November 2000
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Diary 1999

11月4日(土)晃生ショー劇場 
11月7日(火)DX伏見 
11月10日(金)池袋ミカド劇場 
11月13日(月)八光ミュージックホール 
11月15日(水)九条OS 
11月18日(土)岡崎銀映 
11月21日(火)神戸第一劇場 
11月25日(土)東洋ショー劇場


2000年11月4日(土)晃生ショー劇場

1.桜花さん
2.咲夜さん
3.麻生朱美礼さん
4.夏木りんかさん
5.素人ステージ
6.胡桃沢まり奈さん

3回目の最初から4回目の4まで観劇。
久しぶりの晃生だったが、常連さんも多数来られていて、楽しいひとときを過ごすことができた。

桜花さん
ピンクのロングドレス。手には日傘を持って登場。貴婦人を思わせる衣装。
特に目を引くのは、優しく誘うような微笑。(母を思わせるようなと言ったら失礼になるが、それくらいの)大人の雰囲気で優しくつつむようでもある。ベドでは、その微笑でかぶりつきのお客さんと目を合わせて悩殺していた。

Report No.137

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2000年11月7日(火)DX伏見

1.小杉ゆうなさん
2.泉ユキさん
3.高城さやかさん
4.細川百合子さん
5.小池まりえさん
6.桜樹ルイさん

3回目の5から4回目の4まで観劇。

高城さやかさん
高城さんのステージは、テーマが明確だったり、いろいろと工夫があったりして、いつも楽しい。今回のステージのテーマは、U.S.A賛歌と言ったところか。最初のダンスからベッドまでの衣装が、星条旗をあしらったもので統一されていた。振りも楽しい。
ベッドで、逆えびぞりのようなポーズのときに、つば付きの帽子を足にひっかけてたりしていたところが、今回の最も工夫されたところだろうか。

小池まりえさん
中世風のスソの広がった水色のドレス。
ベッドでは、じっくりと自身の持つ秘めた情熱を情感豊かに演じられているように思った。
ただ、小池さん自身を生かしきったものなのかは多少疑問に思える部分もある。2曲目のコミカルな感じの部分とか、(細かいところだが)ベッドでの盆上に座っているときや本舞台へ戻るときの背筋を丸めてしまっている部分とか、雰囲気が一致してなかったり、「こじんまり」といった感じに見えてしまう。(私の勝手な思い込みかもしれないが)小池さんを見ていると、もっと背筋がピンと伸びていて、ダイナミックで堂々とした感じのステージを味わいたいと思ってしまう。

桜樹ルイさん
最初に踊りだしたときに見せる笑顔だけで、桜樹さんに感じる優しさで、劇場内を充満させてしまうように感じる。
ベッドでも、(いつものDXFらしく少な目の)お客さんひとりひとりに丁寧に笑顔を見せて、仕事の疲れも忘れさせてくれるようだった。
ダンスもベッドも、ひとつひとつの振りが様になっているし、ベッドでまっすぐ上に足を伸ばすポーズを始め、それぞれのポーズが見事な美しさである。

Report No.138

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2000年11月10日(金)池袋ミカド劇場

1.天ノ川翔さん
2.沢口ともみさん
3.五十嵐レミさん
4.大運動会イベント
5.花咲りりかさん
6.チーム・チーズドック(HIKARUさん & 木下りりこさん)
7.阿修羅さん

1回目の最初から2回目の1まで観劇。

チーム・チーズドック(HIKARUさん & 木下りりこさん)
まず、HIKARUさんによるダンス。最初は中世風のスソの広がった黄緑のドレス。もう1曲、衣装を変えて踊られていた。
そして、お二人によるダブルベッド。本舞台上の上手に木下さん、下手にHIKARUさん。舞台に登場してしばらく間同じポーズや振りをしたあとに、天狗ベッド。天狗ベッドでの「あえぎ」を、HIKARUさんの激しい感じに比べて、少し抑え目に表現する木下さん、という具合に、それぞれの味わいを比べながら見ることができるのもおもしろい体験でもあるし、お二人の迫力が相乗されたような圧倒的な空間をつくりだしているようにも思った。
しかし、このお二人を組み合わせてのダブルベッドは実にもったいない。それぞれの踊り子さんがしっかりとした表現をされる方々なだけに、前半のダンスも後半のベッドも、ソロで見たいと思った。

阿修羅さん
最初は、そでやスソに羽の装飾のついた白のドレス。羽の髪飾り。羽の大きな白い扇。2曲目は、光沢のある素材のピンクの衣装。ダンサブルなビートを感じる曲になると、一転してキレとスピード感があるダンス。
ベッドでは、股間をかぶりつきのお客さんに見せるような振りを随所に見せて、とてもエロティック。

Report No.139

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2000年11月13日(月)八光ミュージックホール

1.初音風花さん
2.(不明)
3.川原まみさん
4.松本小夜さん
5.水森さやかさん
6.EVEと愉快な仲間達(神代弓子(EVE)さん、リッキーさん、ボンさん)

