CIGVI data1-2008.03

CIGVI 地球村研究所

Creative Institute for Global Village.

中東和平関連

2008.03.30

ライス米国務長官の中東訪問に同行している米国高官は、ライス長官とイスラエルのバラク外相、パレスチナ自治政府のファイヤド首相が、3月30日の会談で、今年末の最終和平合意に向けての具体的ステップとして、イスラエル側が西岸の路上バリケードおよそ50を撤去し、パレスチナ側は西岸でのテロを防ぐ努力強化で合意したとの声明を発表した。(3/30ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/969618.html

2008.03.28

パレスチナ暫定自治政府高官筋によれば、最近イランでの訓練を受けてガザ地区に戻ったハマスの軍事部門の兵士たちは、ロケット弾の能力を向上させる詳細なプランを持ち帰ったという。(3/28ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/969359.html

2008.03.25

米国のチェイニー副大統領は3月24日(トルコに経つ前に)、イスラエルのオルメルト首相との会談で、ハマスはイランとシリアに支援され、パレスチナ・イスラエル間の和平交渉を阻止しようとしていると述べた。(3/25ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/index.php?news=6655

2008.03.19

パレスチナ自治政府のファイヤド首相は3月19日、米国が間もなく同自治政府に直接1億5000万ドルの支援金を供与してくれると発表した。2007年12月のパリでの国際会議で米国が公約した5億5000万ドル(3年間)の一部。(3/19イェデオト・アハロノト)
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3521144,00.html

2008.03.18

イスラエルに収監されているタンジームの指導者マルワン・バルグーティー氏は3月17日、2009年か2010年に実施されると見られるパレスチナ自治政府の大統領選挙への立候補を検討している旨、弁護士を通して述べた。一方、政治・世論調査パレスチナ・センターが東エルサレム、ガザ、西岸で1270人のパレスチナ人に、3月初旬にイスラエルのガザへの攻撃後すぐに実施した世論調査では、もしパレスチナ自治政府の大統領選挙が実施されたらとの問に対し、ハマスのハニヤ氏が47%、アッバス現大統領が46%を獲得するとの結果となった(2007年12月に行われた同様の世論調査では、ハニヤ氏38%、アッバス氏56%であった)。しかし、ハニヤ氏とバルグーティー氏が争う場合は、ハニヤ氏38%、バルグーティー氏57%を得票するとの結果となった。また、もし自治政府表議会選挙が実施されたらトの問には、ハマスに投票との回答が35%、ファタハに投票との回答が42%であった(2008年1月の調査ではハマス34%、ファタハ46%)。(3/18ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/965610.html

2008.03.15

3月14日付ドイツ紙Sueddeutsche Zeitungは、ドイツのメルケル首相と中東和平カルテットのブレア特使(前英首相)が共同で、6月はじめにベルリンにおいて中東和平会議を開催すると報じた。メルケル首相の報道官ウィルヘルム氏は同報道を認め、同首相は3月14日にパレスチナ自治政府のアッバス大統領と電話会談をしたと述べた。(3/15ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/964407.html

2008.03.14

ハマスのハニヤ指導者の顧問アフメド・ユーセフ(Ahmed Yousef)氏は3月13日、ガザで報道陣に対し、2月28日~3月2日の間にイスラエルのアシュケロンに打ち込んだイラン製のロケットは、エジプトとの境界からガザ地区に持ち込んだのではなく、1月後半に地中海から持ち込んだものだと述べた。(3/14ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/March/middleeast_March207.xml&section=middleeast&col=

2008.03.14

イスラエルおよび欧州の匿名の情報筋が3月14日に明かしたところによると、イスラエルは2月後半(ヒズボラのムグニエ軍事部門指導者が暗殺されて後、120人以上のパレスチナ人が死亡した5日間のイスラエルによるガザ攻撃以前の時期)に、シリア政府に対し第三者(欧州の仲介者)を通して、例えレバノンからであってもヒズボラによる攻撃があれば、イスラエルはシリアを標的とする可能性があるとの警告を伝えたという。(3/14ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/964411.html

2008.03.14

パレスチナの関係筋からイェデオト・アハロノトが入手した情報によると、3月12日にベツレヘムでイスラエル国防軍によって殺害された4人のパレスチナ人の一人Muhammad Shahade氏(ファタハおよびイスラム聖戦に所属)の遺族が、3月14日にヒズボラのナスラッラー指導者の事務所から電話を受けたという。その電話で、同事務所は、Shahade氏の妻に、ナスラッラー師がShahade氏をヒズボラの殉教者に指定し、遺族に殉教者手当ての権利を与えると述べたという。また、この情報筋によると、Shahade氏はヒズボラと緊密な関係にあったとされ、先週のエルサレムの神学校への攻撃を計画したという。(3/14イェデオト・アハロノト)
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3519164,00.html

