CIGVI data1-2008.9-10

CIGVI 地球村研究所

Creative Institute for Global Village.

中東和平関連

2008.10.25

550人を超えるパレスチナ人警察と指揮官が10月25日早朝、ヘブロン市に展開した。任務では法と秩序の再生、および同地域におけるハマスの基盤を崩すことに焦点が当てられる。(10/25ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1031215.html

2008.10.07

モスクワを訪問したイスラエルのオルメルト首相は10月6日、クレムリンでロシアのメドベージェフ大統領と非公開の会談を持った。外交筋は、オルメルト首相はメドベージェフ大統領にイランとシリアへの武器売却(特にS-300対航空機ミサイル・システム)をしないよう説得しようとしているが、成功しそうにないと述べた。(10/7ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1027308.html

2008.09.27

シリア国営通信(SANA)が9月27日に報じたところによると、シリアのムアレム外相はライス米国務長官の求めにより、国連での中東和平カルテット会合の合間に、イラク、レバノン、中東和平について会談を持った。両者の会談は2007年11月以来2度目。(9/27ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/September/middleeast_September529.xml&section=middleeast&col=

2008.09.27

レバノンのヒズボラの指導者ナスラッラー師は9月26日、ベイルートでのアル=クッズの日(ラマダンの最終金曜日)を記念する集会においてテレビ演説をし、エルサレムの返還とパレスチナの人々の帰還はそう遠くない未来に可能となるだろう旨述べた。(9/27ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1024832.html

2008.09.26

アルカイダの影響を受けたJaysh al-Islam(イスラム軍)は9月26日、ハマスがガザでDoghmosh部族に対して行った急襲の際に、同グループのメンバー9人が殺害されたことに対し、復讐を行うとの声明を出した。さらに声明では、ガザ地区でイスラム法が実施され、イスラム国家が宣言されたならば復讐は行わないとして、3日間の猶予を与えると述べている。同声明に対し、ハマスのSami Abu Zuhriスポークスマンは、先にハマスが行った急襲はDoghmosh部族の一員がハマスの警察を殺害したことに対するものであると述べ、Jaysh al-Islamは人々に過激な考えを押し付けようとしているが、それは受け入れられないと述べた。(9/26シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14192

2008.09.17

米国に拠点を置くシリアの反体制組織のシリア改革党が9月16日にウェブサイトに掲載した記事によると、シリア在住のハマスの政治部門指導者メシャル氏の秘書Hisham al-Labadani氏が9月11日にホムス市で車から引きずり出されて銃殺された。同党によると、この殺害事件は、ハマスにイランとの協力を中止するようにとのバッシャール・アサド大統領からのメッセージだという人もいるという。なお、9月はじめにクウェイトのAl Rai紙が、シリアはイスラエルとの間接和平交渉を前進させたいとの考えがあるため、このシリアの要請を受けてメシャル氏はスーダンで暮らすためにシリアを離れたと報じていた。(9/17ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1021421.html

2008.09.02

アルカイダのイデオロギーに影響を受けたパレスチナのイスラミスト・グループJaysh al-Ummah(the Army of the Nation、民族の軍)が、イスラエルと戦うためにガザで訓練に励んでいる。ロイター通信の記者が取材をした。(9/2シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=13923

その他の東地中海関連

2008.10.27

レバノンの政治筋が10月27日に述べたところによると、ヒズボラ指導者のナスラッラー師とスンニー派のサアド・ハリーリ議員は同月27日、2006年のイスラエルとの紛争以来はじめて会談を持った。(10/27ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/October/middleeast_October479.xml&section=middleeast&col=

2008.10.25

レバノンのヒズボラのナスラッラー指導者は10月24日に同組織のテレビ局アル・マナールでのインタビューで、自分が毒を盛られてとの報道は「心理戦争」だと一蹴し、イスラエルが関与しているのではとの見方を示した。同師はさらに、このところヒズボラが内部分裂を起こしている、南米での麻薬密輸に関与しているなど、同組織についてのネガティブな報道が多い、と指摘した。(10/25ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1031227.html

