Iriomote & Ishigaki
西表島・石垣島へ


2. 石垣島から西表島へ
 名古屋は絵に描いたような厚い雲・・・台風は去ったのだが・・・ま、なんとかなるだろう。乗り込むと私の周りはちょっとお年をめされたおばさんばかりの団体だった。石垣へのツアーみたいだ。出発は11時半。ほとんど遅れなく動き出した。離陸してしばらくしベルトの着用サインが消えると私の周りの10人ほどのおばちゃん達が一斉に同じ弁当を広げて食べ始めた(笑)。私は慌てて出てきたので朝も食べていないが彼女たちはお昼ご飯なのだろう。私は昨日の帰りに名古屋駅のあんパン屋さんで買ってきたパンとさっきもらったコーラで済ませた。せっかくだから石垣の離島桟橋近くの定食屋「むぎわらぼうし」で何か食べよう。
 機内で「離島情報」を取り出し以前と変わっていないか眺める。遊びの予約は何もしていない。西表では何もしなくてもいいかとも思っている。なんか、ガイドや観光会社が増えたような気がする。ガイドの友達の店は広告は載せていないなぁ。さっき買った大学ノートを取り出して今受けてる仕事のデザインをちょっと考える。
  期間限定のアイスコーヒーがというのがあったので頼む、リンゴジュースも飲む。やっぱりちょっとお腹減ってるなぁ。

あっというまに石垣空港着。曇っているが名古屋と違う暑さを感じる。う〜来たぞ〜〜石垣島〜!。
私と同じ機で来た人たちは団体が多かった。係りの人の周りに集まり話を聞いている。私はさっさと荷物を受け取り(早く出てきた)外に出てタクシーに乗る。
「離島桟橋へお願いします」
離島桟橋へはあっという間に着く。今石垣島では新しい空港を作る動きがある。そうなると離島桟橋まで少し遠くなるのでタクシーの運ちゃん達は期待しているらしい。
 まず、フェリーの時間を確認して石垣のカメラマンの本若氏に電話をいれよう。
八重山フェリーにしよう。時間をみると2時にあるが、今が丁度2時なので今買うと1時間後のフェリーだろうから食べている時間があるだろう。
「片道で1枚ください」
チケットを受け取りありがとうと港のほうを向きながらチケットをみると「14時発」!!???え?ともういちどカウンターのおねぇちゃんを見ると指さして

「アレです。いそいでください」
「えええええ〜?」
私は何故か反論せず言うがままフェリーに乗ってしまった(-_-;)昼飯喰い損ねた!。うお〜〜ゴーヤチャンプル〜〜!!なんか・・・流されてるなぁ・・・・。
乗ってしまったものは仕方がない。約40分で西表島の上原港だ。
これが、八重山観光フェリーのサザンイーグル客室。あとサザンクロスも安永観光のフェリーも似たような感じだ。かなり高速で走るのだが波が高いと1メートル以上飛んでるんじゃないかと思うぐらいでシートからお尻が浮くことがあるが、この日はお客が少なくて船が軽い上にシケていて飛ぶ飛ぶ。このフェリーを知ってる友人にメールでやりとりしていると途中でメールが送れなくなった。おいおいボーダフォンここまでか?この日友人から以後に受け取ったメールは「遭難しないように」その返事が返せなかった(笑)

窓の外はしぶきしか見えないし、海も濁っている。晴れるとコバルトブルーの海面が見えるのだけどなぁ。船は無事西表島の上原港に着く。

着くと八重山観光のマイクロバスを捜す。運んでくれた観光フェリー会社の送迎バスが行きたい宿まで送ってくれる。行きに八重山観光をいつも利用するのには理由がある。このバスの運転手が馴染みのおじさんなのだ。いつもの顔を確認すると、
「わいるどふぁ〜夢へお願いします。」

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Copyright (c) 2004 Hirotada Matsuba

■INDEX

1. 名古屋空港へ

2.西表島へ

3ペンション1

4.ペンション2

5.西表の海1

6.西表の海2

7.ヒナイ川1

8.ヒナイ川2

9.西表最後の朝

10.石垣島1

11.本若牧場

12.石垣島2

13.石垣島3

14.石垣島4

15.Photo



●ダイビング・プレコ
●ハイパーホテル石垣島



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