CIGVI data1-2008.04

CIGVI 地球村研究所

Creative Institute for Global Village.

中東和平関連

2008.04.27

イスラエルのバラク国防相は4月27日からのワシントン訪問を延期した(2日間の訪問ではチェイニー米副大統領、ゲーツ米国防長官との公式会談などが予定されていた)。訪問の延期は、4月24日のCIAによる米議会へのイスラエルのシリア核施設攻撃関連ブリーフィングとの関連を取りざたされることを避けるのが目的。(4/27ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/978127.html

2008.04.24

パレスチナ自治政府のアッバス大統領は4月24日のパレスチナ人捕虜の日に際し、訪問先のモスクワ大学で演説を行った(テレビ放映された)。その中で、同大統領はイスラエルとの和平交渉にはパレスチナ人捕虜の釈放が含まれなければならないと述べた。(4/17ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/975992.html

2008.04.17

パレスチナ自治政府のアッバス大統領は4月24日のパレスチナ人捕虜の日に際し、訪問先のモスクワ大学で演説を行った(テレビ放映された)。その中で、同大統領はイスラエルとの和平交渉にはパレスチナ人捕虜の釈放が含まれなければならないと述べた。(4/17ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/975992.html

2008.04.17

ヒズボラが運営するテレビ局アル・マナールは4月17日、シリアのバッシャール・アサド大統領が、現実に起こりうることとしてイスラエルとの戦争に備えていると話したと報じた。その一方、同大統領はダマスカスで開かれたある会議において、現状ではイスラエルとの間の戦闘は起こらないと見ていると語っている。また同大統領は、イスラエルのリブニ外相が4月14日にカタルで行ったスピーチ(穏健派と過激派の間での戦いが行われて織、過激派がイスラエル・パレスチナ間の和平交渉の阻害を試みている旨の内容)を非難した。アサド大統領は、米国とイスラエルがイランをアラブの敵に仕立てようとしている、イランの政策と利益に対する誤解が作り出されていると見ている。(4/17ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/975950.html

2008.04.17

ヨルダンのアブドラ国王は4月16日リヤドを訪問し、アブドゥラ・サウジ国王と二国間関係の強化、および中東和平プロセスを中心とした地域情勢などについて協議した。両首脳は地域が直面している脅威の増加に鑑みれば、アラブ人が直面している危機と取り組み、その利益を守る最善の方法は継続的な協調と協議、協力の活発化である、と強調した。また中東和平については、パレスチナ人とイスラエル人が、アラブおよび国際社会がパレスチナ問題と最終地位問題について公平で包括的な解決に向けて行っている努力を活用することが必要だと述べた。さらに、中東和平プロセスにおける真剣かつ真の進展に向けての作業の遅れは、この地域に皿夏暴力と不安定性をもたらすことになると述べた。(4/17ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=7239

2008.04.16

ヨルダンのアブドラ国王は4月15日、同国を訪問したパレスチナ自治政府のアッバス大統領と、パレスチナ・イスラエル間の和平協議の進展状況について会談を持った。会談の中で、アッバス大統領はアブドラ国王に4月13日のオルメルト・イスラエル首相との会談について報告した。同大統領は記者会見で、今後ロシアで開催予定の国際会議のアジェンダの協議のためにワシントンとモスクワを訪問することになっていると述べた。また、同国王は、エジプトのムバーラク大統領に、パレスチナ・イスラエル問題を中心とする地域情勢と中東地域の問題に関する二国間およびアラブ間の協調に関する内容の書簡を送った(Bassem Awadallahヨルダン王室長官がムバーラク大統領に渡した)。(4/16ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/index.php?news=7204

2008.04.03

ハマスの政治部門指導者のメシャル氏は、4月3日付パレスチナ紙Al-Ayamの特別インタビューで、1967年の国境、エルサレム、難民帰還権を有する、完全な主権国家としてのパレスチナ国家樹立という立場は、2006年の国民合意でパレスチナとして一致を見ているとし、こうしたパレスチナの立場は多くのアラブ世界でも受け入れ可能だろうと述べた。(4/3ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/970759.html