2008.03.10

米国政府は3月10日、チェイニー米副大統領が3月16日より中東訪問に出発すると発表した。訪問先は、オマーン、サウジアラビア、イスラエル、パレスチナ西岸、トルコの予定。(3/10ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/962735.html

2008.03.09

ハマスの軍事部門Iz al-Din al-Qassamの司令官が珍しくサンデー・タイムズ紙とのインタビューに答え、ハマスは2005年にイスラエルがガザから撤退して以降、戦術および武器技術分野の訓練のためイランに戦闘員を送ってきたと語った。またシリアへはより基本的な訓練のために戦闘員を送っているとした。(3/9ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/962279.html

2008.03.08

3月8日付アルハイヤート紙は、エジプトのOmar Suleiman情報長官が3月6日、エジプトでのハマスとイスラム聖戦の指導者たちとの協議で、ガザからイスラエルへのロケット弾発射を中止すればガザへの攻撃停止にイスラエルが応じるとの提案をしたが、両組織とも提案を拒否した、と報じた。さらに同紙は、複数の匿名のエジプト情報関係高官の話として、現在ダマスカスにいるハマスおよびイスラム聖戦の指導者のみがイスラエルとの停戦を決定する権限をもっており、彼らの背後にはシリアの影響力があるだろう、そして、さまざまな証拠から見てシリアがレバノンから目をそらせる為にガザに注意を向けさせていると言えると報じた。(3/8ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/961985.html

2008.03.08

訪米中のヨルダンのアブドラ国王は、ワシントンのナショナル・パブリック・ラジオのインタビューで、イランはレバノンのヒズボラやガザのハマスを通してだけでなく、直接的な影響力を強めている旨警告した。同国王は、イラン政府の中でこうした政策を推し進めている人々は、パレスチナ人の部隊を乗っ取ったと述べ、和平プロセスの失敗は彼らの野心を助長させることになるだろう旨述べた。さらに、そのことが米国人、イスラエル人、パレスチナ人、アラブ人すべてにとって大変暗い未来をもたらすことになると語った。(3/8ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/961972.html

2008.03.08

3月7日付Al-Jazirah紙は、サウジアラビアのHamad Al-Manie保健相の発言として、アブドゥラ・サウジ国王が、イスラエルの攻撃により破壊されたガザのパレスチナ人の家屋の再建費用をサウジ政府が受け持つとの命令を発出した、と報じた。同保健相は6日、エジプトのシャルム・エル・シェイクでパレスチナ自治政府とエジプトの保健相との共同記者会見でも表明していた。(3/8アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=107629&d=8&m=3&y=2008

2008.03.04

国連の潘事務総長は3月4日、安保理に対し、イスラエルはレバノンのヒズボラが1万の長距離ロケット弾と2万の短距離ロケット弾を含む兵器庫を南レバノンに保持していると主張しているとの報告を提示した(同報告ではイスラエルの主張を確認してはいない)。(3/4ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/960690.html


その他の東地中海関連

2008.03.30

ダマスカスで3月29日に開催されたアラブ首脳会議に関し、サウジアラビアのサウド外相は、以前の首脳会議は地域の問題解決を主導してきたが今回はそうした精神は見られない旨述べた。また、レバノンの危機打開のためのアラブ連盟の決議に反対する勢力がいることを非難した。(3/30アラブ・ニュース)http://www.arabnews.com/?page=4&section=0&article=108378&d=30&m=3&y=2008
一方、シリアのアサド大統領は同サミットで、シリアに対すがレバノンの政治危機を煽っている旨の非難を退け、シリアは同危機を終わらせるために協力すると述べた。(3/30ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=6797

2008.03.28

ヨルダンは、3月29~30日のアラブ首脳会議の出席者を、アブドラ国王ではなく、オマル・リファイ(Omar Rifai)アラブ連盟大使とすると発表した。(3/28シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12234

2008.03.28

ヨルダンのアブドラ国王は3月27日、同国を訪問したアッバス・パレスチナ自治政府大統領と会談を持ち、パレスチナ内部問題、中東和平問題、29日からのアラブ首脳会議などについて協議した。同日、アブドラ国王はエジプトのムバーラク大統領とも電話会談を行った。アッバス大統領は、協議後、2002年のベイルート・サミットのアラブ和平イニシアチブは堅持すべき旨表明した。一方27日、ダマスカスで開催されたアラブ外相会議では、同イニチアチブを変更することなく、再度国際社会に提示することで合意した。またシリアのムアレム外相は、シリアがレバノン政府の袋小路状態を長引かせているとの外相たちの非難をはねつけた。外交筋によると、レバノン問題では、今年1月にサウド・サウジ外相が秘密裏にダマスカスを訪問し同問題の解決を図ったが失敗、その後、サウド外相は2月の欧米訪問の際にシリアに対する強硬姿勢を主張したという。イラク問題については、ジバリ・イラク外相が27日の外相会議で、イラクの安定化に対するアラブ諸国の協力を呼びかけた。マリキ・イラク首相は、現在イラク南部で掃討作戦実施中であることから、アラブ首脳会議を欠席することになった。(3/28ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=6768