2008.10.22

イラクのウェブサイトAlmalafが10月22日にベイルートの外交筋の話として掲載したところによると、レバノンのヒズボラ指導者ナスラッラー師は先週、毒物性化学成分を盛られたが、イランから駆けつけた医師によって一命を取り止めたとしている。また、同ウェブサイトは、イラン人医療団が10月19日午後11時に特別軍用機でレバノンに到着、おそらくナスラッラー師は治療のためイランに行ったと思われるとしている。ヒズボラはわが同レポートを否定している。(10/22ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1030482.html

2008.10.07

米国とレバノンは10月6日、軍事協力強化のための共同軍事委員会を設置した。同日に行われた在レバノン米国大使館とレバノン軍による共同声明では、同委員会は毎年、軍事協力について協議する機会を提供することになる、また、両国は新規にレバノン軍に安全な通信、弾薬、歩兵用武器に6300万ドル相当を米国が供与する3つの契約に署名したと述べられた。(10/7シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14314

2008.10.04

イスラエルのデビッド・ダニエリIAEA代表は10月4日、IAEAの会合での演説で、北朝鮮は中東の少なくとも3カ国に在来型武器または核技術を供給していると非難した。(10/4ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1026281.html

2008.10.02

イランの情報機関は最近、機微な地位にいる高官たち及びヒズボラ関係者に対し、彼らの対する暗殺やテロ攻撃の可能性があるとして、シリア訪問を控えるよう渡航勧告を出している。イェデオト・アハロノトは、シリアのアサド大統領の側近のモハンマド・スレイマン准将が2ヶ月前にパリを訪問し、ヒズボラによるタイと湾岸のある国での2人のイスラエル人の拉致計画を暴露したとの情報を入手した。同准将はヒズボラの計画がイスラエルで公表された後、シリアのTartous市で殺害された。(10/2イェデオト・アハロノト)
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3604309,00.html

2008.09.23

レバノン軍高官は9月23日、シリアが密輸を阻止するためにレバノン北部の国境付近に軍を展開していると述べた。(9/23ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/September/middleeast_September454.xml&section=middleeast&col=

2008.09.12

ロシアのラブロフ外相は9月12日、ハーレツの記者による、ロシア政府はイラン・カードを使う計画があるか、またイランの核開発に対する制裁を無力化するつもりがあるかとの質問に対し、直接的な回答を避け、イランに関するロシアの判断はイスラエルを傷つけようとするものではないと答えた。(9/12ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1020628.html

2008.09.12

イタル・タス通信は9月12日、ロシアの黒海艦隊所属の船舶が、ロシア軍が使用するためシリアの地中海に面したタルトゥス港の施設の再建を始めたと報じた。また、イタル・タス通信は、同12日、両国の海軍司令官がモスクワで会合を持ち両国艦隊の相互信頼と理解の強化について協議したとのロシア海軍将校の話を報じた。8月後半に、ロシアのIgor Belyev駐シリア大使が、ロシアの船舶は既に地中海地域のパトロール活動を行っていると述べていた。(9/12ハーレツ)
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1020643.html

イラク関連

2008.10.24

イラクおよび周辺諸国(サウジアラビア、クウェイト、バハレーン、シリア、エジプト、イラン、トルコ)の内相が10月23日、アンマンで会議を持ち、イラク政府の治安と安定を支援することを表明した(OICおよびアラブ連盟も参加)。(10/24アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=4&section=0&article=115754&d=24&m=10&y=2008

2008.10.22

イラン在住(コムを拠点)の影響力のあるイラク人法学者のKazim al-Hosseini al-Haeri師は、イラク・米国間の治安協定はハラームだとして反対のファトワを10月22日にウェブサイトで出した。同師はムクタダ・サドル氏の指導者だと見られている。(10/22シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14479

2008.10.21

イラクで自主的に治安活動をしている「覚醒運動」のディヤラ州の指導者Mullah Shihab al-Safi氏がロイターに電話語ったところによると、イラク治安部隊が10月21日に同氏の自宅を急襲、兄弟と父親を拘束した。同氏は当時、自宅にはいなかった。Saif氏はさらに、ディヤラ州の覚醒運動のスポークスマンLaith Saleh氏の自宅もイラク治安部隊に急襲され、同氏は殴られて拘束されたと述べた。(10/21シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14468