2008.04.03

ヨルダンのアブドラ国王、エジプトのムバーラク大統領は4月2日、カイロで会談を持ち、アラブの共同行動と結束を強めることの必要性を強調した。またイスラエル・パレスチナ間の和平交渉、レバノンおよびイラク情勢などについても協議した。遅れてパレスチナ自治政府のアッバス大統領も加わった。彼らは、中東和平交渉への米国の一層の関与を訴えた。(4/3ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/index.php?news=6892

2008.04.02

イスラエル治安高官が匿名で4月1日に述べたところによると、イランはシリア国内にここ数ヶ月の間にイスラエルの軍事情報を膨張するために高度盗聴基地を設置した。どれだけの数が設置されたか等詳細は語らなかった。(4/2シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12283

その他の東地中海関連

2008.04.18
ライス米国務長官は4月17日、報道関係者の質問に対し、米国・北朝鮮間の協議について口を開き、北朝鮮とシリア関係についても、シリアはほとんど間違いなく濃縮問題と関係している旨述べた。一方、4月17日付クウェイトのアルワタン紙は、先端対空ミサイルシステムPantsyr-S1の受け取りのためにシリアの技術者の一団がロシアを訪問していると報じた。これはシリア軍に新型ミサイル防衛システムを供給するためにイランが代金を支払うことになっているシリア・ロシア間の大型案件である。(4/18ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/976166.html

2008.04.17

国連安保理は4月15日、全会一致で「安保理決議1701号(2006年8月、イスラエル・ヒズボラ紛争の終結に関する決議)のあらゆる条項の完全な達成に向けて」関与を継続するとの声明を出した。同声明には、潘国連事務総長が3月の決議1701の履行状況に関する報告書で表明した進展と懸念(永続的な停戦と長期的解決に必要な全ての主要問題の進展の必要性の強調など)が入れ込まれた。(4/17ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/?news=7231

2008.04.16

ヨルダン政府は4月15日の定例閣議で、物価上昇緩和政策の1つとして、冷凍食肉や鶏肉などいくつかの必需品の関税と消費税の免除を決定した。一方、酒類とタバコなどに対する税金の引き上げを決めた。(4/16ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/index.php?news=7202

2008.04.12

4月12日付のレバノンのAl-Shiraa誌によると、2週間前にシリアの諜報部員がダマスカスの2人のシリア高官の自宅に押し入り、彼らを殺害した。同誌によると、ヒズボラのムグニエ軍事部門指導者殺害に彼らが関与していたためである。2人の高官の家族は事件に関する口止めをされたという。この報道に先立ち、最近、シリアの諜報機関トップのAssaf Shawkat氏(バッシャール・アサド大統領の義理の兄)の関与について取りざたされていた。ハッダーム元シリア副大統領は、Shawkat氏はムグニエ殺害の状況に関する情報が明らかになった後、自宅軟禁にあると述べた。Al-Shiraa誌はまた、今週、Shawkat氏の同僚が運転する車に対し、諜報部員が発砲したが、その同僚は無事であったと報じている。(4/12イェデオト・アハロノト)
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3530818,00.html

2008.04.11

4月10日付クウェイト紙Al Siyassahが報じたところによると、2005年のレバノンのハリーリ前首相暗殺のカギを握る目撃者が4月9日に同紙に電話をかけてきて、自分は元気だが生命に危険が及ぶのを恐れてエジプトで身を隠している旨語ったという。同目撃者はシリア国籍のMohammad Zuhair Siddiq氏で、3月13日までフランスで自宅に潜んでいたが姿を消したことをフランス政府関係者が確認している。同氏はAl Siyassah紙との電話で、国連のハリーリ暗殺事件調査委員会が同氏と同師の家族の保護に失敗したとして非難し、国連に対して法的行動を起こすと述べたという。なお、Al Siyassah紙は反シリア的立場をとることで知られている。(4/11ヨルダン・タイムズ)
http://www.jordantimes.com/index.php?news=7073

2008.04.10

ハイレベルのフランス高官筋は、シリアのバッシャール・アサド大統領の姉でAsif Shawkat少将夫人のBushra al-Assadさんがフランスに滞在しており、フランスへの政治亡命を求めている、フランスがその申請を断ったなどの報道について、これを否定した。またシャルクル・アウサトに対し、同筋は、Bushra al-Assadさんはアラブのある国にいると語った。情報によると、Bushra al-Assadさんはしばしばパリやニースを訪問している。また夫のAsif Shawkat少将は何人かのフランス高官と仕事上の関係を持っており、その中には大統領府のClaude Gueant事務局長も含まれているという。(サルコジ内相当時の長官時代からの付き合い)(4/10シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12378