2008.03.27

シリアのムアレム外相は3月26日、サウジアラビアとエジプトがアラブ首脳会議出席者のレベルを落とすとしたことに対し、主権国家の決定であり、シリアはどのような代表団でも歓迎すると述べた。一方、レバノンの同会議ボイコットの決定に対しては、レバノン国内の危機およびレバノン・シリア関係について協議する絶好の機会を逃したとのべた。また、同外相は米国が圧力をかけて今回の首脳会議を壊そうとしているとして非難した。さらに、同外相は同首脳会議では、中東和平問題について、アラブ・イニシアチブを再確認するのかイスラエルにより強い態度で臨むのかを話し合いたい旨述べた。(3/27ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=6739

2008.03.23

ヨルダンのアブドラ国王は3月22日、オマーンへの公式訪問を終えて帰国した。同国王はカブース・オマーン国王と二国間関係および地域情勢などについて協議した。(3/23ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/index.php?news=6616

2008.03.21

ロンドンに本拠を置く人権団体「人権のためのシリア監視所」は3月21日に声明を出し、シリアの北東部のQamishli市で、クルドの新年前夜を祝っていたクルド人3人を殺害、5人が負傷したと述べた。(3/21シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12160

2008.03.14

シリア外務省は3月13日、レバノンのシニオラ首相宛のダマスカスでのアラブ首脳会議(3月29-30日)の招待状を、レバノン前外相のFawzi Salloukh氏(親シリア派、2006年11月に辞表を出したが政府は承諾していない)に届けた。(3/14ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=6429

2008.03.12

シリア外務省は3月12日、米国がシリア政府を「世界で最も組織的に人権侵害を行っているところ」のブラックリストに載せたことに対し、イラクのアブグレイブ刑務所やグアンタナモ収容所での米国による拷問などを挙げて、米国を非難した。(3/12ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/March/middleeast_March191.xml&section=middleeast&col=

2008.03.12

ヨルダンの複数の治安筋によると、同国政府は3月12日、元イラクのアルカイダ指導者ザルカウィなどにとっての精神的指導者とも言われているシェイク・アブ・モハンマド・アル・マクディシ(Sheikh Abu Mohammad al-Maqdisi)を釈放した。(3/12シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12065

2008.03.09

サウジアラビアの外交筋によると、シリアの外交官Bassan al-SabbaghおよびBasharal-Sho’arシリア赤十字担当国務相が3月9日、サウジのサウド外相にダマスカスでのアラブ首脳会議の招待状を手渡した。アラブ連盟のアブ・ムーサ事務局長は3月9日放映のアルアラビーヤ・テレビで、サウジは首脳会議に出席するだろうが、出席者のレベルはまだ決まっていないと述べた。(3/9シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12037

2008.03.09

目撃者によると、イラン、オマーン、カタルおよびシリアの外相が3月8日、ダマスカス(国際空港近くのレストラン)で秘密裏の会合を持った。イランおよびカタルの外相は会合終了後に即刻、シリアを出国した。詳細は不明。(3/9ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=6265

2008.03.06

スエズ運河関係の高官が述べたところによると、レバノン沖に展開していた米国の駆逐艦コールはスエズ運河を通過し、湾岸へ向かっていると述べた。(3/6ガルフ・ニュース)
http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=205551&version=1&template_id=37&parent_id=17


イラク関連

2008.03.30

アル・イラキーヤ・テレビ(イラク政府系)が報じたところによると、イラクのムクタダ・サドル氏は3月30日、サドル支持者に全ての武装活動を中止するようメッセージを出した。また同氏は、国家の施設や各政党事務所への攻撃は正当性がない旨述べた。さらに、同氏は政府に対しては、不法な手入れと拘束を中止し、全ての無罪の拘束者、特にサドル派メンバーを釈放するよう求めた。(3/30ボイス・オブ・イラク)
http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=74748&NrIssue=2&NrSection=1

2008.03.30

イラクのムクタダ・サドル氏のナジャフにおける報道官Salah al-Obeidi氏は3月30日、AFPに対し、サドル派とマリキ政権の代表者が現在の危機打開に向けて29日夜より交渉を開始したと述べた。(3/30ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/focusoniraq/2008/March/focusoniraq_March194.xml&section=focusoniraq