2008.10.18

バハレーンのSheik Khalid bin Ahmed Al Khalifa外相が10月17日、イラクのジバリ外相らと二国間関係の進展などを協議するためにバグダードに到着した。(10/18シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14436

2008.10.05

エジプトのアブル・ゲイト外相およびハッサン・ユニス・エネルギー電力相は10月5日、タラバーニ大統領やマリキ首相等と会談を行うためイラクを訪問した。1990年以来、最も高位のエジプト政府関係者のイラク訪問である。(10/5ボイス・オブ・イラク)
http://66.111.34.180/look/english/article.tpl?IdLanguage=1&IdPublication=4&NrArticle=95432&NrIssue=2&NrSection=1

2008.09.20

イラクの大アヤトラのシスターニ師の事務所は、同師の公式ウェブサイトがハッカーにより攻撃されたと表明した。(9/20ガルフ・ニュース)
http://www.gulfnews.com/region/Iraq/10246478.html

2008.09.13

キルクークやKhanaqinの問題でイラク政府とクルド人指導者間の緊張関係が見られる中、イラクのサリフ副首相は9月11日ナジャフを訪問し、大アヤトラのシスターニ師にこれら地域の現状などについてクルド側の見解を説明した。同副首相によると、シスターニ師は、イラク人の間の対話と国民の統一の必要性を強調したと述べた。(9/13シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14042

イラン関連

2008.10.30

テヘラン・タイムズは10月30日、イランは南部海岸に沿ってホルムズ海峡まで一連の海軍基地を建設し始めているとのイランのHabibollah Sayyari海軍少将の発言を報じた。パキスタンとの国境近くのパサ・バンダルからバンダル・アッバスに至るまで建設されつつあるという。(10/30シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14564

2008.10.08

2001年から2003年にかけてブッシュ政権でイランとの交渉を担当していたHillary Mann Leverett女史(夫であるFlynt Leverett氏は元CIA分析官かつ国家安全保障会議の元高官)は10月7日AP通信とのインタビューで、イランは、9.11同時多発テロ事件後に反アルカイダで米国への支援努力をする中、アフガニスタンから同国に入国した数百人のアラブ人を集め、その多くを強制退去させ、彼らのパスポートおよそ300冊の複写をとった、と述べた。さらに、その複写はアナン国連事務総長(当時)を通し米国に渡された。また、米国の尋問官は、イラン側から拘束者の幾人かに質問する機会を与えられた。イランは米国との関係を広げようとしていたと述べた。(10/8シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14333

2008.10.01

イランのハーメネイ最高指導者は10月1日、テヘランでの断食明けの説教で、敵の攻撃に対抗する唯一の方法だとしてイスラム世界の結束を呼びかけた。また、パレスチナの人々、正当なパレスチナ政府とイスマイル・ハニヤ首相について、イラン国民はあなたたちを見捨てない旨述べた。(10/1イラン国営通信)
http://www1.irna.ir/en/news/view/line-24/0810018711142038.htm

2008.09.27

イランのモッタキ外相とシリアのムアレム外相は、第63回国連総会の開会式の合間に会談を持ち、最近の両国間の強固な戦略的関係に満足を表明した。(9/27イラン国営通信)
http://www1.irna.ir/en/news/view/line-22/0809271736141013.htm

2008.09.21

イランは9月21日、1980年のイラクの侵攻を記念する恒例の軍事パレードで、シャハブ・ミサイルやSaeqeh戦闘機などの軍備を公開した。(9/21ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/September/middleeast_September407.xml&section=middleeast&col=

2008.09.20

9月16日のIAEAの特別ブリーフィングに出席した複数の外交官筋(米国のIAEA大使Gregory Schulte氏など)によると、IAEAの中東地域での査察担当責任者Herman Naeckerts氏が、イランは長距離ミサイルのシャハブ3を核弾頭が搭載できるものに改修しようとしている兆候を示す新たな証拠(写真、図表)を提示したという。(9/20ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/September/middleeast_September385.xml&section=middleeast&col

2008.09.20

イランのEsfandiar Raihm Mashai副大統領は9月20日、数紙のイランの新聞に掲載された声明の中で、先に同副大統領が行ったイラン人はイスラエルの人々の友人である旨の表明を撤回した。同副大統領は声明で、金曜の礼拝でのハーメネイ最高指導者の、イラン人がイスラエル人の友人であるというのは“非論理的”であるとの言葉に従うと語った。(9/20シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14117