2008.04.07

レバノンのシニオラ首相は4月6日、カイロでムバーラク・エジプト大統領との会談後、メディア関係者に対し、自分はレバノン・シリア関係を兄弟のようなものだと考えている、兄弟関係であれば、兄弟を拉致し人質とすることはありえないと述べ、レバノンの大統領選出妨害のためにシリアがそうしたことを行っていると非難した。また、アラブ外相たちに対し、レバノン情勢の行き詰まりとシリア・レバノン間の緊張打開のために特別会合を開催して欲しいと訴えた。さらに同首相は、ミシェル・スレイマン司令官の大統領選手と、国民統一政府の形成、新選挙法を訴えたアラブ連盟のイニシアチブを実施するよう訴えた。(4/7シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12336

2008.04.03

シリア国営通信SANAが4月3日に報じたところによると、シリアと中国は4月2日、石油・天然ガス分野での協力強化の一環として、原油精製所の設立契約に署名した。報道によると石油精製所は1日に10万バーレルの原油精製能力を持ち、2011年までの完成を目指しており、設立場所はDeir Ezzorの東部の石油拠点Abu Khashab地域となる。同地域には昨年9月にイスラエル空軍が空爆した施設があった。今回の契約は、中国が一連の石油、遠距離通信、農業関係プロジェクトに対し、シリアに2000万元(300億ドル)を供与するとの合意に沿ったもの(4/3イェデオト・アハロノト)
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3527387,00.html

2008.04.03

レバノン軍司令官で大統領候補者のミシェル・スレイマン氏は4月3日付As-Safir紙のインタビューで、レバノンの政治危機が解決されることに懐疑的だと述べた。(左翼系)(4/3シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12293


イラク関連

2008.04.17

ダマスカスで開催されたイラクの治安への協力・協調に関する周辺国委員会の会議(2日間)において、参加国はイラクの国民融和の達成の重要性で合意し、アラブ連盟に対しイラク政府との協力・協調を継続することを要請した。イラクの内務次官アリ・フセイン・カーメル将官はシャルクル・アウサトに対し、同会議では最近のバスラでの出来事に焦点が当てられ、イラク側は同問題を前進させるために、そこで何が起きているかについてオープンに語ったと述べた。また、この会議は相互に率直かつ開示的に話し合う場であり友好外交をするための場ではない、イラク人の血は誰かが考えている程安価なものではないのだと述べた。さらに、名指しはしていないが、われわれはバスラに武器が流入しており、国境はきちんと管理されておらず、地域のある人々と協力しているグループがおり、その活動を支援する資金が流れていると述べた。一方、イラク外務次官のラビド・アッバウィ氏は、北イラクでのトルコ軍の活動について、基本的には軍事オプションを避け対話と外交活動を通じて解決したい旨語った。同外務次官およびイラン外務省側は、同会議でイラク側がバスラへのイランのネガティブな活動を非難したとの見方を否定した。会議のコミュニケでは、この地域全体のテロリスト・ネットワークの活動がイラクの治安の最大の脅威であり、それはすなわち地域全体の脅威だとしている。さらに武装グループから押収された武器が外国から流入したとの証拠があるとし、対応すべきと指摘している。そして、イラク政府の努力のみならず近隣諸国とイラクとの前向きな協力の重要性などが盛り込まれた。(4/17シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12455

2008.04.13

ムクタダ・サドル氏の側近で義兄のリヤド・アル・ヌーリ氏が4月11日にナジャフの自宅近くで何者かに銃殺された2日前に、ムクタダ・サドル氏はイランの権威者たちの命令で、密かにイランのコムを離れ(6ヶ月間、コム郊外の家屋に隔離されていた)、ナジャフに到着した。コムおよびナジャフの信頼できるイラク人筋がシャルクル・アウサトに語った。同筋の人たちが言うには、ちょうど5年前にアル・ハイダリヤ廟の中でイマーム・ホイ基金の事務局長のアブドゥル・マジド・アル・ホイ師への急襲をアル・ヌーリ氏が先導した。そして、その攻撃で、ホイ師とイマーム・アリ廟の責任者のハイダル・アル・ルファイ師が殺害されたという。また、同筋の人たちによると、イランの権威者はサドル氏に対し、バスラやバグダードなどでのマフディー軍とイラク治安部隊間の武力衝突に続いてサドル氏が引き起こした治安問題によって、同氏はイランを出て行かねばならなくなったと告げた。イランの穏健派指導者たちからは、サドル氏がイランにいることでイラク政府との関係に問題が生じる可能性があるとの非難の声があったという。(4/13シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12412