2008.03.29

アラブ首脳会議出席のためダマスカスを訪問中のイラクのジバリ外相はシャルクル・アウサトに対し、現在イラクで起きていることを前向きに捉えるべきだ、なぜならイラク政府はこれまで民兵に対し手ぬるい対応をとっており、政府内に民兵を浸透させ政策を麻痺させているとの非難を浴びていたのだから、と述べた。そして、そのためイラク政府は断固とした決定を行った、現在の戦闘は痛みをともなうものだが、イラク政府は現在の方法を取ることに全員が合意しており、無法者を掃討することで結束していると語った。また、これが成功すればイラク国内でのイラク政府の権威が高まることになる旨のべた。さらに、米政府が今回の作戦の実施を共用したとの見方を否定し、それは陰謀説だと述べた。そして、アラブ諸国がイラクに大使館を開設してくれることを望むと述べるとともに、2010年にはイラクでアラブ首脳会議を開催したい旨語った。(3/29シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12253

2008.03.29

ブッシュ米大統領が3月28日にオーストリアのラッド首相との会談後、イランがイラクの民兵の背後にいる、イラクでの出来事はイランが中東諸国と同じ道を歩めないことをはっきり示したと述べたことに対し、イランはこれを否定するとホセイニ・イラン外務省報道官が述べた。3月29日、イランのファルス通信が報じた。同報道官はまた、米国はイラクで深刻な問題に直面すると根拠なく他国を非難する旨述べ、イランは湾岸地域全体の安全保障と平和にとって重要なイラク情勢を懸念していると語った。(3/29ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/focusoniraq/2008/March/focusoniraq_March184.xml&section=focusoniraq

2008.03.29

シリアのバッシャール・アサド大統領は3月29日、ダマスカスでのアラブ首脳会議の開会にあたり、アラブ諸国はイラクの安定と統一を守るために協力しイラク政府と調和を図らねばならないと述べた。また、ムーサ・アラブ連盟事務局長は、イラクのアラブ・アイデンティティーは危機に瀕しており、アラブ諸国は、新生イラクが領土と市民の統一がないものとならぬよう、結束してことに当たるべき旨述べた。なお、イラクからはアデル・アブドルマフディ副大統領が出席した。(3/29ボイス・オブ・イラク)
http://www.aswataliraq.info/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=74640&NrIssue=2&NrSection=1

2008.03.29

アルジャジーラテレビは、ムクタダ・サドル氏の短いインタビューを放映した。その中で、同氏はシリアでのアラブ首脳会議に出席しているアラブの指導者たちに対し、外国人占領者へのイラクの抵抗運動を支援するよう呼びかけた。サドル氏はイランにいると見られているが、アルジャジーラはインタビューが行われた場所を明らかにしなかった。(3/29シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12244

2008.03.27

イラクの国家安全所掌顧問のルバイエ氏はシャルクル・アウサトに対し、イラク政府は3月25日に同政府が拘束していた6人のサウジ人(うち1人は昨年サウジアラビアが最重要指名手配者のリストに挙げていた人物)をサウジに引き渡したと述べた。イラク側はこの6人が有罪であるとの証拠は見つけられなかったが、サウジ側への引渡しは義務だと考えたと述べた。同顧問とサウジ高官の25日の協議では、政治および治安上の協力、情報と拘束者の交換が主要テーマであった。同顧問は、イラク法務省が拘束している100人程度のサウジ人は裁判員かけられ刑が決定されつつある一方、60人程度の多国籍軍による拘束者はサウジに引き渡し始めているとした。そして、サウジとイラクはこれまでで最も強い協力関係にあり、両国にとっての敵はテロリストであり、共にテロと戦う必要性があるとの認識で一致していると語った。また、イラク政府はサウジアラビアをはじめアラブ諸国の大使館開設を待ち望んでおり、サウド・サウジ外相とも協議していると述べた。(3/27シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12232

2008.03.10

イラン外務省のホセイニ報道官は3月10日、イラクの治安に関する米国との協議について、同月6日に予定されていたバグダードでの会議を、イラク政府が招待状を出した後に米国政府側がキャンセルしたとして非難した。(3/10ハリージュ・タイムズ)http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/March/middleeast_March148.xml&section=middleeast&col=  一方、イラクのジバリ外相は3月10日、ドバイのシャルキーヤ・テレビのインタビューで、コミュニケーション上の誤解で日程調整ができなかった旨、述べた。そして、今後為すべきことは、イランおよび米国が参加できる日程を確認して新たな日時を決定することだと語った。また、イラク駐在のカゼミ・コミ・イラン大使は3月10日、ロイターに対し、3月6日の会議は 米国が提案したものだと主張しつつも、イランは協議にコミットし続けると述べた。同日、駐バグダード米軍報道官のグレッグ・スミス海軍少佐は記者会見で、米国は新ラウンドの協議を期待していると述べた。また、同少佐は、「イラン国内の分子」がイラクの武装勢力を現在も支援しているとの明らかな証拠があるとして、拘束した戦闘員の証言および、イラン製の武器が含まれる貯蔵所がしばしば発見されていると述べた。http://www.jordantimes.com/?news=6306

