2000年2月11日(金)晃生ショー劇場
1.邑楽まみさん
2.水沢葉月さん
3.舞華さん
4.百合香さん
5.杉原かのんさん
6.七瀬樹里さん
3回目の6から最後まで観劇。
なんとすばらしい香盤か!
最初から最後までまったく気が抜けない(って言っても、いつもながらにボ〜っと見てましたが(^^;)。
これほどの踊り子さんがこうも並べられるものなのかと思える(次週以降も...という期待も大きくなる)。
また、場内の盛り上がりもすばらしく、昨日以上に熱い雰囲気だった。これは、常連さんを含め、この場にいらっしゃったお客さんによるところも大きいと思った。逆に、お客さんを呼び寄せて楽しく盛り上がれるのも、この踊り子さんたちの魅力の賜物のようにも思える。
邑楽まみさん
「LOVE PHANTOM」。
この演し物では特に2曲目がお気に入りだ。時折見せる不敵な笑みが、よりハードな印象を強くしている気がする。
強いて言えば、ベッドでの表情には少し違和感を感じるところではある。
(ボクは、踊り子さんを見るポイントが無意識のうちに表情中心になるので、表情を抑えられるとチトつらいところがある)
が、この踊り子さんの演し物では(前作の「PRIVATE ELIZABETH」しか知らないが)、より幻想的なイメージが強くなる終盤には表情は無用なのかもしれない。
水沢葉月さん
赤のドレス。
久々にこの踊り子さんを拝見したが、テンポをキッチリ刻む前半のダンスや、手のやわらかい表現にうっとりさせられるベッドには、満足感が高い。
また、表情豊かに表現されているわけではないが、そのまじめさが感じられる表情には、心が打たれる。
舞華さん
「ロビンちゃん二号」。
3週連続OFF中の3週目の初日にあたる日の穴埋め出演ということもあって多少心配していたが、すごく楽しく踊られていたのが印象的だった。
それと、他の踊り子さんも、この劇場では、なぜか柔らかい表現に思える場合が多いが、この日のこの踊り子さんの場合もそうだった。
この日はベッドが特にすばらしく思えた。空気や周りの雰囲気に溶け込むように感じたことが多かったが、この日はこの踊り子さんそのものがより前面に出る印象を受けた。より表現力を身に付けられている印象があった。
百合香さん
羽のついたピンクの衣装。
前半はスピード感あふれるダンスで決められていた。晃生という本当に近くに踊り子さんを感じることができる劇場であるためか、そのスピード感には圧倒された。
杉原かのんさん
前半は白のドレスで元気いっぱいに踊られていた。これもとても魅力的なのだが、やはり圧巻なのはベッド。
最初はゆったりと、そして次第に激しくもだえていくところには、見ている方も息が詰まるような興奮を覚えた。後ろから2番目と最終曲の間で聞こえる「ハァッ、ハァッ」という荒々しい息遣いは熱くなる思いがした。
最終曲では透明感のある曲想のなかのパーカッションの響きが、火照った肉体や心に染み入るような、冷ましているような、そんな気がした。
七瀬樹里さん
赤のチャイナドレス。
スピード感のある独特の身のこなしがこの踊り子さんの特徴だと思っていたが、この日は(この演し物では)多少影をひそめて、オーソドックスな表現になっていたのではないかと思う。
また、久しぶりに拝見したが、美少女ぶりに磨きがかかった感じがした。
この1日後の深夜に、舞華さんご本人のBBSにて引退宣言がカキコまれていた。密かに一押しの踊り子さんだっただけに、ひときわ寂しい気分になった。いずれこういう日が来るのはわかってはいたつもりだったが、こんなに早く来てしまうとは思いもよらなかっただけにショックは大きいものだった。だが、新しい世界には羽ばたこうとしているのだと思うと、笑顔で見送ってあげたいとも思う。そしてこのショックは...いずれ、時が解決してくれるに違いない。
Report No.71
TOPへ
|