2008.09.19

イランのハーメネイ最高指導者は9月19日、金曜の礼拝で、アハマディネジャド大統領の名前を挙げることは無かったが、同政権に対し否定的で不公平な非難をすることには反対である旨警告した。(9/19シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14106

2008.09.16

イランのハーメネイ最高指導者の軍事問題担当顧問のYahya Rahim Safavi少将は9月16日、イスラム革命防衛隊にペルシャ湾の防衛の任を命じ、国軍にオマーン湾とカスピ海の防衛を任じたと述べた。また、イスラエルは政治、経済、社会的に大きな戦争を始めるために必要な能力に欠けていると述べ、イランへの敵対的行為を行った場合、同地域の20万の米軍が深刻な危険にさらされる事になるだろうと述べた。(9/16イラン国営通信)
http://www1.irna.ir/en/news/view/line-17/0809169145125647.htm

2008.09.16

イランのモスタファ・ムハンマド・ナッジャール国防相(国軍兵站担当准将)は9月15日より16日までカタルのシェイク・ターミーン・ビン・ハマド・アルサーニ皇太子の公式招待でドーハを訪問した。16日の同国防相と同皇太子との会談の中で、同皇太子は地域の安全保障においてイランがカギとなると述べた。(9/16イラン国営通信)
http://www1.irna.ir/en/news/view/line-17/0809165010144259.htm

2008.09.14

イランのKargozaran紙が9月14日付けで報じたところによると、ハタミ前大統領がイランの西部での講演で、現政権の対決姿勢の外交について、敵に資するものであり、イランを傷つけることになると批判した。(9/14シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14048

アラビア半島関連

2008.10.26

GCC6カ国の財務相および中央銀行総裁は10月25日リヤドで会合を持ち、グローバル金融危機が同地域の銀行と市場のスムーズなオペレーションを害することがないよう、統一した立場をとることを確認した。(10/26アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=6&section=0&article=115807&d=26&m=10&y=2008

2008.10.23

米国政府は今週、BAEシステムズに対しユーロファイター・タイフーンに搭載している米国の機微な技術の移転を認めることを、米国議会に通告した。これにより、米国は英国がサウジアラビアに同戦闘機72機の売却交渉(200億ドル)を進めることについて青信号をともしたことになる。(10/23ガルフ・ニュース)
http://www.gulfnews.com/news/gulf/saudi_arabia/10253982.html

2008.10.02

バハレーンの内務省はシャルクル・アウサトに対し、9月30日の朝に個人の自動車でDemistan地方のZayed Bin Omeira高速道路を走行中の3人のバハレーン人が、火炎瓶で攻撃され「テロ行為」を受けたと伝えた。北部警察の臨時所長は、道路わきに集まっていた女性のアバヤに身を包んだ男性も含めおよそ25人から、攻撃を受けたとしている。(10/2シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14261

2008.10.01

バハレーンのSheik Khalid bin Ahmed Khalifa外相は、10月1日付アルハイヤートのインタビューで、中東諸国はイスラエル、イラン、トルコとアラブ諸国を含んだ地域組織をつくるべきだと述べた。そして、それが自分たちの問題を解決する唯一の道だと語った。先に、同外相は国連総会の演説で、「例外なしに」中東諸国を包含する組織の形成を呼びかけていた。(10/1シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14247

2008.10.01

サウジ金融庁(SAMA)の第44回年次レポートによると、同国の2007年のGDP成長率は3.4%、財政黒字はGDPの12.3%であった。(9/23アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=114682&d=23&m=9&y=2008

2008.09.23

サウジ金融庁(SAMA)の第44回年次レポートによると、同国の2007年のGDP成長率は3.4%、財政黒字はGDPの12.3%であった。(9/23アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=114682&d=23&m=9&y=2008

2008.09.20

カタルのシェイク・ターミーン・ビン・ハマド・アル・サーニー皇太子は9月18日夕、メッカでサウジアラビアのアブドゥラ国王と会談を持った。会談では、サウド元国王の姉妹のLulua王女の死を悼むとともに、両国間関係の発展の方途についても話し合われた。(9/20ガルフ・ニュース)
http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=242653&version=1&template_id=57&parent_id=56