2008.03.09

米国防総省のGeoff Morrell報道官から、米・イラク間の今後の関係に関する高級協議が3月8日に開始されるとの発表があったが、在イラク米国大使館の報道官およびイラク政府報道官からは、8日には協議の予定はないとの発表がなされた。(3/9ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=6287

2008.03.06

イラク政府高官は3月6日、イラクの治安に関してのイラン、米国を交えての会議は延期されたと述べた。イラン国営通信(IRNA)は5日、6日に予定されている3者協議のためにイラン代表団がイラク入りしたと報じていた。しかし、米政府は5日、そのような協議の予定はないと表明していた。(3/6シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12000

2008.03.05

複数のイランの通信社が報じたところによると、イラクの治安について米国と協議するためのイラン代表団が3月5日にバグダード入りした。イラン学生通信(ISNA)は、イラン側代表団長のReza Amiri-Moghadam氏の発言を引用して、イラク政府の見方によれば、おそらく協議は3月6日になるのではないかと報じた。一方、イラク政府報道官Ali al-Dabbagh氏はロイターに対し、日程はまだ決まっていないと述べた。(3/5シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11990

2008.03.02

イラクのタラバーニ大統領は3月2日、イランのアハマディナジャド大統領とのバグダードでの記者会見で、(イランの反体制派武装勢力)ムジャヒディーン・ハルクをイラクから追放する努力を行っていると述べた。(3/2ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/focusoniraq/2008/March/focusoniraq_March16.xml&section=focusoniraq

2008.03.01

イラクの内務省、国防省、保健省によると、2008年2月のイラクでの攻撃によるイラク一般市民の死者数は633人に上り、1月(466人)に比して36%増加した。この6ヶ月間の減少傾向から、初めて増加に転じた。しかし、2007年2月の死者数1645人、負傷者数2700人(2008年2月の負傷者数は701人)と比較すれば、格段の減少となっている。(3/1シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11955

イラン関連

2008.03.15

イランの政府報道官Gholam-Hossein Elham氏は記者会見で、イラクの政府関係者がUAEによるペルシャ湾の3島(大小トンブ島、アブ・ムーサ島)の領有権を支持したことに対し、3島がイランに属していることは疑いようもないと述べた。また、イランとイラクの関係は良好であるとして、イラク政府は、真の問題はこの地域に外国軍が存在し占領を続けていることだということを思い出して欲しい旨語った。(3/15イラン国営通信)
http://www2.irna.ir/en/news/view/line-203/0803154648143934.htm

2008.03.13

イラン軍は3月13日、国境近くのイラク側の3つの町に砲弾を撃ち込んだ。住民に死傷者は出なかった。3つの町の1つZarawahの町長は、イランの攻撃はイラン反体制派武装勢力のPejak(クルディスタンの自由生活党)を狙ったものだと述べた。(3/13シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12076

2008.03.08

イランの国防省は3月7日、テヘランで、イランのMostafa Mohammad Najjar国防相とスーダンのAbdulrahman Mohammad Hussein国防相の間で防衛協力協定に署名が交わされたと発表した。協定内容は、技術、教育、科学、工業、専門家の交換などの分野での協力および、防衛協力委員会の設置など。(3/8イラン国営通信)
http://www2.irna.ir/en/news/view/line-22/0803075881202324.htm

2008.03.06

アフガニスタンのRangeen Dadfar Spanta外相はカブールでの記者会見で3月5日、イラン政府が同国内に不法滞在しているおよそ150万人のアフガン人に早急な退去を命じたことは、アフガニスタンの平和と安定に影響を及ぼす可能性があると述べた。(3/6ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/March/middleeast_March98.xml&section=middleeast&col=

2008.03.01

イランのAli Reza Sheikh Attar外務副大臣は2月29日、イラン国営通信(IRNA)に、イランはイラクに対し10億ドルの借款を供与した、それはイランの資材を用いてイランの建設業者によるインフラ整備に当てられることになる旨述べた。同副大臣の発言は3月2日からのアハマディネジャド大統領のイラク訪問を前にバグダードを訪れていた。(3/1シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11953

アラビア半島関連

2008.03.30

クウェイトのPublic Authority for Civil Informationの統計をもとにAl-Shall経済コンサルタントが述べたところによると、クウェイトの2007年の人口は340万人で6.8%の伸びである。うち外国人は69%を占めており233万5000人(8.5%の伸び)であり、自国民は105万5000人(3.1%の伸び)である。自国民の比率は毎年下がっており、アジアからの外国人が急速に伸びている(100万人以上)。2007年のクウェイトの労働力は209万2000人で外国人が84.5%を占めている。自国民の労働力は32万4000人で、およそ79%が政府の職に就いている。(3/30ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/March/middleeast_March436.xml&section=middleeast&col=

