CIGVI data1-2009.1-2

CIGVI 地球村研究所

Creative Institute for Global Village.

中東和平関連

2009.02.28

エジプトの国境警備関係者が匿名で2月28日にAPに語ったところによれば、ダマスカス在住のハマスの指導者の一人(NO.2)ムーサ・アブー・マルズーク氏(ガザ生れで、ガザ南部の難民キャンプで育った)が、エジプトでのファタハとの協議からの帰途2月26日に、他の3人のハマス高官とともにガザに立ち寄った。同氏のガザ訪問は、この数十年で初めて。ハマス側は同氏のガザ立ち寄りを否定している。(2009/2/28シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=15892

2009.01.16

サウジアラビアのアブドゥラ国王の呼びかけで1月15日、リヤドで緊急GCC首脳会議が開催された。首脳たちは、ガザ紛争でのジェノサイドを終わらせ、人道支援のため通行所を開放するよう一層の努力を呼びかける幅広い合意に署名した。(2009/1/16アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=118208&d=16&m=1&y=2009

2009.01.07

レバノンのヒズボラの指導者ナスラッラー師は1月7日、イスラエルによるあらゆる攻撃に対する備えはできているとして、もしイスラエルがレバノンを攻撃すれば2006年以上の大きな痛手を受けるだろう旨述べた。また、同師はアラブの指導者たちがハマスとイスラエル間の停戦仲介をしていることを非難した。(2009/1/7ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1053510.html

その他の東地中海関連 New!

2009.02.27 New!

ヨルダン原子力委員会のKhaled Toukan会長は、ヨルダンとロシアは2月26日、核開発の協力の仮合意に署名した、最終合意は3月末にモスクワで調印される事になると述べた。(2009/2/27ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2009/February/middleeast_February478.xml&section=middleeast&col=

2009.02.25

レバノンの検索官Said Mirza氏がAFPに述べたところによると、レバノン政府は2月25日、2005年のハリーリ元首相殺害容疑者として拘束している7名のうち3名を釈放した。うち2名はレバノン人の兄弟(Mahmoud and Ahmed Abdel Aal)、1名はシリア人(Ibrahim Jarjura)で、いずれも殺害に関する情報を保持し、虚偽の証言をした疑いがもたれていた。3月1日にハーグで特別法廷が開始されるのを前にした釈放。残りの4名は治安組織高官のレバノン人。(2009/2/25ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2009/February/middleeast_February454.xml&section=middleeast&col=

2009.02.17

レバノンのヒズボラ指導者のナスラッラー師は2月16日、2008年2月に殺害された同組織の軍事部門のムグニエ指導者の追悼集会においてビデオでメッセージを出し、ヒズボラはイスラエルの戦闘機に対抗するため地対空ミサイルを所有する権利があると述べた。その上で同師は、イスラエルのメディアがヒズボラは実際に地対空ミサイルを所有している可能性があると報じていることについて、肯定も否定もしないと述べた。(2009/2/17シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=15753

2009.02.16

シリアのImad Mustafa駐米大使は2月15日、米国財務省が、米国在住シリア人によるこども癌支援協会(the Children with Cancer Support)への募金50万ドルの移転を認可したと述べた。米国のジョン・ケリー上院外交問題委員会長は同日、エジプトのムバーラク大統領との会談後の記者会見で、米国はシリアとの話し合いを望んでいると語った。ケリー氏は今週、バッシャール・アサド・シリア大統領と会談予定。(2009/2/16シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=15745

2009.02.16

シリアのバッシャール・アサド大統領は2月15日、サウジアラビアの情報責任者のMuqrin王子と会談を持った。サウジ国営通信によると、同王子はサウジのアブドゥラ国王からアサド大統領への口頭メッセージを伝えた。(2009/2/16アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=119250&d=16&m=2&y=2009

2009.02.10

シリアのアル・バアス紙は2月10日付で、米国商務省が、シリア・アラブ航空が所有する2機のボーイング747の修理のためにスペアパーツの輸出を認可したと報じた。米政府からの反応は未だない。(2009/2/10ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2009/February/middleeast_February165.xml&section=middleeast&col=

イラク関連

2009.02.23

イラクのタラバーニ大統領は2月23日、二国間関係強化を目的として韓国のソウルを訪問した。同大統領は数名の閣僚、国会議員、企業関係者、およびネジェルバン・バルザーニ・クルド自治政府首相を含むハイレベルの使節団を率いている。(2009/2/23アスワト・アル・イラク)
http://en.aswataliraq.info/?p=108554

