5. 西表の海1
6月13日(日)
なんとなく目が覚めると外は明るいがまだ日の出前。がさごそ起き出してカメラを準備する。レンズを借りた後輩から日の出直前のグリーンフラッシュの撮影に挑戦してきてと言われていた。
ディバッグに詰め込み、新しいフィルムをセットして三脚を担いで外に出た。海岸まで歩いて3分。ビーチ側にはいかず堤防の三脚が据えやすい処に行く。3年前に後輩と撮影に来た場所と同じだ。
う〜ん、水平線近くの雲が厚くてだめだった。
ま、いっか。また来よう。
マキさんもチョビをつれて散歩にきた。ん?なんかビーチの方に日の出と共にシュノーケル着けて潜り始めた女の子がいるなぁ。
帰りが一緒になたので朝一は水が冷たくないか声をかけたら最初だけだって言ってた。なんでも今日大阪に帰ってしまうのでリーフの先をちょっと見てみたかったらしい。ちょっときついな・・・今満潮だし。今リーフの縁まで行こうとしたら500メートル以上は泳いで行かないとなぁ。
さてさて、ペンションに帰って準備をしていると朝食の時間。
わーいスイカが付いてる。
自家製のパンも美味しい。
さて、朝もちゃんと食べたし準備してプレコに向かう。
「お早うございます。」
ここでさっそく
-「石田さん、昨日私と同じデジカメって言ってましたよね?200aですか?」
石田「そう、IXY200aだよ。」
-「やったぁ、ちょっとお願いがあるんですけど、どうもバッテリチャージャーを忘れてきたんですよ。今日は大丈夫だと思うので、帰ってきてから充電させて欲しいんですけど。」
石田「いいよ。今晩貸してあげるよ」
-「ラッキー!!!お願いします!」
それでは出発。車で港に向かう。もう準備は万端、港に着くとさっそく乗り込む。
今日はせっかくもってきたデジカメで写真を撮りたいというリクエストを伝えてある。そしたらデジカメで撮りやすい小動物が比較的撮りやすい波の穏やかな湾内にしましょうとボートで5分も走らないうちにアンカーに固定した。
今日のコースについて説明を受ける。いつものように図と写真で地形とそこにいる生物を説明してくれる。
ウエットスーツを着てウエイトを調節、3年ぶりだと緊張する。じゃぁ行こうと潜った瞬間、体がパニックを起こした。何に驚いたかというと透明度の悪さ。潜ったとたん何も見えない風景に体が緊張して息が出来なくなったのだ。石田さんに息が出来ない合図をして浮上、思わずレギュレーターを口から外して息をしてしまった。しかし、これはあまりイイ事じゃないらしい。レギュレーターをくわえたままゆっくり息をするように言われて深呼吸すると落ち着いた。OK?と合図された。もう大丈夫、OK!と返してアンカーのロープにつかまって底に降りる。
落ち着いてきた。大丈夫大丈夫(^^;)
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Matsuba
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■INDEX
1. 名古屋空港へ
2.西表島へ
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4.ペンション2
5.西表の海1
6.西表の海2
7.ヒナイ川1
8.ヒナイ川2
9.西表最後の朝
10.石垣島1
11.本若牧場
12.石垣島2
13.石垣島3
14.石垣島4
15.Photo
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