2008.03.30

サウジ鉄道団体のAbdul Aziz Al-Hoqail総裁は、現在、2つの鉄道建設のフィージビリティー・スタディーが実施されている。1つはTaif(サマーリゾート地)と南部のKhamis Mushayt市を結ぶ東西鉄道、もう1つはジェッダと南部国境の町Jizanを結ぶものだと述べた。(3/30アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=108380&d=30&m=3&y=2008

2008.03.30

UAEのハリーファ大統領は3月29日、アラブ首脳会議開催地のダマスカスで、リビアのカッザーフィー大佐と会談をもち、同会議の議題および二国間関係強化について協議した。ハリーファ大統領は、カッザーフィー大佐がスピーチで、UAEの3島をイランが占領している問題について触れ、国際司法裁判所(ICJ)に調停してもらうことが必要だと述べたことに対し、感謝のイを述べた。同大統領はまた、UAEはこの問題の解決は二国間の直接協議またはICJに委ねることを既に提言していると述べた。同大統領はまたイラクのアデル・アブドルマフディ副大統領とも会談を持ち、3島問題解決に向けてのUAEの努力への支持に感謝した。(ハリージュ・タイムズ3/30)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticle.asp?xfile=data/theuae/2008/March/theuae_March971.xml&section=theuae

2008.03.30

サウジアラビアの重要な石油および工業施設の警備のための特別訓練コースの最初の受講者1554人が3月29日、卒業した。同国は先に、重要施設の警備のため約3万5000人を展開する計画を発表している。(3/30アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=108379&d=30&m=3&y=200

2008.03.26

イエメンのサーレハ大統領は3月25日、リヤドを訪問し、サウジアラビアのアブドゥラ国王とパレスチナ、イラク、レバノンなどの問題、3月29~30日に予定されているアラブ首脳会議、および二国間関係などについて協議した。サーレハ大統領は先般サナアにおける、ハマスとファタハ間の合意書への署名に尽力した。(3/26アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=108237&d=26&m=3&y=2008

2008.03.25

イエメンのアルカイダ聖戦組織(Qaedat al-Jihad organization)の一部であると名乗るthe Jund al-Yaman Brigadesは3月21日付でインターネット上で、3月18日のイエメンでのテロ攻撃(13人の女子学生、5人の兵士が負傷)は、学校近くの米国大使館を狙った攻撃が失敗したものだったとの声明を発表した。Jund al-Yaman Brigadesは2月に起きたスペイン人とイギリス人旅行者へのテロ攻撃でも犯行声明を出している。(3/25シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12210
バハレーンは米国と民生用原子力開発に関する協力協定に署名した。米国務省は同協定について、安全、安心、拡散防止という最大の標準を満たす方法で核の平和利用を望む中東諸国をはじめとする国々に対しては、米国は協力するという明確な意思表示である旨のべた。(3/25ガルフ・ニュース)
http://www.gulfnews.com/news/gulf/bahrain/10200187.html

2008.03.19

サウジアラビアの諮問評議会は、どの宗教(シンボルや指導者、預言者などを含め)に対しても中傷や侮辱を行うことを禁止する国際条約の制定(サウジ外務省が国連でアラブ、イスラム、その他の諸国と協力して)に関する決議を否決した(反対77、賛成33)。(3/19ガルフ・ニュース)
http://www.gulfnews.com/news/gulf/saudi_arabia/10198648.html

2008.03.17

サウジアラビアの閣議は3月17日、同国における協同組織を規定する新法を通した。同規定では、組織は少なくとも12人のメンバーからなり、1人のメンバーの出資が10%を超えないことが求められることになる。また、組織の資金は裁判所の命令による債務支払いを除いては、没収されないことになる。(3/18アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=107981&d=18&m=3&y=2008

2008.03.16

サウジアラビアのアブドラ国王は3月15日、シューラ評議会で演説し、自分は自身の責任を強く感じており、厳しい自己批判をためらわないことは神が証人であると述べた。(3/16アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=107894&d=16&m=3&y=2008

2008.03.16

最近の会計調査で、2007年に、約480万人のサウジ人および46万1000人のサウジ在住外国人が、銀行ローンを利用または融資による買い物を行ったことがわかった。(3/16アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=107903&d=16&m=3&y=2008

2008.03.16

ドバイの検事Essam al-Homaydan氏がシャルクル・アウサトに語ったところによると、240kgのジルコニウム(原子炉やロケットの開発に使用される金属)をUAEの国内外で購入してくれる人物を探していたアラブ人が起訴された。これはGCC地域で始めてのケースである。(3/16シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12114