2008.09.19

バハレーンの国会の最大勢力であるAl Wefaq Societyは、教育省の120人のエジプト人教師をリクルートするとの決定に対し、学部卒のバハレーン人を雇用すべきだとして反対している。教育省は適切な能力と要望に沿った人材を雇用すべきだと主張している。(9/19ガルフ・ニュース)
http://www.gulfnews.com/news/gulf/bahrain/10246045.html

2008.09.17

カタル統計局によると、同国の本年第2四半期のインフレ率は16.59%に達した。第1四半期は14.75%であった。食糧・飲料・タバコ群は22%の高騰(昨年同期は6.14%)となった。(9/17ガルフ・タイムズ)
http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=242109&version=1&template_id=57&parent_id=56

2008.09.16

サウジアラビアのGhazi Al Gossaibi労働相は9月15日、経済計画省の最新の統計によると、同国の今年の失業率は9.8%(男性6%、女性24.9%)で、昨年の11.2%から低下した、これはサウジ政府の雇用促進努力ト開発プロジェクトへの投資の増加によるものである、と記者会見で述べた。また、サウジの労働人口は2008年2月時点で407万8000人(男性342万人、女性65万6972人)に達したと述べた。さらに、サウジ人男性失業者の79%が中等教育以下の教育を受けているものである一方、サウジ人女性失業者(16万4000人)のうち12万4874人は大学卒業者であると述べた。(9/16ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticle.asp?xfile=data/business/2008/September/business_September503.xml&section=business&col=

2008.09.13

サウジアラビアの保健省のMirghalani報道官は、同国のファミリー・ヘルスケア・プログラムの推進と病院およびヘルスケア・センターの医師不足を補うために、エジプト人医師1000人をリクルートすると述べた。(9/13アラブ・ニュース)
http://www.arabnews.com/?page=1&section=0&article=114232&d=13&m=9&y=2008

2008.09.10

在バハレーン・パキスタン大使館のコミュニティー福祉担当参事官は9月9日、パキスタンはバハレーンの建設部門における熟練労働者の必要性に答えるため、毎月1万5000から2万人を供給する事に合意したと語った。(9/10ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/September/middleeast_September153.xml&section=middleeast&col=

北アフリカ関連

2008.10.01

アルカイダの北アフリカ部門は10月1日、アルジェリアのTakdemtで9月28日に起きた車爆弾テロ(死者3人、負傷者6人)の犯行声明をウェブサイトに出した。同声明で、標的は軍関係施設だったと述べている。(10/1ハリージュ・タイムズ)
http://www.khaleejtimes.com/darticlen.asp?xfile=data/middleeast/2008/October/middleeast_October6.xml&section=middleeast&col=

トルコ関連

2008.09.27

トルコの参謀幕僚のメディア担当者であるメルティン・ギュラク准将は9月26日、記者会見で、トルコの戦闘機が北イラクでPKKメンバーと見られる16人を爆撃したと述べた。(9/27トゥデイズ・ザマン)
http://www.todayszaman.com/tz-web/detaylar.do?load=detay&link=154473

2008.09.04

トルコとGCCは9月2日ジェッダで、経済、政治、安全保障の分野で協力していくことについての覚書に署名した。これは、トルコ・GCC間の「高官レベルの戦略対話」の一環として実施される第1回の外相級会議の中で行われたものである。(9/4トゥデイズ・ザマン)
http://www.todayszaman.com/tz-web/detaylar.do?load=detay&link=152119

その他

2008.10.22

コロンビア政府は10月21日、ヒズボラなどへの資金提供をしていた疑いのある3人を含む、麻薬とマネーロンダリングに関与していたと見られる100名以上の国際活動家を拘束したと表明した。この犯罪組織はベネズエラ、パナマ、グアテマラ、中東、ヨーロッパといったルートを使用していたと見られている。(10/22シャルクル・アウサト)
http://www.asharqalawsat.com/english/news.asp?section=1&id=14482

中東関連データ

情勢分析・論文

気になる書籍

催し物案内

関連リンク

スタッフ紹介 NEW!

所長・水口章
Web管理者・Chikakane