2008.04.12

4月11日付ニューヨーク・タイムズ紙が報じたところによると、ブッシュ米大統領は帰国中のペトレイアス駐留イラク軍司令官およびイラク駐在のクロッカー大使に、イラクに向かう途上サウジアラビアを訪問し、イラクへの全面的支援を行うようサウジ政府を説得するようと命じた。ブッシュ大統領は4月10日には、高位の外交官に対しクウェイト、ヨルダン、カタル、エジプト、UAEの指導者たちと会談し、バグダードの大使館の再開を要請するよう命じている。また、同大統領は、ライス米国務長官をクウェイトでのイラクに関する国際会議(4月22日)およびストックホルムで開催されるイラク経済再建支援会議(5月29日)に参加させる旨発表した。なお、4月21日にはバハレーンでイラク国際コンパクトの第1回フォローアップ会議が開催される。(4/12アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=4&section=0&article=108880&d=12&m=4&y=2008

2008.04.04

イラクのマリキ首相は4月4日、イラク全土でシーア派民兵に対する手入れを凍結するとの命令を発出した。前日3日には取締りを拡大すると公言していた。同首相はまた、先週の戦闘で、自宅から避難せざるを得なかった人々の帰宅許可、死亡者や負傷者の家族への現金供与、財産の損害に対する保障などについて述べた。サドル派の国会議員の一人ハッサン・アル・ルバイエ氏はAPに対し、取締り凍結の決定は、サドル派代表者たちとマリキ首相の側近たちの間での3日の交渉の結果だと述べた。また、ルバイエ氏は、両者間の交渉はまだ続いており、罪のないサドル支持者の釈放、先週の戦闘中に脱走した兵士や警察の職務復帰、サドルシティをはじめとするシーア派地域の包囲解除などのサドル派の要求について協議していると述べた。軍および警察関係者らによると、3月25日の攻撃開始後、バスラにおいておよそ900人のイラク兵士や警官がシーア派民兵との戦闘を拒否し、マフディー軍に武器や車両を渡すなどして脱走した。(4/5ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/focusoniraq/2008/April/focusoniraq_April23.xml&section=focusoniraq

2008.04.04

イラク・イスラム最高会議(SIIC)のハーキム指導者の息子のモフセン・ハーキム氏のコメントを、4月4日付のイランのMehr通信社が報じた。その中で、モフセン・ハーキム氏は、イラン政府は、イラクでの積極的な影響力を使い、イラクが平和を回復する道筋をつけた、現在の状況はイランの努力のおかげだと述べた。米国のイラク駐在クロッカー大使は4月3日、外国報道陣に対し、イランがサドル氏の決定に何らかの役割を果たしたとしても、それがどのようなものか分からないと述べた。同大使はその代わり、今回の危機の間、グリーンゾーンへのロケット弾や迫撃砲の攻撃が多数あったことを強調し、イランの関与は終わったのではなく、おそらく始まったといえるだろう旨述べた。(4/4シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12304

2008.04.03

イラクのマリキ首相は4月3日、首相府での記者会見で、先週のバスラにおけるものと同様の取締りを今後も行う、無法者とは交渉しない旨述べた。また同首相は、民兵を掃討するとの自身の決断は、タラバーニ大統領やバルザーニ・クルド自治政府議長などイラクの指導者たち方評価を得ていると語った。(4/3ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticleNew.asp?xfile=data/focusoniraq/2008/April/focusoniraq_April13.xml&section=focusoniraq


イラン関連

2008.04.16

イランのハーメネイ最高指導者は4月16日、テランで17日の軍事記念日に先立ち、幹部司令官に対しイラン軍は国家を守る義務がある、そして最高レベルの戦闘準備を継続するよう述べた。(4/16イラン国営通信)
http://www2.irna.ir/en/news/view/line-24/0804168476191043.htm