『開館41周年記念興行』。3回目の6から4回目の4まで観劇。

初音風花さん
白の丈の長いドレス。手には日傘を持って貴婦人風。新作もしくは最も新しい演し物のようである。
ステージが始まり、初音さんのキラキラとした表情が目に飛び込んできた瞬間に固唾を飲んだ。本舞台背面の黒の幕を開いて鏡面を見せた状態にして、そして八光のキレイな照明を浴びせる。その効果も手伝って、まばゆいばかりの存在感を見せる。
##今回は最初に3回目のフィナーレで拝見したのだが、その時でもいつも以上の存在感を感じていたが。
次の曲は青いセパレートの衣装。初音さんは、踊りのキレとかスピード感というものには乏しいのだが、軽快な曲を楽しげに踊られていて、またうまくまとめていたように思った。
ベッド。入りの部分の本舞台上の振りは多少中だるみな感じを受けるが、それから回転盆に進んでいくときの大人びた色気には目が釘付けになる。ベッドの終盤では立った姿勢になってポーズを決められるところは、自身のスタイルのよさを十分に考えたものだと思う。それと、ベッド中の振りやポーズの安定感が増しているのも印象に残った。

松本小夜さん
緑のセパレートの衣装。金の装飾の冠(?)。インド(もしくはエジプト?ひょっとすると東南アジア?)あたりの民族衣装を想起させる。
今月下旬のDX歌舞伎町で引退されるとのことで、それも頭の中に入れての観劇だったので、私自身もいつもと心構えが異なっているのだと思うが、残されたステージを気持ちよく踊ろうという吹っ切れた感じを受け(完全な私の思い込みだが)、前半のダンスは体の動きも軽快な印象を受けた。また、軽快というだけでなく、丁寧で優しさも感じさせるような気がした。
ベッドは緑のシースルー。カッコよくもあり、美しくもある。そして、芯がぶれない。終盤に向かって盛上っていくとき、松本さんの「優しさ」にも触れたような気がして、思わず目頭が熱くなった。
ポラでの応対などを見ていると、控えめな印象のある松本さんだが、ステージでは自身を雄弁に語るようなステージをいつも見せてくれたように思った。

Report No.140

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2000年11月15日(水)九条OS

1.未来咲弥さん
2.素人トッピングステージ
3.Club9
4.真帆純さん
5.若林美保さん
6.早川優美さん

4回目の1から最後まで観劇。

未来咲弥さん
水色に白の水玉模様、膝丈で裾が広がったワンピース。アメリカ1950年代(?)、いわゆる「アメリカングラフィティ」の時代を思わせる衣装。
ベッドはさりげなく、あくまで優雅で、奇をてらった印象は何もなく、そして安心して見ていられる。その優雅な雰囲気に浸っていくことが出来る。

真帆純さん
濃い青のスソが広がったドレス。
この日のステージを見ていると、まわりにアピールするより、自分の世界に入って表現しているという感じを受ける(だからと言って、「悪い」と言っているわけではない)。逆に、表現しようとしているものや真帆さんのかもし出す雰囲気に集中していくことができるとも言える。アダルトで落ち着いた雰囲気、控えめだが(謎めいた?)色気のようなものを感じる。

若林美保さん
昨年の11月にデビュー、その週に1度だけ拝見したことがある踊り子さん。ほぼ1年ぶりの観劇。
最初のダンスはピンクのドレス。表情のすばらしさはデビュー当時から目を引いていたが、この日はすごくアピール度が高くなった表情に目を奪われた。特に、各曲の出だしの部分での表情の輝きは見逃せない。
ただ、多少振りやポーズにミスマッチな感じを受けなくものない。例えば、最初の優美な衣装の部分で片足を上げてピョンピョンはねて少しコミカルにしてみたり、盛り上がり感のない曲で何度か決めのポーズを見せるところなど(今回1度しか拝見していないので、何度か見ていけばうけいれていくことができるのかもしれないが)。
しかし、ベッドから起き上がった後、楽しげなダンスを入れたりするところ(場内は再び手拍子)など、いろいろと工夫の跡が感じられるようにも思う。それと選曲が特徴的なのが印象的だった。

早川優美さん
やわらかい感じの青い帽子。水色、ピンク、白の衣装。ベッド着は黄色。今年4月下旬に岡崎で拝見した演し物。
1曲目、腕を曲げて文字のような型を作る。2曲目は楽しげに、そして3曲目はそれに加えてコミカルさを感じる。
ベッド入りではかぶりつきのお客さんとアイコンタクトを取ったりしてアピールしていた。
私が特に目を引いたのが、ベッド入りの部分で見せる早川さんの表情。ステージに対して真摯な感じを受けるのは言うまでもないが、研ぎ澄まされたとでも言おうか、そんな綺麗さを感じた(的確な表現が思いつかない)。

Report No.141

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2000年11月18日(土)岡崎銀映

1.貴奈さん
2.星乃留美さん
3.氷炎さん
4.桐島のんさん
5.安西絵奈さん
6.竹光あやさん

1回目の4から2回目の最後まで観劇。

貴奈さん
白地に細かいピンクの模様のドレス。貴婦人風。多少ブリブリな雰囲気。
前半は楽しく、かわいくおどられていた。ベッドでは振りやポーズをきっちり踊られていた。
とてもオーソドックスで安心感のあるステージだった。