2008.03.16

カタル初の教会(カトリック)が3月14日にオープンし(外部に鐘や十字架は取り付けられていない)、15日の集会には数千人のキリスト教徒が集まった。インターネットでは協会のオープニングに関連したイスラム過激派の脅迫メッセージが流され、米英などは語る在住の自国民に特別な警告を出していた。バハレーンには湾岸地域で初の協会(イギリス国教会、1906年)があり、クウェイトには約10の教会がある。UAEにも複数の教会があり、オマーンの教会はカブース国王が寄付をしてきた。サウジアラビアはイスラム教以外の宗教儀式を禁じているが、15日の集会に参加していた湾岸のローマカトリック大使は、サウジ側に教会建設を説得させるための協議が始まっていると述べた。(3/16クウェイト・タイムズ)
http://www.kuwaittimes.net/read_news.php?newsid=NTY1NjQxNjA0

2008.03.15

サウジアラビアのナイーフ内相は3月14日、メディナで行われた式典で、サウジアラビアはイスラム諸国会議機構(OIC)の貧困国に対し10億ドルの寄付を行ったと述べ、サウジはシャリーアをしっかりと遵守していく旨語った。(3/15アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=107874&d=15&m=3&y=2008

2008.03.15

メッカのグランド・モスクのイマームSheikh Saud Al-Shuraim師は3月14日、イスラム共通市場をつくるよう呼びかけた。同師は、その市場ではシャリーアに従い、利子を得るための金融業務は行うべきではないと述べた。また同師は、国際的金融機関はイスラム金融システムが実質的利益を得ることに成功していることを示したため、同システムを採用し始めている、コーランとスンナに金融取引の原則が説明されている、と語った。(3/15アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=107871&d=15&m=3&y=2008

2008.03.12

UAEのシェイク・ハリーファ大統領は3月11日、同国を訪問中のサウジアラビアの「忠誠委員会」(皇太子の任命、国王や皇太子が執務不能となった場合は職務を代行)の委員長Mishal bin Abdulaziz Al Saudと会談を持った。(3/12ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/theuae/2008/March/theuae_March384.xml&section=theuae&col

2008.03.10

UAEのシェイク・ハリーファ大統領は3月9日、同国を訪問したスーダンのバシール大統領と会談を持ち、両国間の関係強化(特に経済、貿易、投資分野)などについて協議した。(3/10ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/theuae/2008/March/theuae_March284.xml&section=theuae&col=

2008.03.10

クウェイトの国家防衛隊の副長官Sheikh Thamer Ali Sabah Al Salem Al Sabahは3月9日、米国のロング国防次官補代理(国際安全保障問題担当)が到着するのを前に、クウェイト・米国間の、特に安全保障および軍事関係における深い絆について賞賛した。3月10日より、第3回湾岸の安全保障に関するクウェイト・米国戦略対話が開催される。Thamer副長官はまた、今回の第3回会合では、地域の安全保障、協力、イラク問題、核開発問題、テロとの戦いなどについて協議されることになると述べた。さらに、パレスチナ問題については、エルサレム問題が地域の治安にとってのカギだと強調し、米国をはじめ国際社会が二国家共存に向けて関与し、解決されることを望むと語った。最近のイランに関する安保理決議については、クウェイトはこの問題の当事者ではないが、決議は国連憲章7章に基づいたものであると述べ、今回の米国との会合では、この問題は話されないとした。(3/10クウェイト・タイムズ)
http://www.kuwaittimes.net/read_news.php?newsid=MzUxOTk4Mjc0

2008.03.09

サウジアラビアの内務省報道官は3月8日、国民および外国人に対し、アルカイダのザワヒリ副官の困窮者への寄付の呼びかけに積極的に応えた者は、1週間以内に内務省に電話連絡し、自らの身の潔白証明視、立場を明らかにするようにと呼びかけた。(3/9アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=107650&d=9&m=3&y=2008

2008.03.08

サウジアラビアのグランド・ムフティーSheik Abdul-Aziz Abdullah al-Sheikh師は、3月8日付al-Okaz紙に掲載された声明の中で、頼まれただけで誰にでも寄付をしたり、悪いうわさや不明な背景を持つ団体に寄付することは間違いだと語った。さらに、同師は、イスラムとイスラム教徒を傷つけ、悪を行っている事で知られている組織に資金供与をすることは、より悪いことだと述べた。数日前に、アルカイダのザワヒリ副官がアフガニスタンやパキスタンの困窮している人々のために資金を集めて欲しいとのメッセージを発出している。(3/8シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=1202

2008.03.05

サウジアラビア内務省の高官が3月5日にオカズ(Okaz)紙に語ったところによると、テロリスト・グループによるサウジの石油施設および治安部隊に対する攻撃を企てが発覚、同グループはあるアラブ国家で活動しているアルカイダメンバーから指令を受けていた。3月3日にサウジでのアルカイダ・ネットワーク再構築を図っている疑いのある者たち28人を拘束したが、その中には複数のサウジ人、パレスチナ人(3人)、イエメン人(1人)が含まれていたという。また押収されたアルカイダのザワヒリ副官のメッセージは、昨年12月のメッカ巡礼期間中に非アラブ国籍の使者によって運ばれたと見られている。(3/5ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/March/middleeast_March89.xml&section=middleeast&col

