鋭さのようなものが、刃となって自分の心にスッと突き刺さるような感覚があった。

仁豊さん
最初は青いドレスと青い扇。2曲目は黒のワンピース。3曲目は黒のスリップをまとって盆へ。最後の曲以外は以前使っていたものと同じ。最後の曲での振りも、基本的には以前見たものと同じ。
ステージ全体を通して、動作やポーズの質の高さが感じられる。2曲目もずいぶん長い間使ってられるように思うが、見るたび毎に少しずつ表現が変わっていっているようで、その微妙な違いも楽しみ。今日は、角を少なくしてなめらかな表現になっているように思った。
ただ、最後の曲はサビの部分が多く、他の曲を使ったときよりも決めのポーズを頻発させていたが、少し散漫な感じがして多少災いとなっているようにも思えた。

ところで、改装後の照明がよくなっているように感じていたが、今日も3回目の[第二部]1と2では特にいい雰囲気が出ていたように思った。

Report No.108

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2000年7月17日(月)九条OS

1.一愛遙さん
2.素人ステージ
3.伯英さん、麻矢えみりさん
4.素人ステージ
5.松本リカさん
6.素人ステージ

3回目の1から4回目の5まで観劇。

伯英さん
ツバの広い赤の帽子、赤のセパレートの上に黒の長いコートを羽織って。
アナーキーな印象のあるロック曲に乗せて、苦みばしった渋い振り。帽子をかぶっているせいで最初のうちはあまり表情がうかがえないが、少し薄目がちにして、ちょっとなめたような表情が雰囲気にピッタリ。
後半は、麻矢さんとのWタッチ。

松本リカさん
昨年の8月上旬の同じ九条OS以来なので、ほぼ1年ぶりの観劇。
そのときは劇場に行きだして間もない頃だったこともあり、小柄でかわいい踊り子さんで踊りもしっかりしていた、という程度の印象しかなかった(というより、私の見る目ができていなかった、が正しい)。
今日は改めて拝見して、すばらしいステージにホレボレといったところ。
2曲目のコミカルな雰囲気もなかなかのものだと思ったが、3曲目(もしくは4曲目?)の中国風の曲のベッドの導入部以降が圧巻。手に直径20cm弱くらいの鞠を持って、それと戯れるように優雅に舞う。衣装が和風なのだが、その雰囲気は天使に見まがうほど。最後の曲でも女性のやさしさや艶やかさに、今度は女神かと思わせる。ウットリと見入ってしまった。

Report No.109

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2000年7月21日(金)堺ミュージック

1.安室美奈江さん
2.美咲愛さん
3.黛さくらさん
4.一愛遙さん
5.竹光あやさん

3回目の1の途中から4回目の最後まで観劇。

美咲愛さん
ベテランの踊り子さん。ビートの効いた曲をかなり慣れた感じの身のこなしで踊られていた。

黛さくらさん
中国風の着物のような青の衣装と白の扇。髪飾りをつけての前半のダンスだが、その風貌がどこか「美空ひばり」風。

一愛遙さん
2週連続の観劇。黄色のふりふりドレス。
まだまだ新人さんという雰囲気そのままなのだが、もち肌で官能的。

竹光あやさん
青のドレス。
この日は緊張感よりも、やさしさというか、ふわっとした雰囲気が、青のドレスの演し物にピッタリな気がした。
ベッドは、奈良のベッドの2曲で、間に1曲をはさんだもの。間の1曲では、珍しくオナベッドだった。あまり華美にならず、押し殺した表現が、内にこもる感情を逆に高めていくようにも思え、とても感じ入った。

Report No.110

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2000年7月22日(土)堺ミュージック

香盤は先日と同じ。

3回目の3の途中から4回目の最後まで観劇。

竹光あやさん
昨日と同じ演し物。だが、昨日とはうってかわって、ベッドでの感情の高ぶりや緊張感がとてもすばらしく思えた。
1曲目、青のドレス。今月上旬の上野以来、この演し物が続けて観劇しているが、この日ほど青のドレスがいいなと思ったことはない。やはり、青のドレスは、これくらいのステージの広さは必要ではないかと思える。匂いたつような大人の女性の美しさが劇場内に広がる雰囲気を十分に楽しめるように思えた。
2曲目は軽快な身のこなしで、とてもカッコイイダンス。3曲目は楽しい感じの曲を使って、ノリノリな感じ。その両方とも、ボク自身も知らず知らずのうちに、リズムにあわせて体が揺れていた。
ベッドの1曲目。奈良では2曲目(終曲)での感動が大きかったのだが、この日はむしろ1曲目。本舞台での背を向けた姿勢から客席に向きを変えながら手を広げる部分、しゃがみこみながら伸ばした手を胸のあたりに持っていくところ。ボクが好きな竹光さんの感情表現が、最高に感じられた部分だった。
ベッド2曲目は昨日と同じオナベッドだが、少しポーズベッド的な雰囲気も持たせたような美しい場面が多くなっていた。
ベッド3曲目。実は奈良ではこの曲で、ブリッジから起き上がっていくときの、無常のよろこびが表現されたような笑顔がとても好きだったのだが、照明と盆の回転具合の関係でうまくその場面を捉える場所を確保できず、残念な気持ちもあった。しかし、それにも増して、緊張感の高いゆっくりとした振りには、ボクは十分すぎるほどの感動を感じていた。

Report No.111

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2000年7月27日(木)堺ミュージック

香盤は先日と同じ。

3回目の4の途中から4回目の最後まで観劇。

竹光あやさん
先日と同じ演し物。
ボク自身が日増しに青のドレスの美しさに見ほれているのに気づく。
後ろ向きで登場した後の振り返ったときの落ち着いた表情、一旦、回転盆まで進んだ後にもう一度本舞台まで戻った後の、すべての人へ幸せを伝えるような笑顔。もし、この瞬間が永遠に続いてくれたなら、と思う。

Report No.112

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2000年7月29日(土)堺ミュージック

香盤は先日と同じ。

4回目の1の途中から最後まで観劇。

一愛遙さん
何度も拝見してきて今頃感じたのだが、この演し物の最初の部分はまるでお人形さんのようなかわいさ、振りがかわいさを演出しているように思った。デビューして間もない踊り子さんだが、少し余裕が出てきたのか、特にオープンショーのときに楽しい雰囲気で踊られていた。

竹光あやさん
先日と同じ演し物。ボクにとっては、今週最後の「青いドレス」。
ステージが始まるまでは、すべてを目に焼き付けようと思っていたが、竹光さんの表情が見えた瞬間に、そういう冷静さも見失ってしまった。
1曲目の優雅さ、美しさ、2曲目のかっこよさ、りりしさ、3曲目のノリノリな感じ、4曲目の緊張感の中での感情の高ぶり、5曲目の抽象的ではあるがどこか遠くの情景を表すような雰囲気、6曲目のドラマティックな盛上りとフィナーレ感。そして、それらの一瞬一瞬に、ボク自身の気持ちが奪われていたという感覚。竹光さんのこのステージに出会えたことは、幸せ以外の何物でもない。

Report No.113

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