2008.04.7

イランのホセイニ外務報道官は4月7日、イランは必要な時にはイラクの治安について米国との協議を継続するつもりが、米国は在テヘランのスイス大使館を通じて協議を申し入れてきた、と述べた。(4/7シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12339


アラビア半島関連

2008.04.25

サウジアラビアのサウド外相は4月24日、リヤドでの記者会見(サウジを訪問したミリバンド英外相との共同会見)で、サウジは政治的理由ではなく、治安上の理由からバグダードでの大使館開設に至っていないのだと述べた。(4/25アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=4&section=0&article=109260&d=24&m=4&y=2008

2008.04.13

サウジアラビアのアブドゥラ国王は4月12日、国民退職者協会(National Society for Retirees、NSR、会長Dr. Abdul Rahman Al-Ansari、名誉会長はナイーフ内相)関係者との会談の中で、サウジ王国の天然資源を未来の世代のために残しておく必要があると強調し、石油がある限りサウジは経済的に困ることはないと語った。サウジ国営通信が報じた。一方、同会談においてアル・アンサリNSR会長(会員60万人以上)は、国王に対し、多くの退職者が月に1725SRしか年金を受け取っておらず、問題を抱えていると訴えた。(4/13アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=108902&d=13&m=4&y=2008

2008.04.13

サウジアラビアのアブドゥラ国王は4月12日、国民退職者協会(National Society for Retirees、NSR、会長Dr. Abdul Rahman Al-Ansari、名誉会長はナイーフ内相)関係者との会談の中で、サウジ王国の天然資源を未来の世代のために残しておく必要があると強調し、石油がある限りサウジは経済的に困ることはないと語った。サウジ国営通信が報じた。一方、同会談においてアル・アンサリNSR会長(会員60万人以上)は、国王に対し、多くの退職者が月に1725SRしか年金を受け取っておらず、問題を抱えていると訴えた。(4/13アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=108902&d=13&m=4&y=2008

2008.04.03

サウジアラビアのグランド・ムフティーのシェイク・アブドゥルアジズ・アル・シェイク(Sheikh Abdulaziz al Sheikh)師は、キング・サウド大学での現代イスラム研究本部でのワークショップに続くメディアとの会合で、イスラムに備わっている穏健さについて強調し、過激派を非難した。同師はまた、穏健さはサウジの若者たちを守り、良い方向に導くと語った。さらに、同師は他者の改革に乗り出すより前に自らの改革を行うことが重要であるとした。そして、若い世代の教育において現代技術やメディアが果たす役割の重要性を認めた。(4/3シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=12300

2008.04.02

サウジ国営通信は4月1日付で、CNNがサウジアラビアのアブドゥラ国王の宗教間対話の呼びかけについて報じ、同国王はこの重要なイニシアチブにより歴史を作る人物となるだろうと報じたことを伝えた。なお、グランド・ムフティーのシェイク・アブドゥルアジズ・アル・シェイク(Sheikh Abdulaziz al Sheikh)師は、イスラエルの宗教家たちがリヤドでの和解会議に招待されたとの報道を否定した。(4/2アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=108500&d=2&m=4&y=2008

北アフリカ関連

2008.04.07

エジプトのナイル・デルタのMahalla el-Kobraの町で4月6日、物価上昇と給与の停滞に抗議して数千人がデモを行い、建物への放火、商店からの強奪などを行った。エジプト警察は催涙ガスなどを使用し、およそ150人が逮捕され、80人程度が負傷した。また同日、エジプト全国にストが呼びかけられた。4月8日には主要な地方議会選挙が控えている。(4/7ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/April/middleeast_April57.xml&section=middleeast&col=

2008.04.03

エジプトの治安筋によると、エジプト警察は4月3日、ムスリム同胞団のメンバー51人を逮捕した。同胞団側もウェブサイトで6つの地方で拘束が行われたことを確認した。治安筋によると、拘束者の何人かは来週の地方選挙に立候補することが裁判によって明らかになった。エジプト政府が同胞団のメンバーの立候補を阻止しようとしていることに対し数千人の同胞団メンバーが講義を行った後、エジプト警察は4月1日、2日で247人の同胞団メンバーを拘束していた。(4/3イェデオト・アハロノト)
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3527374,00.html



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