2009.02.19

イラクの独立高等選挙委員会の2月19日の発表によれば、1月31日の選挙で、マリキ首相の「法治国家連合」が地方議会の490の議席の内4分の1以上となる126議席を獲得した(14県の内ニナワとアンバルでは獲得議席なし)。バグダードでは57議席の内28議席を獲得した(スンニー派のイラク調和戦線は7議席)。またバスラでは35議席の内20議席を獲得した。(2009/2/19アスワト・アル・イラク)
http://en.aswataliraq.info/?p=108399

2009.02.19

マリキ首相に近い統一イラク連盟(UIA)の国会議員はシャルクル・アウサト紙に対し、クルド自治区のネジルバン・バルザーニ首相が米軍撤退後にアラブ・クルド間で戦争が勃発する可能性がある旨の発言をしたことは、イラクの政治情勢に悪影響を与えるとして、見解に相違のある問題は対話と憲法への関与を投資手解決すべきと述べた。先に、バルザーニ首相は、イラク政府とクルド自治政府間で論議があるキルクーク問題などが解決される前に米軍が撤退する事に懸念を表明し、米国に同問題解決に向けてイラク政府に対して圧力をかけるよう求めた。さらに、カマル・キルクーキ(Kamal Kirkuki)クルド自治政府議会副議長は、マリキ首相は第2のサッダームというべき危険人物であり、クルドの人々は同首相に完全と立ち向かおうとしている旨の発言をしている。(2009/2/19シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=1578

2009.02.14

イラクのJawad Bolani内相は2月14日、イラクのシーア派の聖地における、ペルシャ語をはじめとする外国語の表示を禁止した。同内相はシーア派の独立系、政教分離派の政治家。(2009/2/14ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2009/February/middleeast_February244.xml&section=middleeast&col=

イラン関連

2009.02.22

イランの改革派が2月21日に述べたところによると、イラン政府は6月12日の大統領選挙に立候補を表明しているモハメド・ハタミ師を宣伝する2つのウェブサイトに対する妨害をしている。昨年夏に立ち上げられたこれらのウェブサイト(http://www.yaarinews.com および http://www.yaari.ir)は、21日に国内ではアクセスできなくなった(国外ではアクセス可能)。なお、ハタミ師自身のウェブサイト(http://www.khatami.ir)は、まだアクセス可能である。(2009/2/22シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=15817

アラビア半島関連

2009.02.24

サウジアラビアの著名なシーア派の法学者Sheik Hassan al-Saffar’s師は2月23日、アブドゥラ国王に対し、メディナの霊廟(al-Baqee Cemetery)で起きたようなシーア派巡礼者に対する宗教警察による過激な攻撃を止めさせるよう、ウェブサイトで訴えた。シーア派の目撃者によると、20日に宗教警察のメンバーがシーア派の巡礼者の女性をビデオで撮影し、小競り合いになったことが発端。サウジアラビアでは女性が墓地を訪問する事は禁じられている。(2009/2/24ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2009/February/middleeast_February436.xml&section=middleeast&col=

2009.02.24

サウジアラビア王室は2月24日、スルタン皇太子(1928年生れ)のニューヨークでの手術(23日実施)は成功裏に終わったと発表した。病名は明かされていない。(2009/2/24ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2009/February/middleeast_February418.xml&section=middleeast&col=

2009.02.24

カタールのハマド首長は2月23日、ダマスカス国際空港でシリアのバッシャール・アサド大統領と会談を行った(カタールの首相兼外相が同席)。(2009/2/24ガルフ・タイムズ)
http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=275351&version=1&template_id=36&parent_id=16

2009.02.20

複数のバハレーン筋がシャルクル・アウサトに語ったところによると、最近イランがバハレーンを“イランの行政下にある”旨の表明をしたことに対し、サウジ、クウェート、UAE、エジプト、ヨルダンの態度表明を指して、GCCの3カ国がイランの発言に対する厳しい非難を表明してくれたが、エジプト、ヨルダン以上のGCCの連帯は確認できなかったとして、遅れたものでも兄弟が発言してくれることを待っている旨述べた。このことについて、バハレーン議会の外交防衛委員会Sheikh Adel al-Muawidah委員長は、カタールとオマーンの態度にバハレーン人は驚いている、カタールはサウジに次いでバハレーンに近い国であるのに、何故、兄弟の市政を示してくれないのかと語った。(2009/2/20シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=15802