星野留美さん
色が白く、スタイルのいい、かわいい踊り子さん。
前半のダンスとかベッドでのポーズや振り、片足をあげたブジッジもスマートに決められていて、なかなか踊れる踊り子さんだと思った。

氷炎さん
ベテランさん。
ステージは重厚な印象を受ける。小手先ではなく、全身で表現されているところから、それを感じるようにも思った。

桐島のんさん
日本をテーマにしたステージ。新しい演し物のようである。
浴衣。男気を感じる踊り。見栄をきるところにはきっぷのよさも感じ、歌舞伎に通じるような印象。曲の太鼓の音にあわせてバチを降るところもカッコよく決められていた。
次に、三味線を弾き始める。いわゆる津軽三味線のフシ。もちろん、その道のひとではないので、音程が多少ずれたり、音の力強さが不足していたりするが、それにしても「よくぞ」と思えるほど。
最後に扇子を取り出して、開いた状態で回転させてみたり、空中に放り投げて受け取ったり。なかなか高度な芸を見せていただいた。
なお、ポラ、タッチ時の応対は、落語家風。ステージ全体を通して、「日本の芸人」を感じさせるように思えた。

安西絵奈さん
色が白く、スタイルもいい、身長が高い踊り子さん。
最初は体操服を着てラジオ体操だった。
とても不思議な踊り子さんという印象。ひとひとつの振りはゆっくりなのでキレというものは感じないが、とてもしっかりしている。ただ、それらを「たどたどしく」つなげていく印象があった。意図的にそうしているのかどうかわからないが、そこに不思議な印象を持った。

竹光あやさん
青いドレス。ダンス3曲目は初めてのような気がする。
この演し物は、最初客席に背を向けて始まるが、竹光さんが客席側に向いたとき、私の頭のてっぺんから足の先のほうに、徐々にぞくぞくするような震えがきた。どうも、私の体が「竹光さん観劇仕様」に変化していくのを体験しているようでもあった(あまりに個人的な感想なので、書くのが恥ずかしい...笑)。
うっとりするような美しさ、とびっきりの笑顔、ベッドの緊張感、ポラの時の応対、久しぶりの観劇だっただけに、余計にウキウキする気分を味わっていた。

Report No.142

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2000年11月21日(火)神戸第一劇場

1.不明
2.初音風花さん
3.秋月ひとみさん
4.不明
5.渡辺理緒さん
6.紫城なつきさん

3回目の5から最後まで観劇。
21周年記念興行とのことで、充実した香盤。劇場に到着したときは、いつものようにまったりした場内だったが、その後タンバリンさんも集まりだして盛りあがっていった。

初音風花さん
白のドレスと日傘。
体の動き自体は磨ききれていない部分も感じさせるのだが、それをうまくカバーされているようにも思える。しかし、初音さんの輝きに比べれば、ハッキリ言って、そんなものは問題ではない、とも思える。

秋月ひとみさん
久しぶりの観劇。
前半、ダンスが熱い。曲はどんな漢字か忘れてしまったが、ダンスはラテンの香りが漂うような熱気ムンムンで、エネルギッシュな印象。
ベッドも、情感豊かに表現されていた。

渡辺理緒さん
白のドレス。羽のついた背の高い帽子(?)。
後半のベッドは、つばの部分に羽のついた黒の帽子。黒のレースの丈の長い下着(?)。謎めいた印象があって、未亡人をイメージさせるようにも思う。最後の最後まで帽子を脱がず、それ故に謎めいた印象を最後まで持続させるあたりの演出はさすが。

紫城なつきさん
先月のDX東寺と同じ、白の衣装。
この演し物は私は最後の2曲が特に好きな部分だ。
その部分の最初は、体を横たえて安らかに休んでいる。ここは、ほんとに安らかな印象である。そして、ゆっくりと起きだして、膝を抱えた姿勢で再びまどろむように休む。ここでも安らかな印象がある。しばらくして、曲が変わってからは、エンディングに向かって次第次第に盛り上がっていって、最後には両手に持った扇が羽のように広げられて羽ばたいていく。その部分は、美の精が昇天するような印象もある。

Report No.143

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2000年11月25日(土)東洋ショー劇場

1.瀬音ナナさん
2.宮下朋美さん
3.黒木純さん
4.久保るりさん
5.浅井理恵さん
6.素人ステージ

4回目の1の途中から5まで観劇。

黒木純さん
アラビア風の出し物。このところ見せていた演し物と大きく印象が異なっており、おちゃらけな感じのしないものだった。だが、フリのひとつひとつの動作にいつもの「黒木純さん」の特徴が現れているように思えて、ひとりでほくそえんでたりした。脱ぎの部分で、まとった半透明の布の下で一枚一枚、衣装を脱いでいくところに、おもしろい効果がありそうな気がした。
ところで、オープンのときには、なにやらとんでもなく元気で、はじけていたのが印象的だった。

Report No.144

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