■ツライ朝はまだ明けない…… 補習を受けに7:00に登校! なんて我ながらよくできていたと思う。 |
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■tell me where you're
going / silje |
今から10年程前の思春期の頃、夜中に理由もなしに居ても立ってもいられず、街を走りだしてしまいたくなることがありました。尾崎豊の有名な「盗んだバイクで走り出す……」というフレーズがあるので、僕だけのことではないようです。いま思うと、エネルギーが余っていたんだなぁと他人事のように思えてきます。万年燃料不足の僕は、電車に乗るための小走りですら億劫です。トホホ。 しかたまに、本当にたまにですがあの頃の衝動が甦る時があります。 ノルウェーの女性ボーカル、セリアのファーストアルバム。パット・メセニーが参加し、全体に彼女の透き通った声とアコースティックギターの音色は、とてもさわやか。ヒットしたタイトル曲“やさしい光につつまれて”をヘッドフォンで聴きながら歩いていると、知らぬ間に足取りが軽く、歩幅も広く、そして速さも上がって、いつのまにか小走りに。イヤな会社にも、気持ちよく向えます。 |
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■ Coup de te'te /
Kip Hanrahan |
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■Nirvana Peter / Peter
Ivers |
何で昨日は……、嫌なことは寝て忘れたいのに、寝て覚めてもまだドンヨリと気持ちが晴れない。なぜあんなことを口してしまったのか? なぜあんなことをしてしまったのか? 時間を置いて考えてみると“?”ばかりで、自分でも信じられないことばかり。規則正しい生活は狂ってしまったが、自分の情けなさ具合は、あの頃から何も変わっていない。ハァ〜とため息。 フワフワと夢のような『Alpha Centauri』が終わったら『MIRACULOUS WEEKEND』が 始まる。ピーター・アイヴァースの情けない男っぷり全開のこの曲のメロディはとても美しいけれど、同時にとても哀しい。 消去してしまおうとしても、拭いされないドンヨリが漂う朝に聴くと、涙がポロリとしてしまう。「何やっているんだろう、俺」。いろいろと悩んだり考えた始めた頃から、問題は解決するどころか、増えるばかりで、たいした成長のない自分にため息ももらしてしまう。これからもそうなのかも……と途方にくれる。 |
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■セシルのブルース / 小島麻由美 |
どうしても起きれない朝がありますよね、みなさん。寝坊してしまうのは僕だけではないです。小学生から高校生まで、実家で暮らしていた時は、キチンと毎日同じ時間に起床していたものですが、上京し学校に通い始めた頃からどうにも生活が不規則で……。律することなく、空が明るくなるまでテレビをみていたり、本を読んでいたりしているのが悪いのでしょうか? 特に今は、仕事で強制的に不規則な生活になってしまうので、寝坊のケが顕著になってきてしまいました。あぁ。 小島麻由美のファーストになるこのアルバム。全曲好きなのですが、特に“恋の極楽特急”がお気に入りです。 寝坊して「ええい、このまま二度寝、三度寝と決め込むか」というツライ朝でも、おめざに大福やケーキを食べるように、女の子ボーカルの軽快なポップスを聴くことで、脳内の血糖値は上げることができます。 何かとこのアルバムに頼っている日が多いこの頃です。 |
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■E2-E-4 / Manuel Gottsching |
眠くて眠くて本当に眠いのに無理やり起きた朝、出がけの準備をしながら考えるのは、次に寝ることが許されるのはいつになるだろう? ということ。心の中の時計はいつくるか分からない、その時にむかってカウントダウンを始めます。それは月曜日の憂鬱に似ている感じです。 延々、1時間近くもミニマルな音が流れ、もうそろそろ終わるのかなぁ、と思っているとマニュエル・ゴッチングのこれまたウニャウニャとしたギターが入ってきて、まだまだ先の見えない終わりにむかって曲は盛り上がっていきます。 適度な興奮を感じつつ脳が犯されていっているようなこのアルバム。いつ終わるかもしれない曲を聴いていると、起きているのか、寝ているのか分からなくなってしまが、曲が終わると不思議な感覚も消えて終わり。でも今の僕の夢のような生活に朝はくるのか? フワフワ、グニャグニャの毎日にも終わりがきて欲しいと、聴き終わる度にため息をついてしまう。 |
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■Holiday For Pan
/Jaco Pastorius |
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To 安井克至 |
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