2009.02.18

バハレーンの政府高官がAFPに語ったところによれば、バハレーンは天然ガスの輸入に関するイランとの交渉を停止した。この決定は、イランの高官が先週、バハレーンはイランの14番目の州であり、かつてはイラン議会に代議士を送っていたと述べたことに関連して行われた。Al-Ayam紙は、バハレーンが、昨年10月に署名したイランからの年10億立方フィートの天然ガス輸入契約を監査するためにイランに送ったチームを、呼び戻したと報じている。(2009/2/18ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2009/February/middleeast_February298.xml&section=middleeast&col=

2009.02.17

サウジアラビアのアブドゥラ国王は2月16日の閣議で、われわれの目標はアラブの統一を妨げる全ての障害を取り除くことであると述べた。(2009/2/17アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=119281&d=17&m=2&y=2009

2009.02.14

サウジ国営al-Ekhbariyaテレビが報じたところによると、サウジアラビアのアブドラ国王は2月14日、閣僚人事入れ替えの一環としてサウジ金融庁(SAMA)総裁を交代させた。1983年以来同職に就いていたHamad Saud al-Sayyari氏の後任として副総裁のMuhammad al-Saturday氏が就任した。その他の人事として、情報相にレバノン大使だったAbdul-Aziz Khoja氏が指名された。また、シューラ評議会議長Saleh bi Humaid氏が最高裁判所長に指名された。(2009/2/14シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=15719

2009.02.14

民間の国土運輸委員会(the Land Transport Committee)の調査によると、サウジアラビアの主要都市の人口密度は、2002年から2008年の6年間で120%以上増加した。同国で最も人口密度が高い都市はジェッダで、年率20~28%増加している。メッカは年率20~25%、リヤドは18~20%増加している。(2009/2/14アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=119204&d=14&m=2&y=2009

2009.02.13

人権に関する国民協会(the National Society of Human Rights)のMufleh Al-Qahtani氏によれば、サウジ人の45~60%が持ち家を持てずにおり、3万5000世帯近くの家長が一月2000SR以下の収入しかない。(2009/2/13アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=119163&d=13&m=2&y=2009

2009.01.28

エジプトのアブルゲイト外相は1月27、28日に放映されたOrbitの衛星チャンネルのインタビューで、ハマスとレバノンのヒズボラはイランの利益(イランの核開発に対する欧米の圧力回避のカード)のために中東地域を紛争へと追いやっている旨語った。また、同外相は、カタールによるガザに関するアラブ首脳会議開催の試み(1月16日)は、「アラブの共同行動」にダメージを与える恐れがあったため、エジプトはそれを阻止したのだと述べた。さらに、衛星放送(アルジャジーラ)によってエジプトの地位を貶める事ができると考えた者たちがいるが、彼らはエジプトがそうした試みよりも強いことを理解していなかった旨述べた。(2009/1/28ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2009/January/middleeast_January536.xml&section=middleeast&col=

2009.01.27

1月26日、バーレーンで3人のシーア派の反体制活動家(グループHaq、アラビア語で「権利」の意)が拘束され、体制転覆の試みと反対勢力扇動のために、テログループの訓練と資金援助をしていたとして起訴された。(2009/1/27ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2009/January/middleeast_January527.xml&section=middleeast&col=

2009.01.21

匿名のアラブ人高官がシャルクル・アウサトに対し、クウェートで1月19日に行われたミニ・アラブ首脳会議について語ったところによると、クウェート経済会議の開会式の後すぐに、サウジのアブドゥラ国王がクウェート、エジプト、ヨルダン、シリア、バーレーン、カタールの指導者たちおよびムーサアラブ連盟事務局長を会合に招いた。同高官は、この会合で、アブドゥラ・サウジ国王は過去にこだわらず和解のための率直な話し合いを呼びかけたと述べた。(2009/1/21シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=15448

北アフリカ関連

2009.01.15

エジプトのキファーヤ運動は1月15日、新指導者にアラブ民族主義者のAbdel Halim Qandil氏(アラビア語衛星放送にも度々登場し、アラブ世界で広く知られている人物、2004年のキファーヤの登場以来、スポークスマンを務める)を選んだと発表した。(2009/1/15ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2009/January/middleeast_January322.xml&section=middleeast&col=

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