2008.03.05

サウジアラビアのAbdallah bin Muhammad bin Ibrahim al-Shaykh法務相は3月5日、サウジ駐在のイラン大使Mohammad Hosseini氏との会談で、イラン政府とサウジ政府の関係は地域全体にとって、イスラムの連帯の良いモデルとなりえると述べた。(3/5イラン国営通信)
http://www2.irna.ir/en/news/view/line-22/0803050482144317.htm

2008.03.04

サウジアラビアのアブドゥラ国王は3月3日、Hashim Abdullah Yamani氏(辞任)に代わってAbdullah ibn Ahmed Zainal Alireza氏を商工業相に任命した。Alireza氏はジェッダ商工会議所会長、国務相を歴任。またサウジのWTO加盟交渉チームの責任者でもあった。(3/4アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=107480&d=4&m=3&y=2008

2008.03.04

カタルの最高教育評議会は3月3日、ウェブサイトで全ての男子生徒により厳しい行動および服装規範を適用すると公表した(4日から適応、シェイク・タミーム最高教育評議会議長(皇太子)が1月に施行を決定したもの)。また中等学校の男子生徒に夏季休暇中1ヶ月の徴兵義務を導入した。(3/4ガルフ・ニュース)
http://www.gulf-news.com/news/gulf/qatar/10194817.html

2008.03.04

サウジアラビア内務省は3月3日、国内でアルカイダの指令でネットワークの再構築を図ろうとしていた外国人武装勢力28人をサウジ警察が拘束した、またサウジ国内のテロ対策キャンペーンを開始したと発表した。(3/4シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11977

2008.03.02

UAEのシェイク・モハンマド副大統領兼首相およびドバイ首長は3月1日、エミレーツタワーで開催されたドバイ政府投資基金(the Dubai Government Investment Foundation)の設立に参加した。リー・クアンユー元シンガポール首相やドバイの半政府企業7社がこの設立への貢献で賞賛された。(3/2リージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/theuae/2008/March/theuae_March48.xml&section=theuae&col

2008.03.02

レバノンのTareq Mitri暫定外相は3月2日、民法のLBCテレビで、サウジ政府が1日、自国民に対してレバノンを離れるよう勧告を出したのは脅迫を受けたからだとのべた(詳細については語らなかった)。サウジアラビアの外交筋がAFPに語ったところによると、ベイルートで2月29日にサウジ外交官の車が銃撃された(車の乗員は難を逃れた)。なお、レバノン政府およびサウジ政府はいまだ3月末のアラブ首脳会議の招待状を受け取っていない。(3/2シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11966

2008.03.02

リヤドで3月1日にGCC外相会議が開催(カタルのAhmed Ibn Abdullah Al-Mahmoud外交問題担当相が議長)され、レバノンの大統領は予定通り3月11日に選出されるべきとの共同声明を出した。またイスラエルによるパレスチナの人々(特に女性、子供)への攻撃を非難した。(3/2アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=107410&d=2&m=3&y=200

北アフリカ関連

2008.03.10

アルジャジーラテレビは3月10日、イスラム・マグレブのアルカイダ組織の報道官が、2月22日にチュニジアで誘拐された2人のオーストリア人(男女)は自分たちが拘束中だと述べているビデオを放映した。(3/10ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/March/middleeast_March162.xml&section=middleeast&col

2008.03.06

エジプト警察は3月6日、26人のムスリム同胞団メンバーを拘束した。そのうち3人の指導者層の人物(Mahmoud Ghuzlan、Hamdi Ibrahim、Maged el-Zumur)が含まれていた。(3/6シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12001

2008.03.04

エジプトの警察(匿名)およびムスリム同胞団が明らかにしたところによると、エジプト警察は3月4日(主要地方議会選挙の立候補者受付開始日)、54人のムスリム同胞団メンバーを逮捕した。(3/4シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=11986

トルコ関連

2008.03.12

米国防総省のGeoff Morrell報道官は3月10日、ゲーツ国防長官が今年2月トルコ訪問において、ミサイル防衛設備のトルコ設置問題に関しトルコのギュル大統領、エルドアン首相およびトルコ軍のブユクアヌト参謀長と協議したと述べた。この件に関しトルコの外交筋は3月11日、トゥデイズ・ザマンに対し、トルコは米国からの提案書を受け取っていないと語った。(3/12トゥデイズ・ザマン)
http://www.todayszaman.com/tz-web/detaylar.do?load=detay&link=136182

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