2000年4月4日(火)東洋ショー劇場
1.雨宮琴さん
2.森田久恵さん
3.黒木純さん
4.麻生祥子さん
5.小森まみさん
6.素人ステージ
7.安藤綾さん
3回目の5の途中から最後まで観劇。
正月興行以降、3月末まで改装のため休館していた。椅子が少し大きめでクッションがよくなったので、ゆったりとした気分で観劇できるのがいい。
照明も多少変わっていたような気がした。もっとも気に入ったのは、花道下からの照明。花道下の横部分から漏れる光は席によっては気になる部分だが、より効果的な演出になっていると思った。
雨宮琴さん
中間曲と終局の胡弓を使った曲のときが秀逸。このパートは、雨宮さんの新しい一面を見る思いがした。曲の物悲しい感じがよく現れているように思った。特に最後の場面での体操を思わせる身のこなしと曲が見事にマッチングしているように感じられてすばらしかった。
順序が逆になるが、最初の曲では、ブリブリ系の衣装で、にこやかな表情もよかった。
オープン時の側転での登場は楽しかった。
森田久恵さん
オレンジのドレスに身を包み、最初はラテン系のノリのよい曲。2曲目は、激しいダンス。
ベッドでは、終始恍惚とした表情を見せ、ブリッジは熱さが感じられた。この演し物は、「侍」で感じていた「生命の力」ではなくて、女性の情熱を前面に出しているように思えた。
黒木純さん
女性警官の演し物。
ただ、この日は黒木さんの持ち味である楽しさがいまひとつ。お客さんとの接点が大切なこの演し物だと思うが、大きな劇場のせいか劇場全体に伝わらないもどかしさを感じた。
麻生祥子さん
「アバ」。ひさしぶりに拝見したためか、いつも以上に思い入れがはいってしまったようだ。
その演技振りと表情に集中してしまい、最後には拍手をするのもおっくうになるくらいの感動、しびれを感じていた。
小森まみさん
2曲目は何かおどろおどろしい気分になるが、ベッドの終曲はスケールの大きさが垣間見えた。
安藤綾さん
青いジャケット。初見。とてもかわいくスタイルのよい踊り子さんだと思ったが、それ以上にダンスの技術的な確かさ、ポラ時の応対の丁寧さに、感心した。
Report No.82
TOPへ |